日本新約教団

群馬県鬼石と一冊の本、80代を目前にして今

群馬県鬼石と一冊の本、80代を目前にして今 フェイスブックの記事で、TCUの山口先生が鬼石について言及なさっているのを読みました。 「 鬼石と川場にキリシタンが潜伏していましたが、規模は小さく切支丹処刑場と言われるようなところはありません。」 鬼石…

「一寸の虫にも、五分の魂」の道 ―「虎の威を借りるキツネ」とならないためにー

「一寸の虫にも、五分の魂」の道 ―「虎の威を借りるキツネ」とならないためにー★日本新約教団時代以来、JEA加盟問題は、私にとって課題 2004年11月9日 全国教職者研修会分科会[1]序 (1)責任主体性を持つためには、たとえ一寸の虫と言えども事実判断と価…

Few Run Well to the End       Mark Reasoner

Few Run Well to the End Mark Reasoner ★1958年秋、私が日本クリスチャン・カレッジ1年生の時でした。 同級生の雨宮神学生の紹介で、二人の夫人宣教師カナダ人プライス先生とアメリカ人ジーンズ先生の埼玉県寄居の開拓伝道のお手伝いをすることになり…

21世紀を見据えた宣教 ー地域教会の視点からー 首里福音教会(執筆当時) 宮村

21世紀を見据えた宣教 ー地域教会の視点からー 首里福音教会(執筆当時) 宮村武夫★2千年を、沖縄の地域教会の一員として迎える中での思索。 その背景には、日本新約教団誕生とその後の歩みの中で、一貫して教会とは何かとの問いと実践的な営み。 その中で…

『主よ。地はあなたの恵みに満ち』 詩篇119篇64節 2011年7月17日 富士見が丘キリスト教会主日礼拝

『主よ。地はあなたの恵みに満ち』 詩篇119篇64節 2011年7月17日 富士見が丘キリスト教会主日礼拝〔1〕 序 (1)今回の恵みの機会感謝(2)神の恵み:からだを、聖書を通して見る事により確認 からだ 詩篇139篇13,14節。「奇しいことをなさって」、…

青梅キリスト教会の新井オイツ姉の励まし・戒めのたより

青梅キリスト教会の新井オイツ姉の励まし・戒めのたより★1970年4月から1986年3月まで、青梅キリスト教会で歩みを共にした新井オイツ姉は、「私女中」と、現代離れした自己紹介をなされていた方です。各集会で私が話した聖書の解き明かしを一心に書…

『横浜の女性宣教師たち』 日本に生涯をささげた48人の軌跡

『横浜の女性宣教師たち』 日本に生涯をささげた48人の軌跡★1958年秋,日本クリスチャン・カレッジ1年生の時、カナダからの女性宣教師プライス先生とアメリカからの女性宣教師ジーンズ先生と、同級生雨宮兄の紹介で出会いました。 埼玉寄居の開拓伝道を最…

沖縄宇堅福音教会の石川牧師から60周年記念会の感謝の便り

沖縄宇堅福音教会の石川牧師から60周年記念会の感謝の便り ここ、沖縄ではさわやかな秋風が吹く頃となりました。内地の方は雪の舞う所もありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。増々主の祝福と御恵みがありますようにお祈り致します。 さて、11月5日…

《 宇堅福音教会60年の歩み 》ーマーガレット・リッジウエイ宣教師が蒔いた種の波紋は沖縄へまでー

《 宇堅福音教会60年の歩み 》 ーマーガレット・リッジウエイ宣教師が蒔いた種の波紋は沖縄へまでー★宇堅福音教会の石川芳隆牧師が、貴重な資料《 宇堅福音教会60年の歩み 》を恵送下さいました。 マーガレット・リッジウエイ宣教師の働き生み出さた、日…

日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性 マーガレット・リッジウェイ(最終回)最後の追い込み 翻訳者 : 山本正浩

日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性 マーガレット・リッジウェイ(最終回)最後の追い込み 翻訳者 : 山本正浩 ★日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性 マーガレット・リッジウェイ 宣教師の働きとその影響についての報告のクリスチャントゥデイにおける連…

