沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その4

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その4

頌主
 九月に入り、本土では秋の気配が感じられるようになって来たのではと推察いたします。
 過日は、お心のこもったプレゼントをお送り頂き、感謝いたしました。お礼遅れ失礼いたしました。
 又吉姉妹の記念会直後、精神的病いで苦しんでいたIMさんの自死、告別式、記念会とまさに生きた神学の学びの日々でした。私なりに、また首里福音教会全体としても、深く主なる神の導きを受けております。もう一度教会が終末的存在として、この地上を旅する民として生かされている恵みを実感しております。
 渡邊公平先生を通し学ばして頂きましたものが、この地で根を少しづつ張りつつあります。感謝と共に。
1995年9月20日 宮村武夫 
渡邊公平先生

★当時の祈りの課題
①伊芸満君の記念式.その意味.意味の一つはIM君が首里福音教会の教会学校の生徒であったことを思い,今までの教会学校の生徒のその後を思い祈る.さらに連絡の道を求めて行く.そのために成人科が背後で祈り。

②復活の信仰に立つ葬儀
IM君,将来の墓地.墓地委員会のため
又吉幸子記念卓球大会の将来展望,召天者記念音楽・スポーツ大会,基金伊江島キャンプや主僕高校,次の世代のため.
天願悦子姉の記念誌,日記の出版.

★当時の説教の一節
パウロの出生、教育。
パウロは、「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人です」(3節)と、自らの出生ついて誇りをもって語り、「この町で育てられ」と続け、かなり早い時期、恐らく幼児期にエルサレムに移り住み、そこで育てられたとを明らかにしています。
何よりも、「ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳格な教育を受け」(3節)た事実を強調しています。律法の学びのために、パウロは本格的な訓練、そうです、10代の後半から20代のかなりの時期まで、厳格な教育を受けたのです。
このような経験が、後のパウロ−信仰により義とされる恵みを受け入れ、これを宣べ伝えるパウこれを宣べ伝えるパウロにとりどれほど重要な意味を持ったか、彼の手紙を通して確認されます。
一般的言って、若い時に思い義務を負い訓練を受けることは、幸いです。
首里福音教会の各自が、それぞれの持ち場・立場で専門家、−例えば専業主婦として−厳格な訓練を受け、その厳しさの中で真実な神の慰めを受けたいものです。
 いずれにして主なるも、10代後半から20代前半の大切な時期を、生ぬるさの中で時を過ごしてしまうなら、主なる神の御前に真に申し訳ないことです。
IM君の前夜式で味わった(エレミヤ)哀歌3章25−32節をお読みします。
「主】はいつくしみ深い。
 主を待ち望む者、主を求めるたましいに。
【主】の救いを黙って待つのは良い。
人が、若い時に、くびきを負うのは良い。
それを負わされたなら、
 ひとり黙ってすわっているがよい。
口をちりにつけよ。
 もしや希望があるかもしれない。

  自分を打つ者に頬を与え、
 十分そしりを受けよ。
主は、いつまでも見放してはおられない。
たとい悩みを受けても、
 主は、その豊かな恵みによって、
 あわれんでくださる。」

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その5

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その5

頌主
 渡邊公平先生、深い心よりの喜びと感謝をもって『現代に生きるクリスチャン―カルヴァンの思想に従って』を受け取りました。
改めて、渡邊先生より受けた教えが、私の現在までの歩み、現在のあり方をいかに支えてくださっているかを自覚させられました。そればかりでなく、今後のすべての営みの根底にあることも教えられます。
その一つのあかしとして、今週出しております『首里福音』の九月八日のものに、渡邊先生からの手紙を引用させて頂きました。沖縄で十一度目の夏を経験し、今までの歩み―挫折も少なくないのですが―を思い巡らしながら、伊江島伊江島主僕高校をとの幻をさらに強く心の中に刻んでおります。

