キリスト 呼応

2015年5月23日(土)③2015年ペンテコステ・メッセージ:からだと聖霊ご自身、使徒1章8節と1章9〜11節 二つの固い結び付き

2015年5月23(土)③ペンテコステ・メッセージ:からだと聖霊ご自身、使徒1章8節と1章9〜11節 二つの固い結び付き [1]序 2015年のペンテコステは、クリスチャントゥデイ編集長として迎える、昨年に続き2回目のペンテコステです。驚いています。…

2015年3月18日(水)② 聖書の切れ味 145

2015年3月18日(水)② 聖書の切れ味 145 驚くべき恵みの事実「キリストが私のうちに生きておられる」 (ガラテヤ2:20 新改訳) 「キリストがわたしの内に生きておられる」 (ガラテヤ2:20 新共同訳) 「キリストこそわたしのうちに生きておられる」 (ガラ…

類似と共に、明確な区別も

類似と共に、明確な区別も ユダヤ教も新約聖書も、旧約聖書に立つ故、類似性はあるのは当然。 しかし私の知る限り、「真の神が人間・からだとなった事実」を、ユダヤ教の立場からは認められない。 この認められない主張を主イエスがなし続けたので十字架につ…

主イエスの自己意識

主イエスの自己意識私の素朴な、しかし基本的な見通しは、以下のものです。旧約聖書→ユダヤ教→新約聖書との流れ理解に疑問を覚えます。私の基本理解は、 旧約聖書→ユダヤ教 旧約聖書→新約聖書、この二つの流れが並存する。 ユダヤ教と新約聖書は、旧約聖書に…

私の興味の焦点は

私の興味の焦点は、主イエスの自己理解です。福音書、さらに聖書自体を通して、主イエスの自己理解を知りうるかどうかの判断は、ご存知のように、聖書観により左右されることであり、学問的な研究であるか素朴な読み方の違いで、片づけられる課題でないと私…

受肉の恵み―人間・からだのクリスマスー

受肉の恵み―人間・からだのクリスマスー2014年のクリスマスを迎える中で、ヨハネ1章14節を特に思い巡らしています。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。…

喜びカタツムリのうた

お仲間と共に喜びカタツムリの歩み、 ですから速さを競わない。勝った負けたの話ではない。喜びカタツムリの歩み、 ですから君代の言うように前進あるのみ。過去に縛られない。喜びカタツムリの歩み、 ですから壁をよじ登り越える。必ず直面する死の壁も絶望…

「からだのよみがえり」                          Ⅰコリント15章50−58節      

「からだのよみがえり」 Ⅰコリント15章50−58節[1] 序 今年のイースターは、4月20日。 確かに例年のように今年もイースターです、しかし同じイースターでも、2013年でも、2015年でもなく、まさに2014年のイースター。天地の創造から新天新地までの全歴史を…

「弱さと責任」     Ⅰペテロ5章1−5節

2013年10月27日 聖望キリスト教会 主日礼拝Ⅰペテロ5章1−5節 「弱さと責任」御父、御子、御霊、生ける三位一体なる神の御名を讃美します。 [1]序 (1)2013年9月22日の主日礼拝から1箇月、この期間も様々な面で恵みから恵みへの歩みでした。特に、10月13…

「苦しみを喜ぶ」 Ⅰペテロ4章11−19節

2013年9月22日 聖望キリスト教会 主日礼拝Ⅰペテロ4章11−19節 「苦しみを喜ぶ」 御父、御子、御霊、生ける三位一体なる神の御名を讃美します。 [1]序 (1)2013年8月25日の主日礼拝から1箇月、夏から秋への移行を実感しながら皆様と共に主を礼拝し、みこ…

「キリストの苦しみにあずかる」(Ⅱ)

2013年7月28日 聖望キリスト教会 主日礼拝 Ⅰペテロ3章18−4章6節 「キリストの苦しみにあずかる」(Ⅱ)御父、御子、御霊、生ける三位一体なる神の御名を讃美します。 [1]序 (1)2013年6月23日の主日礼拝から約1箇月、今朝7月28日、こうして再び皆様と…

「どのような状況でも、キリストのしもべとして」

「どのような状況でも、キリストのしもべとして」 2013年年4月28日(日)午後 聖望キリスト教会 聖書味読・身読会[1]序 (1)Ⅰペテロ2章18節−3章13節、ロ−マ社会の矛盾を一身に身に受ける奴隷の実例を通して、ロ−マ社会のどの階級の者であっても、キリス…

ルカの福音書身読の手引き・その20

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。 首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報告。 「花婿が取り去られたら」 ルカの福音書5章33節〜39節[1]序 今週は、受難週です。主イエスの十字架への道を一年の歩みの中でも特別に思い巡らす週です。現在…

ルカの福音書身読の手引き・その19

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。 首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報告。 「罪人を招いて」 ルカの福音書5章27節〜32節[1]序 今朝は、ルカの福音書5章27〜32節の箇所(マタイ9章9〜13節、マルコ2章13〜17節参照)を、…

ルカの福音書身読の手引き・その18

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。 首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報告。 「罪を救す権威」 ルカの福音書5章17節〜26節 [1]序 今朝は3月最後、そして1991年度最後の主日礼拝です。今朝はルカの福音書5章17〜26節を味わい…

