リハビリ神学

アンヨをもって、テテもって 再録

アンヨをもって、テテもって 再録[1]序 (1)入院 2009年12月18日(金)、脳梗塞のため那覇市立病院に入院、明けて1月13日(水)、リハビリに集中するため大浜第一病院へ移ってからの日々、多くの方々の祈りと好意に支えられ、4月4日のイ−スタ−を前に、4…

リハビリを受けつつ生かされる恵み、リハビリ神学の模索

リハビリを受けつつ生かされる恵み、リハビリ神学の模索 現在、私は訪問リハビリを受けつつ、日常生活を続けています。 2009年2月8日脳梗塞発症、その後3箇月のリハビリ病棟入院中の日々は、理学療法士、作業療法士そして言語療法士による、心を込めた治療を…

「人は何故山に登るの」に誘発されて

「人は何故山に登るの」に誘発されて 2012年8月17日(金)NHK「おはよう日本」テレビを通じての対話の広がり昨日8月17日(金)午前6時からのNHK「お早う日本」で、浦安夢のみずうみ村での私のリハビリの様子を伝えてくれました。 7時前後に、「バリヤアリ…

鍋谷先生のリハビリ病院での笑顔の写真に、フェイスブック上でお会いして

鍋谷先生のリハビリ病院での笑顔の写真に、フェイスブック上でお会いして 「鍋谷先生、リハビリ病院!この笑顔、鍋谷先生の慰して生涯のメッセージと受け止め、感謝します。 私も、2009年12月、脳梗塞発症後3箇月。20代前半の4年間の留学に対して、短期集中…

《 講 演 》「聖書をメガネに、童謡やいろはガルタを見れば」   その3

[4] 結び 私にとって聖書をメガネとして見る(読む)と言う時、二つの課題があります。 (1)聖書をメガネにするとは、自分の視力・認識に問題があると認めることです。自分の罪の問題に直面して初めて、聖書をメガネにする必要を覚えます。(2)もう一つ…

《 講 演 》「聖書をメガネに、童謡やいろはガルタを見れば」   その2

[3] 童謡やいろはガルタを聖書をメガネに見れば 沖縄で聖書を読み、聖書で沖縄を読む20数年。その中で躁鬱と脳梗塞を経験したのです。 その上、思いがけない事態に直面しました。私たちなりに心血を注いだ地域教会、そこへ他の方々の忠告や戸惑いを無視して…

《 講 演 》「聖書をメガネに、童謡やいろはガルタを見れば」   その1

《 講 演 》 「聖書をメガネに、童謡やいろはガルタを見れば」 2014年3月31日 青梅月曜聖書を読む会 宮村武夫 [1] 序 おはようございます。懐かしい方々のお顔を見ることができうれしいです。 1970年4月1日から1986年3月31日まで、私は青梅キリスト教会…

リハビリ神学の先達

2009年12月脳梗塞発症後の現在まで続くリハビリは、私の生活に決定的な影響を与えています。まさに脳梗塞ビホ−・アフタ−です。 その一つは、リハビリ神学の提唱です。 救済(論)が、キリスト教会外で、今一つなじみない用語であるのに対して、聖書が提示す…

『丸太の笑いから喜びカタツムリの歩みへ』

『丸太の笑いから喜びカタツムリの歩みへ』「苦しみに会う前には、私はあやまちを犯しました。 しかし今は、あなたのことばを守ります。「苦しみにあったことは、私にとってしあわせでした。 私はそれであなたのおきてを学びました。 あなたの御口のおしえは…

残された生涯のテ−マ「礼拝の生活」再考その126

1973年4月22日発行 「礼拝の生活」126号 (巻頭言)「復活の朝」 今年も、主イエスの復活を記念するイースターに、洗礼式が持たれます。 数年間にわたる求道生活の後、主イエスを個人的な救い主として信じ、生きる決心に導かれた浜野姉妹。 また神は私の回り…