 高校生時代、主の恵みを伝え聞き、主イエスを救い主と信じることを許され、一方的な恵みの中で支えられて来ました。この恵みへの応答の一つとして、何とかして中高生へ福音をとの思いを深めています。
渡邊先生が「一般学に対する聖書的根拠づけについての考察」や「『学』における前提」などを通し明示してくださり、本来JCCが目指すべきであった方向と内容を、大学よりさらに基盤となる高校で実践との思いです。
高校の姿は具体的に見えていない現状ですが、若き同労者の一人が伊江島中高キャンプの中で、伊江島主僕高校の夢は実現しつつあると指摘してくれました。大いに励まされているところです。
実は、10月18日〜22日の期間、上京予定です。渡邊公平先生のご都合がよろしければ、21日(月)午前か午後に訪問させて頂き、久し振りにお話を伺えることができればと願っております。いかがでしょうか。
感謝と共に。 
渡邊公平先生 
1996年9月12日 宮村武夫

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その6

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その6

★渡邊公平から私が指導を受けたのは、日本クリスチャン・カレッジ4年生の時の1年間でした。
 私が日本クリスチャン・カレッジで最初に担当した授業に、永田竹司神学生は、日本クリスチャン・カレッジの4年生・専攻科の時でした。
 微妙な繋がりで、渡邊→宮村→永田、渡邊→永田の継続、継承が成り立ったのです、感謝。

「頌主
 過日は久し振りで訪問させて頂き、生涯決して忘れることのできない、実に意味深いときを与えて頂き心より感謝しております。沖縄へ帰って日々の務めの中に礼状が遅くなり失礼しました。
 
10月26日には、同封の案内レジメにありますように、前基督教独立学園高等学校校長の武祐一郎先生による「科学技術とキリスト教」という講演会があり、幸いなときを持ちました。私の心からのプレゼントとして、渡邊公平先生の『現代に生きるクリスチャン』を、武先生に記念として差し上げることができ、愉悦でした。

10月21日、渡辺公平先生ばかりでなく、清子先生(私が、公平先生の定年退職の後、日本女子大学英文科非常勤講師として、講座『聖書』を担当していた時期、英文科教授)ともあのように興味深いお話を伺い、私なりに主の恵みを報告する機会を与えられ、本当に感謝でした。
幸い、私のJCCの卒論は当時のタイプ印刷にされてあり、復刊(コピー印刷で)も考えております。その際には是非、清子先生にあのロシア文学のクラスのこと、渡邊公平先生が私のような者を長年に渡り導いてくださったことの恵みの証言を書いて頂き、序文にさせて頂けたらなどと、勝手な願いで心を一杯にさせています。

 永田竹司先生とも、幸いなときを持ちました。彼の中にも渡邊公平先生を通し与えられたものが溢れているのを確認でき、継続ばかりか継承の恵みを深く身に感じました。伊江島主僕高校への夢をなお熱くしております。

 帰宅後、JCC一年のときに書いたレポート(柳生望先生のクラス)をもう一度取り出してみました。渡辺公平先生に直接お会いする三年前、私がまだ十代のときのものです。その最後の部分のコピー(バルトの一般啓示に否定的な考えを批判、私になりに、渡邊先生の意見に同意意向)を同封し、改めて感謝の心よりの感謝の思いをお伝えします。
渡辺公平先生 清子先生 
1996年10月30日 宮村武夫」

日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性 マーガレット・リッジウェイ(最終回)最後の追い込み 翻訳者 : 山本正浩

日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性 マーガレット・リッジウェイ(最終回)最後の追い込み
翻訳者 : 山本正浩

