8月8日(水)浦安夢のみずうみ村にて

8月8日(水)浦安夢のみずうみ村にて

毎週水曜日、送迎の車に乗せてもらい約40分、浦安夢みずうみ村に着くと結構忙しい一日が始まります。

 普通デイサービスセンターでは、施設の一日のプログラムが先にあり、利用者全員は同じプグラムに従い一日を過ごします。
 
ところが夢のみずうみ村は違うのです。
利用者各自が、それぞれの必要と興味関心に従い、施設が用意した幾つもの訓練や趣味の項目の中から適当なものを選択して自分の一日のプログラムを立て、それに従い一日を過ごすのです。
 そうです。プログラムのために利用者がいるのでなく、利用者・人間のために施設もプログラムもあるのです
 主イエスのことばが実践されている世界を見るのです。
安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。」(マルコ2章27節)。 

8月8日(水)、NHKの収録がありました。
「バリヤフリーではなく、バリヤあり」のモットーのもと設置されている巨大な階段をのぼる場面を撮影してくれました。
感想を聞かれたので、「そこに山があるからエベレストに挑戦してのぼる登山家の思いで階段を意気揚々とのぼる」と、いささか得意になって答えました。

 撮影の中心は、左手が不自由であっても肉じゃがを料理する場面です。
仲間10数名が料理するながで、私に問い掛けがなされるのです。
ところが私の説明が長過ぎるので、担当者がちょっと戸惑っているのが伝わってきました。

 料理した肉じゃがをいつものように家に持ち帰り君代と一緒に食べる。
ただその場面をとるためだけに、4人のスッタフがこんなに時間と労力を注ぐのかと感心しました。私としては、その間スッタフと個人的に話ができることが喜び、感謝。

 予定では、放映は、8月17日(金)午前6時からの「おはよう日本」の中で、7時前後とのこと。 
数週間前、夢のみずうみ村で最初に出会った、津田の卒業生・スタッフのMさんに、「10年後に、NHKにありと言われる日を確信し祈ります」と書いた拙書『存在の喜び』を、心を込めてあの時贈呈でき感謝。「そんなこと」と言われるのに、「今日私と出会ったから」と。