キリストのからだ・教会

光りと影『礼拝の生活』再考その122

1973年3月11日『礼拝の生活』122号 (巻頭言)「心を新たに」 4月から始まる1973年度の歩みを前に、3月4日役員選挙のために教会総会が開かれました。種々の理由で、出席者11名と委任6名という極少人数の集まりでした。 新しい年のはじめから教えられたように…

一人へ・一人から『礼拝の生活』再考その116

1973年1月21日 『礼拝の生活』116号 (巻頭言)「今年の具体的な歩み(二)」 前号において考えた執事会、役員会、男子会また教会婦人会の歩みに続いて、他の分会の今年の具体的な歩みについてさらに思い巡らしていきます。 しかし、その前に一つのことをは…

将棋の駒でなく、指し手として『礼拝の生活』再考その115

1973年1月14日 『礼拝の生活』115号 (巻頭言)「今年の具体的な歩み(一)」 前号において、私たちの群が1973年自覚的に立つ基盤を確認しました。 それは、モーセやイザヤなど神の民が歩み続けてきた道・唯一の、生ける、真の神のみ前に立つ自由と責任を与…

自立と協調『礼拝の生活』再考その114「自立と協調―今年の歩みの中で―」

1973年1月7日 『礼拝の生活』114号(巻頭言)「自立と協調―今年の歩みの中で―」 今年、私たち青梅キリスト教会の歩みは、実に厳しいものになると考えられます。 なぜ厳しいものになるかの根本理由は、明白です。群全体としての歩みが、一つの飛躍をなすかどう…

喜びカタツムリの便り15号

喜びカタツムリの便り15号発行者 日本センド派遣会総主事 宮村武夫 〒272 -0034 千葉県市川市市川3 -37 -11A メ−ル・アドレス:miyamura@send.jp 携帯番号:090 -3323 -2206 電話・ファックス 047 -374 -3225 ブログ・アドレス:http://d.hatena.ne.jp/kimiy…

今、生ける課題『礼拝の生活』再考その113

1972年12月31日 『礼拝の生活』113号 (巻頭言)「クリスマス集会を終えて―この一年の歩みの中で―」 12月24日のクリスマス集会のことを、いろいろ思い起こしています。 自然に、昨年の讃美礼拝と比較するようになり、『礼拝の生活』69号の「讃美礼拝を終えて…

「心、生活、生涯−神の恵みの舞台−」

「心、生活、生涯−神の恵みの舞台−」 Ⅰヨハネ3章24節 2012年10月21日(日) 日本福音キリスト教会連合丸亀聖書教会父、御子、御霊・三位一体なる生ける神の御名を讃美します。 [Ⅰ]序(1)午前の主日礼拝に引き続き、主にある皆様と共に、このように2回目の集…

「ひたむきな心をもって−心を一つにして道を歩む恵み−」

「ひたむきな心をもって −心を一つにして道を歩む恵み−」詩篇86篇6−11節 2012年10月21日(日) 日本福音キリスト教会連合丸亀聖書教会父、御子、御霊・三位一体なる生ける神の御名を讃美します。 [Ⅰ]序(1)今回、丸亀聖書教会主にある皆様と共に、2回の集会…

祈り・輝く種火『礼拝の生活』再考その112

1972年12月24日 『礼拝の生活』112号(巻頭言)「海外宣教―青梅キリスト教会の課題―」 1972年12月31日の主日礼拝に、尾崎宣教師がメッセージを取り次いでくださいます。この年最後の主日礼拝が、さらに意味深いときとなると確信します。 青梅キリスト教会で…

教会のキャンプか,キャンプの教会か

教会のキャンプか,キャンプの教会か −伊江島キャンプの小さな試み−★沖縄での25年の恵み、その一つは何と言っても、伊江島中高キャンプです。 昨日、徳丸町キリスト教会牧師・朝岡勝先生が、今年の信州夏期宣教講座で講演なさった、「『伝える教会』から『仕…

「時と場所」『礼拝の生活』再考その111

1972年12月17日『礼拝の生活』111号 (巻頭言)「時と場所」 今年も残り少なくなりました。この年も、先日の総選挙の結果を含めて、実に種々様々なことがありました。歴史の流れの中に生かされている者としての自覚を深めさせられる日々です。確かに、私たち…

あの厳しい美しさ『礼拝の生活』再考その109

1972年12月3日発行 『礼拝の生活』109号(巻頭言)「12月」 誰でも、一年の中には、好きな月とそれ程でもない月があるのではないでしょうか。私たちの日常生活から、季節感が奪われつつあるとは言え、やはり季節の移り変わりは、微妙な影響を私たちの生活に…

高ぶり『礼拝の生活』再考その108

1972年11月26日発行 『礼拝の生活』108号 (巻頭言)「ハリキッテいます!」 11月19日(日)午後五時過ぎ、シメオン・アンナの会の集会が持たれました。 昨年は、春の修養会だけでしたが、今年は、春に続いて秋にも集まりを持つことができたわけです。 今回…

「聖書の読み方」「礼拝の生活」再考その106

1972年11月12日 「礼拝の生活」106号 (巻頭言)「ゆっくりと、しかし確実に」 11月3日、日本同盟基督教団多摩教会の修養会で、「聖書の読み方」の主題でともに学ぶ機会が与えられました。 「聖書の読み方」について知るためには、何よりも、「聖書は何か」…

宣教活動の日常化・日常的宣教活動『礼拝の生活』再考その105

1972年11月5日 『礼拝の生活』105号(巻頭言)「特別集会を終えて」 10月27日(金)−29日(日)の特別集会は、主なる神の祝福の中に終わりました。 今主の恵みを数えつつ、今後の歩みの備えをしたいのです。 まず三日間、舟喜信先生を通して福音が明確に宣言…