日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性  マーガレット・リッジウェイ
宣教師の働きとその影響についての報告のクリスチャントゥデイにおける連載が終わりました。
 日系カナダ人教会から派遣された、ロイ大城宣教師が、沖縄における父祖の地・宇堅や後の首里における働きが、宇堅福音教会や首里福音教会の誕生を導きました。カナダで最初に心熱くして聞いた、マーガレット・リッジウェイ宣教師の一人の小さな、しかし確かな一歩から始まる証を、クリスチャントゥデイを通して、多くの方々と再度読むことが許され感謝。

★「心臓発作から順調に回復したマーガレットは、さまざまな新しい活動に熱心に取り組むようになりました。聖書クラスを毎週教えたり、海外を旅したり、多くの友人や親戚の人たちを楽しませたり、自分の家系、特に父方の家系について調べたりしました。このことが、父親を早くに亡した溝を埋めるのに役立ったことは間違いありませんでした。同時にそれは、めったにない贈り物を手に入れる結果にもなりました。その時に至るまで音信不通だったいとこたちと親しくなり、定期的に英国を往来するようになったことは、マーガレットにとって楽しい経験となりました。
その後、80代になり、記憶の衰えがひどくなったマーガレットは、さまざまな点で制限を受けるようになりました。マーガレットは、この現実を受け入れることに苦しみました。晩年の数年間は、過去にボランティアでチャプレンをしていたハローパーク老人介護センターに入居して過ごしました。
マーガレットは、日系カナダ人伝道に長年一緒に携わった多くの日系人や白人の友人たちのことは、決して忘れませんでした。また、カナダ日系人宣教会(CJM)による、過去と現在の主の御業を思うことに飽きることもありませんでした。CJMの働きは、マーガレットが残した霊的遺産となりました。
マーガレットは、2004年11月4日に転倒し、転び方が悪かったため骨盤を骨折しました。すでに89歳でとても弱っていたため、抵抗力がありませんでした。翌日の11月5日午後1時15分、ついに天に召される時が来ました。
「忠実な良い僕(しもべ)だ。よくやった。(中略)主人と一緒に喜んでくれ」(マタイ25:21)
「今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである。(中略)彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである」(黙示録14:13)
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《 宇堅福音教会60年の歩み 》ーマーガレット・リッジウエイ宣教師が蒔いた種の波紋は沖縄へまでー

         《 宇堅福音教会60年の歩み 》
ーマーガレット・リッジウエイ宣教師が蒔いた種の波紋は沖縄へまでー

宇堅福音教会の石川芳隆牧師が、貴重な資料《 宇堅福音教会60年の歩み 》を恵送下さいました。
 マーガレット・リッジウエイ宣教師の働き生み出さた、日系カナダ人教会の一員・ロイ大城先生が、父祖の地・宇堅で始めた開拓伝道の、実に辛抱強い継続の記録です。まさに、 ーマーガレット・リッジウエイ宣教師が蒔いた種の波紋は沖縄へまでーです。

 石川芳隆牧師・ひろ子ご夫妻は、1970年代初期TCCにおける教え子で、二人は同級生でした。ヘブル13:7の勧めの応答である、この記録の価値を私は高く評価し感謝します。