アラスカと私 その4 沖縄から見た宣教      ー聖書に学ぶ地理的センス, 日本福音キリスト教会連合の交わりの中でー

アラスカと私 その4 沖縄から見た宣教 ー聖書に学ぶ地理的センス, 日本福音キリスト教会連合の交わりの中でー [1]序.(1)聖書. 聖書と歴史. 歴史,時,時間→狭い意味での歴史,歴史的(時,時間)的センス. 歴史,場所,地理的センス.(2)個人…

アラスカと私 その7 2011年5月、沖縄を離れる直前、敬愛する那須勝信・千鶴子ご夫妻へのメール

アラスカと私 その7 2011年5月、沖縄を離れる直前、敬愛する那須勝信・千鶴子ご夫妻へのメール★組織としての日本新約教団は、今や存在しません。 しかし、石川福音教会の重元先生が言われるように、私は、今も日本新約教団時代と全く変わらず、まさに日本新…

アラスカと私、その3 「キリストにある、二人旅」 ―那覇→霧島→星塚→那覇―

アラスカと私、その3 「キリストにある、二人旅」 ―那覇→霧島→星塚→那覇― ☆私なりに、旅の記録、特に宣教の旅の記録を断続的に書き続けてきました。 今まで書いてきたものを少し時間をかけて整理したいと考えることもありました。 しかし実行は、なかなかで…

アラスカと私、その2                     「ダニエルは心に定め」 ダニエル書1章8〜21節

アラスカと私、その2 「ダニエルは心に定め」 ダニエル書1章8〜21節★沖縄滞在25年は、聖書を味読・身読、説教に従事した時でした。確かに躁鬱の中ではありました。 その中で、ダニエル書から説教をなし、アラスカのビンセント・ジョイを覚えることは愉快…

アラスカと私、その1

アラスカと私、その1★1977年10月、母校への訪問旅行の際、アラスカに寄りました。 アラスカは、私にとって特別な地の一つです。生涯の段階で書いてきたものを連載します。日本からのアラスカの祈りが起こされ、継続されることを願いつつ。『礼拝の生活』110…

小沢容子姉、そして青梅キリスト教会、恵みの思い出

小沢容子姉、そして青梅キリスト教会、恵みの思い出 一枚の便せんに書かれた、青梅キリスト教の小沢容子姉の詩が、資料の間から出て来ました。 小児麻痺の痛みと痙攣を身に帯びつつ生涯を全う御許に召された容子姉。新井オイツ姉をはじめ、身近の方々の口述…

ヘブル13:7への小さな応答ー健忘症からの解き放ち その1 「神のみことばをあなたがたに話した指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生活の結末をよく見て、その信仰にならいなさい」(ヘブル13:7)

ヘブル13:7への小さな応答ー健忘症からの解き放ち その1 「神のみことばをあなたがたに話した指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生活の結末をよく見て、その信仰にならいなさい」(ヘブル13:7)★過去の恵みとその応答を覚えることこそ、今現に注…

福音派教会は何を取り戻さなければならないのか 後藤敏夫著『神の秘められた計画』出版記念会 記者 : 雜賀信行

福音派教会は何を取り戻さなければならないのか 後藤敏夫著『神の秘められた計画』出版記念会 記者 : 雜賀信行 http://www.christiantoday.co.jp/articles/24250/20170807/the-mysteries-of-god-toshio-gotou.htm ★本記事は、先週のクリスチャントゥデイの記…

舟喜信先生の思い出

舟喜信先生の思い出★7月31日、後藤敏夫著 『神の秘められた計画』出版記念の集いに出席、後藤敏夫先生や松元保羅先生に、久しぶりで再会。深い慰めと励ましを受け、また挑戦を受けました。 日本福音教会連合の現状、特に一部の牧師方の現状を見聞きする中で…

後藤敏夫著『神の秘められた計画 福音の再考――途上での省察と証言』(いのちのことば社)の出版記念会、クリスチャントゥデイ編集長による報告記事、そして後藤と宮村メールの交換