『丸太の笑いから喜びカタツムリの歩みへ』

『丸太の笑いから喜びカタツムリの歩みへ』「苦しみに会う前には、私はあやまちを犯しました。 しかし今は、あなたのことばを守ります。「苦しみにあったことは、私にとってしあわせでした。 私はそれであなたのおきてを学びました。 あなたの御口のおしえは…

今直面している私の課題『礼拝の生活』再考、その85

1972年4月23日 『礼拝の生活』再考,85号(巻頭言)「洗礼の意味―葬式と誕生日―」 来週の主日午後、洗礼式が予定されています。 この一週間、教会全体で洗礼の意味を深く思いめぐらし、受洗される兄弟姉妹と共に心の備えをいたします。 洗礼の意味について考…

『再びヨナに主のことばが』

2012年8月26日 聖望キリスト教会 主日礼拝 ヨナ書3章1、2、10節 『再びヨナに主のことばが』御父、御子、御霊、生ける三位一体なる神の御名を讃美します。 [1]序 4月から読み始めたヨブ記、今朝は前半の1,2章から、後半の3章へ進み、『再び、主のことば…

8月8日(水)浦安夢のみずうみ村にて

8月8日(水)浦安夢のみずうみ村にて毎週水曜日、送迎の車に乗せてもらい約40分、浦安夢みずうみ村に着くと結構忙しい一日が始まります。 普通デイサービスセンターでは、施設の一日のプログラムが先にあり、利用者全員は同じプグラムに従い一日を過ごします…

『水先案内人になっちゃった』

『水先案内人になっちゃった』 浦安の夢のみずうみ村で水先案内人になっちゃった。 話は、こうです。 浦安の夢のみずうみ村では、毎朝数多いプログラム、役割や行事の中から、利用者各自がが自分自身の判断で選択して一日の日程を準備します。 一定のプログ…

「うちにある希望」『礼拝の生活』再考63

1971年11月14日 『礼拝の生活』64号(巻頭言)「特別伝道集会を終えて―感謝と新しい課題―」 11月5日、6日、7日の特別集会が祝福の中に終りました。私たちの多くの欠乏にもかかわらず、主なる神御自身が私たちを導いてくださったことを深く実感させられました…

お、ブラジルからだ

昨夜遅く、竹下力兄が、「喜びカタツムリの便り」12号の一斉発信をして下さった。 一応車は運転はするが、整備は何一つ出来ず、一切専門家にに頼り切っていた沖縄時代。市川でのパソコン使用にも同じ情けなさ、毎月発信ごとに竹下兄にすっかり。ただ発信の時…

最後の敗者復活『礼拝の生活』再考その52

1971年8月8日 『礼拝の生活』52号(巻頭言)「ゆりのように花咲き」 表題の言葉は、ホセア書14章5節の聖句です。 「わたしはイスラエルには露のようになる。 彼はゆりのように花咲き、 ポプラのように根を張る。」 イスラエルの民が主なる神に立ち返り、罪を…

遅すぎたハル、さあれど

遅すぎたハル。 もう7月、夏になってしまった。ロボットスーツHAL装着を 希望したのは、まだ冬の日々。春には、ハルだと期待。 周りの人にも、ハルだ、ハルだと。ああ、遅すぎたハル。 もう7月、もう7月。さあれど。 夏は夏でも、ハルはハル。今回、第1回目…

リハビリの場で牧会を−金城重明先生からの励まし−

今日6月7日も、夢みずうみ村・浦安デイサービスセンターへ行ってきました。心満たされ帰宅しました。週一、この独特な場へ通うのは、楽しくて、楽しくてです。 昨年沖縄地区の2月11日祈祷会・集会は、首里の星の子キリスト教会で持たれ、金城重明先生が講師…

アンヨをもって、テテもって

[1]序 (1)入院 2009年12月18日(金)、脳梗塞のため那覇市立病院に入院、明けて1月13日(水)、リハビリに集中するため大浜第一病院へ移ってからの日々、多くの方々の祈りと好意に支えられ、4月4日のイ−スタ−を前に、4月2日(金)退院できました。 今…