* 年 度      * 主 な 出 来 事

1957年 10月  ロイ大城昇・君子宣教師開拓開始 公民館での集会
1958年 4月   喜友名みどり宣教師宣教協力に加わる
1959年 夏    神学生溝口捷支兄、松岡修治兄、篠田昌夫兄神学生の夏期宣教奉仕
1960年      エドナ・プリンセル宣教師宣教協力に加わる
1962年 4月   最初の洗礼式川端トミ姉、名護米子姉、石川善光兄、石川ヨシ子姉受洗
1963年 秋    コンセット会堂建設
      11月  大城澄姉、大城よし子姉、大城千代子姉、安里千恵子姉(旧姓伊芸)受洗
196?年      名護カマド姉、伊芸平智兄、伊芸春枝姉、大木ツル子姉、(旧姓伊芸)嘉陽
           ウシ姉、兼城ツル姉、粟国繁子姉(旧姓上原)受洗
196?年 夏    荒川三樹雄神学生夏期宣教奉仕
1969年      シェルトン・アレン宣教師宣教協力に加わる
      5月   石川芳隆兄受洗
1970年 秋    沖縄総動員伝道参加 横山義孝牧師宣教奉仕 大木ツル子姉献身
1971年 夏    八重山伝道旅行 参加者:伊芸平智兄 大木ツル子姉 粟国繁子姉 石川
           芳隆兄 宮里隆兄 ワーラー宣教師の福音丸にて
1973年 4月   浦田征洋初代牧師就任 石川芳隆兄献身
1974年 9月   宇堅1032番地に会堂建築開始
      12月  会堂献堂式
1975年 5月   宜寿次ツル姉受洗
1976年 4月   復活祭CS合同野外礼拝 宇堅ビーチ
      5月   ローリン・リーズナ宣教師家庭講座集会 宇堅公民館
      8月   合同夏期学校(首里、石川、宇堅)
      10月  大城正子姉納骨式
1977年 1月   新年聖会 講師:ヘンリー綾部宣教師
      2月   臨時信徒総会
1978年 10月  渡嘉敷マカト姉 池宮城スミ姉受洗
1979年 3月   浦田征洋牧師八重山福音教会転任のため辞任
      4月   石川芳隆牧師兼牧開始 石川ヨシ子姉教会学校奉仕
      5月   アレン宣教師家族合同送別会
      7月   真壁朝貞牧師の第一回聖餐式奉仕開始
      8月   教会学校合同キャンプ(首里、石川、宇堅)
1980年 4月   第1回教会総会
      5月   石川と合同野外礼拝(座喜味城趾)
      8月   新約教団諸教会の夏期伝道チームによるトラクト配布
      9月   ビリー・グラハム沖縄大会参加
      12月  吉田紀子姉宣教奉仕(ロゴス号にて海外宣教報告)
1981年 2月   修養会 講師:石川芳隆牧師 「祖先崇拝とたたり」
      4月   第2回教会総会 石川初枝師教会学校奉仕開始
      5月   石川の特伝に参加 講師:三ツ橋信昌牧師(センド宣教団の協力)
1981年 6月   ロゴス号メンバーの宣教と賛美
      11月  特別伝道会 講師:溝口捷支牧師
1982年 4月   第3回教会総会
      7月   首里、石川、宇堅合同婦人会(首里
                 ー 5 ー      
      8月   教会学校合同キャンプ
      10月  照谷信宗兄の洗礼式
      11月  特別伝道集会(石川と合流)講師:松田善弘師
1983年 4月   第4回教会総会
      5月   特別伝道集会  講師:三ツ橋信昌師
           第1回ペンテコステ大会参加
      8月   教会学校合同キャンプ
           首里、石川、宇堅合同婦人会
      10月  石川、宇堅合同ピクニック
1984年 1月   田原米子師のあかし会 石川と合同
      4月   第5回教会総会
      6月   第2回ペンテコステ大会参加
      7月   首里、石川、宇堅合同婦人会
      8月   教会学校合同キャンプ
      11月  レイトン・フォード国際大会参加
           特別伝道会 講師:齋藤清次師
1985年 4月   第6回教会総会
      5月   第2回沖縄聖会 第3回ペンテコステ大会参加
      11月  特別伝道会  講師:渡辺和郎師
1986年 4月   第7回教会総会
      5月   第3回沖縄聖会 第4回ペンテコステ大会参加
      7月   信徒修養会 講師:宮村武夫師
      10月  特別伝道会 講師:横田盛栄師
      11月  第1回沖縄宣教大会 講師:ゼバーン師(センド本部理事長)
1987年 3月   姉妹教会合同婦人会 川端よし姉 病床洗礼式
      4月   第8回教会総会
      5月   第2回沖縄宣教大会 
      6月   第5回ペンテコステ大会参加
      7月   臨時総会において日本新約教団に加盟を決議
      11月  第1回協力伝道 講師:那須勝信
1988年 3月   日本新約教団総会において宇堅福音教会の加盟が承認
      4月   石川芳隆牧師の就任式  第9回教会総会
           日本新約教団から経済援助を受ける。
      5月   第3回宣教大会  第6回ペンテコステ大会
      7月   合同婦人会(首里
      8月   OEF中高生キャンプ参加 恵美姉、リカ姉
      9月   洗礼式 上江洲安子姉
      11月  第2回協力伝道   講師:鎌田雅人
1989年 3月   洗礼式 山城恵美姉 渡嘉敷リカ姉
           仲宗根栄子姉(宮里隣人)あかし会
      4月   第10回教会総会
      5月   第4回宣教大会  第7回ペンテコステ大会参加
      6月   アレンご夫妻との交わり会(石川と合同)
      8月   教会学校の夏期学校 OEF中高生キャンプ 5名参加
      9月   全沖縄福音クルセード参加
 