後藤敏夫著『神の秘められた計画 福音の再考――途上での省察と証言』(いのちのことば社)の出版記念会、クリスチャントゥデイ編集長による報告記事、そして後藤と宮村メールの交換http://www.christiantoday.co.jp/articles/24250/20170807/the-mysteries-of…

クリスチャントゥデイの本記事に鬼石の名を見、驚き、喜び、同時に心痛み、祈る

クリスチャントゥデイの本記事に鬼石の名を見、驚き、喜び、同時に心痛み、祈るhttp://www.christiantoday.co.jp/articles/23739/20170512/silence-movie-catholic-hidden-christian.htm 北関東の渡瀬・鬼石キリシタン殉教者顕彰祭 私自身、全部の記事に目を…

クリスチャントゥデイの記事に目を通してくれたJECAの牧師にフェイスブックの便り

クリスチャントゥデイの記事に目を通してくれたJECAの牧師にフェイスブックの便り クリスチャントゥデイの記事に目を通されたご様子、また共通の友達幾人もうれしいです。 2000年を迎えようとしていた当時、21世紀に向けてのJECAの宣教指針として、沖縄地区…

石川福音教会との主にある交わりの中で、その波紋の広がり

石川福音教会との主にある交わりの中で、その波紋の広がり

重元ご夫妻に断られた三回、三つのこと

重元ご夫妻に断られた三回、三つのこと 宮村武夫・君代 「沖縄に、石川福音教会の重元清あり」、この言葉とこの事実こそ、終の棲家と思い定めていた沖縄から、2011年5月離れる際も、その後の月日も、沖縄と私たち夫婦を結び付けてくれている、堅い絆な…

石川福音教会の重元清牧師から戦場での連絡文

石川福音教会の重元清牧師から戦場での連絡文沖縄における20年を越える年月、重元ご夫妻は私ども二人にとって常に主にある戦友、そして今も、ますます心のの友。 2008年4月、私が、小さな群れ・宇都宮キリスト集会牧師に就任した際、頂いた便り。 「一方、勇…

奥多摩と妹嶋崎恵美子

「5月21日午前11時から奥多摩福音の家で50周年記念」との報告を受け取りました。 1970年4月から1986年3月、青梅キリスト教会の牧師であった期間、奥多摩は特別の場所で、若くして召されたハルム宣教師とは、主にある親しい交わりを与えられました。 昨年4…

クリスチャントゥデイの働きの源泉 青梅線沿線の諸教会の交わり ①

クリスチャントゥデイの働きの源泉 青梅線沿線の諸教会の交わり① クリスチャントゥデイの働きをなしつつ、沖縄での25年の日々が大切な土台となっている事実を、沖縄での日々実感しています。 しかしさらに沖縄に移住する以前の青梅沿線の諸教会の交わりが、…

「教会における子供の立場」『礼拝の生活』再考その129

1973年5月13日 『礼拝の生活』129(巻頭言)「教会における子供の立場」 今年青梅キリスト教会の会員の家庭また私たちと深い交わりを持つキリスト者の家庭で、出産が続き、とても感謝です。 毎月第一主日に教育の課題を聖書から根本的に学びつつあるのは、こ…

「約束・ことば」『礼拝の生活』再考その127

1973年4月29日 『礼拝の生活』127号 (巻頭言)「約束」 今、週に一度、もみの木幼児園でアブラハムの記事を子供たちに話しています。子供たちによく理解してもらおうと努力しています。 こうした試みを続けている現在、アブラハムの記事全体を流れる基本線…

奥多摩バイブルキャンプ場『礼拝の生活』再考その97

1972年8月6日 『礼拝の生活』97号(巻頭言)「夏季聖会を前に」 奥多摩バイブルキャンプ場での今年のプログラムも、ワークキャンプをはじめとして、どんどん進んできました。 いよいよ今週は、日本新約教団の1972年度の夏季聖会が始まります。今月は11日(金…