ルカの福音書身読の手引き・その17

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。 首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報告。 「しかしイエスご自身は」 ルカの福音書5章12節〜16節[1]序 4月からの新しい歩みを直前にしている方々の備えの導きを願いながら、今朝は、ルカの福音書の5…

ルカの福音書身読の手引き・その16

「でもおことばどおり」 ルカの福音書5章1節〜11節[1]序 今朝は、ルカの福音書の5章1節以下の箇所を読み進めます。[2]「でもおことばどおり」(1〜8節)(1)状況。大勢の人々が主イエスの話を聞くため集い、主イエスはシモンの持ち舟に乗り…

『見える人間、見えない神』

『見える人間、見えない神』 ヘブル13章7、8節, 2012年11月18日 東所沢恵み教会[1]序 (1)ヘブル人の手紙の中でも最も大切な一つ13章8節、「いつでも,同じ」主イエス・キリストを仰ぎ望み、私たちが置かれているそれぞれの場で、主の恵みに生かされ…

「喜び、熱心、忍耐」『礼拝の生活』再考その90

1972年6月4日 『礼拝の生活』90 (巻頭言)「喜び、熱心、忍耐」 キリスト者、教会の最も大切な特徴は何かと言えば、それは喜びです。どんな喜びかと言えば、隠された宝を偶然な機会によって発見した人や、長い間求め続けた良い真珠をついに発見した商人のよ…

今直面している私の課題『礼拝の生活』再考、その85

1972年4月23日 『礼拝の生活』再考,85号(巻頭言)「洗礼の意味―葬式と誕生日―」 来週の主日午後、洗礼式が予定されています。 この一週間、教会全体で洗礼の意味を深く思いめぐらし、受洗される兄弟姉妹と共に心の備えをいたします。 洗礼の意味について考…

★Ⅰコリント15章とロ−マ8章『礼拝の生活』再考その82

1972年4月2日 『礼拝の生活』再考その82号 (巻頭言)「復活のメッセージ」 青梅キリスト教会では、復活祭の早天礼拝を永山公園で守る習慣があります。 それは、とても意味のあるよい習慣です。 昨年の早天礼拝では、マタイの福音書28章16−20節を味わいまし…

「教会の一致をめぐって−課題は歴史的自覚−」

★「福音主義とは何か」シリーズの2回目に書いたものは、 「教会の一致をめぐって−課題は歴史的自覚−」です。 第1回目が聖書についてであり、第二回目が教会についてなのです。「教会の一致をめぐって−課題は歴史的自覚−」 教会の一致という課題に、原理的に…

『この母にして、この娘あり』「2012年松原湖夏期聖会を前に」その②

『この母にして、この娘あり』 8月13日(月)からの松原湖バイブルキャンプでの夏期聖会に備えている中で、 昨夜は、聖望キリスト教会会堂で夏の夕べのコンサートがあり、至福の時を過ごしました。 テノ−ル独唱者・阿宮慎祐(あみや・しんすけ)さんは、日本…

『死者の中からのキリストの復活−その恵みの深さと広さ−』

2012年4月24日 宇都宮キリスト集会イースター礼拝『死者の中からのキリストの復活−その恵みの深さと広さ−』 Ⅱテモテ2章8−13節[1]序 (1)主イエスの復活とパウロの生涯、使徒の働き9章1−9節。 ロ−マ1章1−4節、ローマ人への手紙全体の基盤。 (2)ダマス…

「愛の根拠と力」『礼拝の生活』再考62

1971年10月31日 『礼拝の生活』63号(巻頭言)「愛の根拠と力―11月7日(日)を前に―」 信仰、希望に続いて、聖書が宣言している「愛」の事実に聞き入りたいと願っています。 しかし、「愛」という言葉を口に出したり耳にしたりするのが、誠に空しく感じられる…

『キリスト、信仰の創始者また完成者』

『キリスト、信仰の創始者また完成者』 ヘブル12章2節 2012年7月1日(日) 沼津港町教会 父、御子、御霊・生ける三位一体なる神の御名を崇めます。 [Ⅰ]序 (1)今朝、久し振りで貴教会の礼拝に出席することを許され感謝します。その上、宣教の機会も与え…

『礼拝の生活』再考、その40

971年4月11日 『礼拝の生活』39号 「キリストとキリストの教会 ――キリストの死と復活の故に――」 「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたのです」(ローマ4:25) 今年のイースターは、4月11日。キリスト…

『礼拝の生活』再考、その36

1971年2月28日 『礼拝の生活』35号「知り給う神」 私たちを、心の底から虚しい思いにさせる事実があります。 百年もすれば、私たちの全部と言わずとも大部分の者にとって、自分の生きていたことすら全く忘れ去られてしまう事実です。そんな虚しさに堪えかね…

「インマヌエル」(神は私たちと共に)、 ニ題

★1970年12月20日の集会では、以下の「インマヌエル」(神は私たちと共に)について宣教をいたしました。 青梅での16年と沖縄の25年の日々の歩みの後、2011年7月25日、「Aご家族とともに」―我らとともなる被爆者キリスト―の題で、宣教いたしました。 「イン…

『微妙―しなやかに、かろやかにー』

2011年11月13日 小海キリスト教会 主日礼拝 『微妙―しなやかに、かろやかにー』 マルコ2章23−28節 [1]序 父、御子、御霊なる三位一体の神の御名を崇めます。 (1)今朝、小海キリスト教会の主日礼拝に参加できる喜び。 そもそも主日礼拝の驚くべき恵み。…