                
                 ー 6 ー
      11月   第3回協力伝道   講師:本田泰治師
      12月   佐藤裕之宣教師の宣教報告会 ローリンリズナー師礼拝奉仕
1990年 2月    姉妹教会中高生スポーツの交わり会
      3月    日本新約教団総会石川芳隆牧師出席
      4月    第11回教会総会 第5回宣教大会
      6月    第8回ペンテコステ大会参加
      8月    OEF中高生キャンプ参加 3名 仲眞次誠三師宣教報告
            信徒修養会 「葬儀の備え1」
      9月    信徒修養会 「葬儀の備え2」
       10月   ルイス・パラウ沖縄大会参加
      11月   第2回賛美コンサート 第4回協力伝道 講師:林佳司師
1991年 4月    ジョナサン・リーズナー師ご家族歓迎会 
           第12回教会総会 第6回宣教大会
      5月   第9回ペンテコステ大会参加
      7月   信徒修養会  恵美姉、リカ姉、リーズナー師八重山伝道旅行
      8月   OEF中高生キャンプ 6名参加 CS一泊キャンプ
      9月   リーズナー夫人の英会話クラス開校
      11月  第5回協力伝道 講師:ローリン・リーズナー師 第3回賛美の集い
      12月  合同修養会 講師:ローリン・リーズナー師 中高生クリスマス会
1992年 3月   臨時総会 日本福音キリスト教会連合へ加盟決議
      4月   日本福音キリスト教会連合 九州沖縄地区設立総会 第13回教会総会
           日本福音キリスト教会連合設立総会 信徒議員:石川善光兄
      5月   宮川和彦宣教師宣教報告 リーズナー御家族送別会
      6月   第10回ペンテコステ大会参加
      7月   読書会  CS夏期学校
      8月   OEF中高生キャンプ 信徒修養会 講師:宮村武夫師 「葬儀と遺言」
           佐次田誠・盛小根恵様結婚式
      9月   講壇交換 狩野和義宣教奉仕   第2回読書会
      12月  第6回協力伝道 講師:櫛田節夫師
1993年 2月   講壇交換 浦田征洋師宣教奉仕  第3回読書会
      3月   第1回日本福音キリスト教会連合全国総会
           第1回連合地区の春の中高生キャンプ (伊江島キャンプ場)
      4月   第1回連合沖縄地区総会  第14回教会総会 第7回宣教大会
      5月   第11回ペンテコステ大会参加
      7月   第4回読書会
      8月   教会学校水泳   第1回中高生夏の伊江島キャンプ
      9月   講壇交換  重元清師宣教奉仕
      10月  洗礼式 新垣栄信兄 徳元静姉 宮島ミネ姉 池宮城千代子姉
           信徒修養会 「夫婦と家族伝道」
      11月  第7回協力伝道  講師:田村誠喜師
      12月  伊江島キャンプ再会の集い
1994年 2月   講壇交換  宮村武夫師宣教奉仕
           天久昇兄・和美姉 大嶺トヨ子姉転入会式
      3月   洗礼式 渡嘉敷春兄  第2回伊江島春の中高生キャンプ
           盛小根完・久美子様 結婚式
      4月   ローエン宣教師宣教奉仕  第15回教会総会  第8回宣教大会
      5月   佐次田直人御夫妻結婚式  第12回ペンテコステ大会参加
                 ー 7 ー
           舟喜信先生宣教奉仕  教会ニュースレター配布
      7月   ローリン・リズナー師ウクライナ宣教報告
           CS水泳(あわせプール) 教会ニュースレター配布