聖書に見る「小」『礼拝の生活』再考その104

1972年10月22日 『礼拝の生活』104号 (巻頭言)「小さな一歩」 私たちは、この夏以来、家庭礼拝の重要性を改めて教えられてきました。 現実に、幾つかの家庭で家庭礼拝が守られるようになりました。それでも依然としていろいろな障害があります。 しかし家…

『神から人へ・人から神へ』『礼拝の生活』再考その103

1972年10月15日 『礼拝の生活』103号 (巻頭言)「救い、祈り、伝道」 10月22日の主日礼拝は、特別集会を前に、あかしを中心とした伝道礼拝です。 これは、私たちの教会にとって新しい試みです。 中学生、高校生、青年、婦人、男子とそれぞれの立場から、五…

僕仲間の交わり、その喜び

僕仲間のみことばに基づく交わり、その喜び9月30日(日)、日本同盟教団市川福音教会の主日礼拝に参加する恵みに預かりました。昨年5月、この千葉の市川に移住して以来の願いが実現して感謝でした。翌日、山口陽一先生から連絡があり、僕仲間(黙示録22章8,…

持ち味が豊かに『礼拝の生活』再考その102

1972年10月8日 『礼拝の生活』102号(巻頭言)「家庭映画伝道について」 10月27日(金)から29日(日)までの特別集会を前に、家庭映画会が予定し準備を進めています。田住師と大倉兄が中心になって奥多摩から小作までの各家庭で、ム−ディ科学映画「科学と信…

沖縄のテモテ・Y兄姉宅定礎式.

Y兄姉宅定礎式. 『見よ。子供たちは主の賜物』 詩篇127篇 [1]序 (1)私どもは、今ここにYご夫妻の新居定礎式のために集っています。この集いは、喜びのときであり、また心からの祝いのときです。 今日の機会は、人と人の絆(きずな)が一段と堅くされるときなの…

「福音宣教の使命」『礼拝の生活』再考その99

1972年9月17日 『礼拝の生活』99号 (巻頭言)「福音宣教の使命」 今、主なる神は、私たちの群に福音宣教の使命を再確認することを求めておられる深く感じています。 日本新約教団の過去数年間の聖会の主題をふり返るだけでも、この一事は明らかです。たとえ…

子供説教『礼拝の生活』再考その98

1972年9月10日 『礼拝の生活』98号(巻頭言)「9月の歩み」 私たちにとって意味深かった夏も終わりました。この9月は、夏の間に体験した恵みを教会全体の、また各自の日常生活において現実のものとしていく時です。また9月は、10月の積極的な伝道のために準…

奥多摩バイブルキャンプ場『礼拝の生活』再考その97

1972年8月6日 『礼拝の生活』97号(巻頭言)「夏季聖会を前に」 奥多摩バイブルキャンプ場での今年のプログラムも、ワークキャンプをはじめとして、どんどん進んできました。 いよいよ今週は、日本新約教団の1972年度の夏季聖会が始まります。今月は11日(金…

「教会は生きもの」『礼拝の生活』再考その96

1972年7月30日 『礼拝の生活』96号 (巻頭言)「教会は生きもの」 尊愛する先輩の牧師と電話で話している際、「教会は生きものだから」との言葉を実感をこめて言われました。 本当にその通りだと共感しました。教会は、生けるキリストの生けるからだ、生きも…

私たちの弱さと主の恵みの深さ『礼拝の生活』再考その95

1972年7月23日 『礼拝の生活』再考その95号 (巻頭言)「家庭・ホーム」 1972年の青梅キリスト教会の中心目標は、家庭と宣教活動の二つです。 そして今、主ご自身が私たちの心の中に、家庭の意味を強く教えていてくださる事実を、幾つものしるしを通して深く…

聖書的エキメニズムの恵み

聖書的エキメニズムの恵み 栃木県宇都宮にあるカトリック松が峰教会の御前ザビエル神父は、『喜びカタツムリの便り』の一斉発信の度ごとに、心のこもった応答をくださり励まされています。 今回、拙書『礼拝に生きる民 説教 申命記』をお送りしたところ、以…

「喜び、熱心、忍耐」『礼拝の生活』再考その90

1972年6月4日 『礼拝の生活』90 (巻頭言)「喜び、熱心、忍耐」 キリスト者、教会の最も大切な特徴は何かと言えば、それは喜びです。どんな喜びかと言えば、隠された宝を偶然な機会によって発見した人や、長い間求め続けた良い真珠をついに発見した商人のよ…

『からだのよみがえり』『使徒信条』再考②

聖望キリスト教会・宇都宮キリスト集会合同修養会 日時 2012年9月17日(月)午前 場所 日光 オリーブの里『使徒信条』再考② 『からだのよみがえり』 ロ−マ8章18−25節[1]序 (1)使徒信条第三項,「 我は聖霊を信ず・・・」 アッセンブリーの・ペンテコステ…

『聖徒の交わり』『使徒信条』再考①

聖望キリスト教会・宇都宮キリスト集会合同修養会 日時 2012年9月16日(日)夜 場所 日光 オリーブの里『使徒信条』再考① 『聖徒の交わり』 Ⅰヨハネ1章7節[1]序(1)このように第二回合同修養会、継続の恵みを感謝します。 昨年は十戒、今年は使徒信条。…

「百歳の励まし」『礼拝の生活』再考その88

1972年4月14日 『礼拝の生活』88号 (巻頭言)「シメオン・アンナの会―第2回修養会を前に―」 教会に委ねられている福音宣教の使命。この使命を忘れるとき、教会はもはや生きた教会としての活気を失ってしまいます。私たちは、他の人々と切り離した自分自身…