2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄のテモテ・Y兄姉宅定礎式.

Y兄姉宅定礎式. 『見よ。子供たちは主の賜物』 詩篇127篇 [1]序 (1)私どもは、今ここにYご夫妻の新居定礎式のために集っています。この集いは、喜びのときであり、また心からの祝いのときです。 今日の機会は、人と人の絆(きずな)が一段と堅くされるときなの…

「福音宣教の使命」『礼拝の生活』再考その99

1972年9月17日 『礼拝の生活』99号 (巻頭言)「福音宣教の使命」 今、主なる神は、私たちの群に福音宣教の使命を再確認することを求めておられる深く感じています。 日本新約教団の過去数年間の聖会の主題をふり返るだけでも、この一事は明らかです。たとえ…

子供説教『礼拝の生活』再考その98

1972年9月10日 『礼拝の生活』98号(巻頭言)「9月の歩み」 私たちにとって意味深かった夏も終わりました。この9月は、夏の間に体験した恵みを教会全体の、また各自の日常生活において現実のものとしていく時です。また9月は、10月の積極的な伝道のために準…

「12年という歳月」

「12年という歳月」 ルカの福音書8章40節―56節 聖書を読んでいると、時・年齢・年代などの記述に、私たちの注意を向けざるを得ない場面に出会います。 ルカ8章40−56節がその一例です。 「8:40 さて、イエスが帰られると、群衆は喜んで迎えた。みなイ…

「短さの恵み」

「短さの恵み」 沖縄の空港に降り立ち、私が沖縄らしさを一番意識したのは、二月の日々でした。本土との温度差が10度以上と、一番はっきりする時期なのです。沖縄と本土の距離を改めて肌で感じ、位置感覚に快い刺激を受けます。 そして二月の短さ。三十日や…

宣教牧師・牧会宣教師

宣教牧師・牧会宣教師★敬愛する若い牧師ご夫妻に、数年前以下のメールを差し上げて以来も、宣教牧師・牧会宣教師について見果てぬ夢を、なお見続けています。 「・・・M市でお会いした際も、パウロに見るような本来の牧会者は、宣教師としての精神を持ち生活…

奥多摩バイブルキャンプ場『礼拝の生活』再考その97

1972年8月6日 『礼拝の生活』97号(巻頭言)「夏季聖会を前に」 奥多摩バイブルキャンプ場での今年のプログラムも、ワークキャンプをはじめとして、どんどん進んできました。 いよいよ今週は、日本新約教団の1972年度の夏季聖会が始まります。今月は11日(金…

喜びカタツムリの便り14号

喜びカタツムリの便り14号 発行者 日本センド派遣会総主事 宮村武夫 〒272 -0034 千葉県市川市市川3 -37 -11A 携帯番号:090 -3323 -2206 電話・ファックス 047 -374 -3225 ブログ・アドレス:http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/ 振替口座番号 00240‐0‐82660 《…

「教会は生きもの」『礼拝の生活』再考その96

1972年7月30日 『礼拝の生活』96号 (巻頭言)「教会は生きもの」 尊愛する先輩の牧師と電話で話している際、「教会は生きものだから」との言葉を実感をこめて言われました。 本当にその通りだと共感しました。教会は、生けるキリストの生けるからだ、生きも…

私たちの弱さと主の恵みの深さ『礼拝の生活』再考その95

1972年7月23日 『礼拝の生活』再考その95号 (巻頭言)「家庭・ホーム」 1972年の青梅キリスト教会の中心目標は、家庭と宣教活動の二つです。 そして今、主ご自身が私たちの心の中に、家庭の意味を強く教えていてくださる事実を、幾つものしるしを通して深く…

聖書的エキメニズムの恵み

聖書的エキメニズムの恵み 栃木県宇都宮にあるカトリック松が峰教会の御前ザビエル神父は、『喜びカタツムリの便り』の一斉発信の度ごとに、心のこもった応答をくださり励まされています。 今回、拙書『礼拝に生きる民 説教 申命記』をお送りしたところ、以…

聖書の学び & 燻製の会 

秋の愛餐夕食会2012 聖書の学び & 燻製の会 ≪ リハビリの喜びをあなたに ≫主は私たちのために大いなることをなされ、 私たちは喜んだ。 詩篇126 メッセージ 宮村武夫牧師 (日本センド派遣会総主事・聖望キリスト教会宣教牧師)2009年12月、脳…

『愛の業としての説教』『礼拝の生活』再考その94

1972年7月2日 『礼拝の生活』94号 (巻頭言)「イスラエルの歴史の学び―旧約聖書と私―」 青年会主催による「イスラエルの歴史」の学び、6月に続いて第二回目の集まりが、7月9日午後1時半から持たれようとしています。 第1回の集会に参加された方は限られてい…

ヨハネの手紙第一に見る聖霊ご自身

ヨハネの手紙第一に見る聖霊ご自身 2012年年9月23日(日)午後 聖望キリスト教会 聖書味読・身読会[1] 序 ヨハネの手紙第一に見る交わり・聖徒の交わりの原動力である、聖霊ご自身の働きについて、ヨハネの手紙第一で教えられている事実を確認します。 聖…

『ヨナは、主のことばのとおりに』

2012年9月23日 聖望キリスト教会 主日礼拝 ヨナ書3章3−9節 『ヨナは、主のことばのとおりに』御父、御子、御霊、生ける三位一体なる神の御名を讃美します。 [1]序(1)9月16日(日)と17日(月)、第二回聖望キリスト教会・宇都宮キリスト集会合同修養会…