      8月   第2回伊江島中高生夏のキャンプ
      10月  CSピクニック(県民の森)  講壇交換 藤村幸貴師宣教奉仕
           信徒修養会 講師:藤村幸貴師「家族伝道」 みどり町集中トラクト配布
      11月  第8回協力伝道  講師:八尋勝師        
      12月  ケーキ作りと交わり会 リーズナー宅
1995年 2月   信徒修養会 講師:藤村幸貴師 「沖縄葬祭について」 
           第3回連合地区総会  講壇交換 重元清師宣教奉仕
      3月   命の水計画報告会 荻原姉  第3回伊江島春の中高生キャンプ
           集会案内立て看板の設置  渡嘉敷リカ姉結婚のため渡米
      4月   洗礼式 奥間政太郎兄 宮里留美姉  第16回教会総会
      6月   第13回ペンテコステ大会参加  第9回宣教大会
      7月   賛美礼拝 (フルート奏者:野田御夫妻のコンサート)
      8月   第3回伊江島夏の中高生キャンプ キャンプ感謝卓球大会
      9月   伊是名兄御家族転入会式  講壇交換 宮村武夫師宣教奉仕
      10月  洗礼式 福原兼捷兄
      11月  第9回協力伝道 講師:古田吉光師
      12月  渡嘉敷春順兄の葬儀  具志川厚生園クリスマス方言賛美奉仕
1996年 2月   講壇交換 講師:藤村幸貴師
      3月   宮川和彦師宣教報告 第4回伊江島春のキャンプ
      4月   第17回教会総会  第1回土地委員会  第10回宣教大会
      6月   第14回ペンテコステ大会参加 中田師のブラジル宣教報告
      7月   CS水泳(あわせプール)
      8月   第4回伊江島夏の中高生キャンプ 第1回伊江島青年キャンプ
      9月   講壇交換 浦田征洋師宣教奉仕
      11月  第2回召天者記念賛美卓球大会 第10回協力伝道 講師:末松隆太郎師
      12月  故渡嘉敷春順兄1年記念会 現在宇堅1032番地地土地購入
           照谷信宗兄の葬儀 具志川厚生園クリスマス方言賛美奉仕 
1997年 2月   講壇交換 宣教奉仕:重元清師 中部牧師会主催 セミナー参加
      3月   命の水計画宣教報告  高山恵太師技術宣教師あかし会 
           第5回伊江島春の中高生キャンプ
      4月   テーラー宣教師礼拝宣教奉仕 天久兄宅オープンハウス
           第2回連合全国総会   第18回教会総会
      5月   第11回宣教大会  夕拝:伝道礼拝開始  
           リーズナー師家族送別会  第1回宗教法人検討委員会
      6月   夕拝:山内兄御夫妻琉球賛美(西原シオン教会員)
      8月   第5回伊江島夏の中高生キャンプ  第2回伊江島合同青年キャンプ
           谷成悟師礼拝宣教奉仕
      9月   講壇交換  宮村武夫師宣教奉仕  大城昇・キヨ御夫妻交わり会         
           第2回宗教法人検討委員会  古タイヤ一部撤去
      10月  召天者記念音楽卓球大会  40周年記念会
      11月  CSピクニック  第11回協力伝道 講師:野村正雄師
1998年 2月   講壇交換 宣教奉仕:藤村幸貴師
      3月   CSピクニック   古タイヤ全撤去作業再開  命の水計画守部姉証
      4月   第6回伊江島春の中高生キャンプ  第19回教会総会
                 ー 8 ー
      5月   第12回宣教大会  第15回ペンテコステ大会参加
      8月   第6回伊江島夏の中高生キャンプ  信徒修養会 「教会音楽と賛美」
           講師:神谷智子姉  CS夏期学校
      9月   講壇交換  宣教奉仕:狩野和義師  三浦春人宣教師派遣報告祈祷会
      10月  召天者記念合同礼拝と卓球大会(オリブ山病院)
      11月  ジョナサン・リーズナー師礼拝宣教奉仕  第1回教会バザー
           第12回協力伝道 講師:細川勝利師
1999年 2月   みかん狩り   講壇交換 宣教奉仕:浦田征洋師
      3月   命の水計画宣教報告会
      4月   第7回伊江島春の中高生キャンプ  第20回教会総会
      5月   第16回ペンテコステ大会参加  第13回宣教大会
      7月   第1回花火会  中高生ボーリング
      8月   第7回伊江島夏の中高生キャンプ  第3回伊江島合同青年キャンプ
           信徒修養会  
      9月   教会ピクニック  講壇交換  宣教奉仕:重元清師
      10月  召天者記念連合合同礼拝 
      11月  第13回協力伝道 講師:鎌田雅人師  第2回教会バザー
2000年 1月   中高生交わり会
      2月   みかん狩り  講壇交換 宣教奉仕:宮村武夫師
      4月   第8回伊江島春の中高生キャンプ  第21回教会総会
      5月   徳元静姉葬儀  バク・フィリップ兄・恵美姉の結婚
      6月   第17回ペンテコステ大会参加  第4回日本伝道会議沖縄大会参加
      7月   聖書同盟主事:小山田格師礼拝宣教奉仕  第2回花火会
      8月   第8回伊江島夏の中高生キャンプ  第4回伊江島青年キャンプ
      9月   講壇交換  宣教奉仕:リーズナー師  飢餓対策機構中川姉礼拝奉仕
      10月  召天者記念連合合同礼拝
      11月  第14回協力伝道 講師:竹本邦昭師  第3回教会バザー
2001年 1月   みかん狩り  ウィックリフ宣教師田内師宣教報告
      2月   講壇交換 宣教奉仕:狩野和義師 祖先崇拝と福音宣教の協議会参加
      4月   第9回伊江島春の中高生キャンプ  連合全国総会 第22回教会総会
      5月   リーズナー師礼拝奉仕送別会  ペンテコステ信徒大会
      6月   第18回ペンテコステ大会参加  第14回宣教大会
      7月   ボーリング大会 義宣兄の長男(優志)祝福式 石川主催ナイトハイク参
           加  第3回花火会 
      8月   第9回伊江島夏の中高生キャンプと西表キャンプ  
           宮川和彦師宣教報告  山城康雄師礼拝宣教奉仕
      9月   講壇交換 宣教奉仕:浦田征洋師  洗礼式 横田久子姉
      10月  仲村和雄兄礼拝宣教奉仕
      11月  第15回協力伝道 講師:芦名昌利師  第4回教会バザー
      12月  故渡嘉敷春順兄記念会
2002年 2月   講壇交換 宣教奉仕:重元清師
      3月   グランド・ゴルフ交わり会
      4月   第10回伊江島春の中高生キャンプ  ペンテコステ信徒大会
           第23回教会総会   命の水計画宣教報告
      5月   第19回ペンテコステ大会参加
      6月   第15回宣教大会  藤御夫妻やすらぎコンサート
      7月   第4回花火会  比嘉信子姉(天久神の教会員)あかし会
                 ー 9 ー
      8月   第10回伊江島夏の中高生キャンプと西表キャンプ
           山城康雄師礼拝宣教奉仕  
      9月   講壇交換  宣教奉仕:宮村武夫師
      10月  CSピクニック 桃原公園  大見謝兄のあかし会
      11月  第16回協力伝道  講師:猪又修師
      12月  第1回クリスマスコンサート 藤御夫妻
2003年 1月   松元保羅師礼拝宣教奉仕  宜寿次ツル姉葬儀