沖縄公会の夢をめぐって

沖縄公会の夢をめぐって 日本福音主義神学校協議会総会シンポジューム発題 『神学校の地域性について』 日時 2002年10月7日(月) 場所 東京聖書学院 発題 宮 村 武 夫 (沖縄聖書神学校)[1]序 (1)「始めは小さく、計画は大きく」(A.シュラッター)。(2…

第13回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会

第13回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会日時 2012年9月22日(土)午後2時 場所 〒272 -0034千葉県市川市市川3 -37 -11A 市川うちな−んちゅの部屋 祈祷課題 基本課題 基地返還後の沖縄の展望のため 具体的課題 ①95回首里朝祷会 2012年10月2日(火)午前7時ー8時…

「突然か必然か」『礼拝の生活』再考その92

1972年6月18日 『礼拝の生活』再考92号(巻頭言)「突然か必然か」 先週から今週にかけて、身近かで三浦さんをはじめ三人の方が、二十代や三十代の若さで突然亡くなられました。それぞれの方の様子を聞けば聞くほど、突然との感を否定できません。そして引き…

「旧約聖書と私たち」『礼拝の生活』再考その91

1972年6月11日 『礼拝の生活』91号 (巻頭言)「旧約聖書と私たち」 青年会主催で月一回イスラエルの歴史を学ぶ集まりが、6月第二主日午後から持たれようとしています。イスラエルの歴史と言っても、主に旧約聖書通論と言ったものです。地味な歩みを続けてい…

ハーバードからの報告

Dear Friends, Karen King, the Hollis Professor of Divinity at Harvard Divinity School, today announced the existence of a papyrus fragment from Egypt that refers to a previously unknown early Christian gospel. In the text of the fragment, …

「喜び、熱心、忍耐」『礼拝の生活』再考その90

1972年6月4日 『礼拝の生活』90 (巻頭言)「喜び、熱心、忍耐」 キリスト者、教会の最も大切な特徴は何かと言えば、それは喜びです。どんな喜びかと言えば、隠された宝を偶然な機会によって発見した人や、長い間求め続けた良い真珠をついに発見した商人のよ…

携帯電話祈りの交わり『礼拝の生活』再考その89

1972年5月28日 『礼拝の生活』89(巻頭言)「私たちの使命を果たす力の源―祈祷会の重要性の再確認―」 今、私たちの教会にとって与えられている大きな使命が、次第にはっきりと表されつつあります。奥多摩、小作への広がり、教会学校の充実、中学生会、高校生…

『からだのよみがえり』『使徒信条』再考②

聖望キリスト教会・宇都宮キリスト集会合同修養会 日時 2012年9月17日(月)午前 場所 日光 オリーブの里『使徒信条』再考② 『からだのよみがえり』 ロ−マ8章18−25節[1]序 (1)使徒信条第三項,「 我は聖霊を信ず・・・」 アッセンブリーの・ペンテコステ…

『聖徒の交わり』『使徒信条』再考①

聖望キリスト教会・宇都宮キリスト集会合同修養会 日時 2012年9月16日(日)夜 場所 日光 オリーブの里『使徒信条』再考① 『聖徒の交わり』 Ⅰヨハネ1章7節[1]序(1)このように第二回合同修養会、継続の恵みを感謝します。 昨年は十戒、今年は使徒信条。…

「百歳の励まし」『礼拝の生活』再考その88

1972年4月14日 『礼拝の生活』88号 (巻頭言)「シメオン・アンナの会―第2回修養会を前に―」 教会に委ねられている福音宣教の使命。この使命を忘れるとき、教会はもはや生きた教会としての活気を失ってしまいます。私たちは、他の人々と切り離した自分自身…

日本基督改革派教会『礼拝の生活』再考その86、87

1972年4月30日 『礼拝の生活』再考その86、87号 (巻頭言)「問いかけ(一)」 4月24日(月)、市ヶ谷の私学館において日本福音主義神学会の公開講演会がありました。日本基督改革派教会の矢内昭二牧師による「日本における教会と国家」という非常に有益な講…

今直面している私の課題『礼拝の生活』再考、その85

1972年4月23日 『礼拝の生活』再考,85号(巻頭言)「洗礼の意味―葬式と誕生日―」 来週の主日午後、洗礼式が予定されています。 この一週間、教会全体で洗礼の意味を深く思いめぐらし、受洗される兄弟姉妹と共に心の備えをいたします。 洗礼の意味について考…

聖霊論の学び、その②Ⅰヨハネに見る聖霊

聖霊論の学び、その② 沖縄聖書神学校2001年 秋期神学セミナー 2001年10月22日(月)、23日(火) 第二回 Ⅰヨハネに見る聖霊[1]序 (1)「一度にすべてでなく」。主なる神の用いたもう原則。 創世記1章1節に見る創造の御業。さらに万物の創造から再創造・新天…

  聖霊論の学び、その①

聖霊論の学び、その① 沖縄聖書神学校2001年秋期神学セミナー 2001年10月22日(月)、23日(火) 第一回 『聖霊論の展開』をめぐって[1]序感謝 (1)今回の秋期神学セミナーについての理解 各自の実に多様な背景。 しかしそのような多様な背景を持つ私たちが…

成沢炭鉱『礼拝の生活』再考、その84

1972年4月16日 『礼拝の生活』84号(巻頭言)「高校生への宣教について―小名浜教会修養会の印象―」 4月8日、9日の二日間、福島県いわき市小名浜福音基督教会春の修養会で宣教にあたる機会を与えられました。 小名浜教会では、春と秋の二回教会修養会があり、…