      2月   講壇交換 宣教奉仕:中村和雄兄
      3月   グランド・ゴルフ交わり会
      4月   第11回伊江島春の中高生キャンプ  命の水計画宣教報告
           連合全国総会 信徒議員:伊是名姉  第24回教会総会
           召天者記念礼拝
      5月   児童祝福式
      6月   第16回宣教大会   ペンテコステ信徒大会
      7月   第20回ペンテコステ大会参加  第5回花火会
      8月   第11回伊江島夏の中高生キャンプ  
           牧師館台風10号で半壊使用不能 臨時運営委員会で牧師家族アパート移 
           転(赤野)を決議した
           南関東との交流会(姉妹教会との交流があり、宇堅には南関東から4名、  
           八重山から5名が礼拝に出席した)
           臨時教会総会で牧師館建設を決議した 全国からの支援献金が献げられる
      9月   講壇交換 宣教奉仕:狩野和義師
      11月  第17回協力伝道 講師:鎌田雅人
      12月  第2回クリスマスコンサート
2004年 2月   講壇交換  宣教奉仕:浦田征洋師
      3月   宮川和彦師宣教報告    グランド・ゴルフの交わり会  
           第12回伊江島春の中高生キャンプ
      4月   第25回教会総会  
      5月   児童祝福式  母の日 梁元順子姉のあかし会
           牧師館起工式  第21回ペンテコステ大会参加
      6月   山城康雄師礼拝宣教奉仕  牧師館工事開始
      7月   宮村武夫師礼拝宣教奉仕 第17回宣教大会
      8月   第6回花火会  CSピクニック
           第12回伊江島夏の中高生キャンプ
      9月   講壇交換  宣教奉仕:重元清師  壮年会:山原散策
      11月  婦人会:山原散策  第18回協力伝道 講師:高橋和義師
      12月  第3回クリスマスコンサート ギターサークルわらべ
           牧師館完成 牧師家族アパートから引っ越し
2005年 1月   牧師館完成感謝会
      2月   講壇交換  宣教奉仕:由井純師
      3月   グランドゴルフ  イースター召天者記念礼拝
           第13回伊江島春の中高生キャンプ
      4月   第26回教会総会
      5月   児童祝福式  第18回宣教大会
      6月   連合全国総会 信徒議員:伊是名フミ子姉
      7月   トラクト配布(西原地区) 第7回花火会
      8月   第13回伊江島夏の中高生キャンプ  山本正人師宣教奉仕
                 ー 10 ー                
      9月   本多泰治師宣教奉仕  講壇交換: 宣教:中出雄三兄
      10月  教会ピクニック(古宇利島)
      11月  第19回協力伝道 講師:岩松宣康師
      12月  臨時総会 規約承認 第4回クリスマスコンサート
2006年 2月   講壇交換 宣教奉仕:狩野和義師
      3月   グランドゴルフ  第14回伊江島春の中高生キャンプ
      4月   イースター召天者記念礼拝  第27回教会総会
      5月   第19回宣教大会
      7月   トラクト配布(喜屋武地区) 第8回花火会
      8月   第14回伊江島夏の中高生キャンプ
      9月   講壇交換 宣教奉仕:中出雄三師(石川と合同)
      10月  教会ピクニック(比地大滝)
      11月  フランクリン大会参加  トラクト配布
           第20回協力伝道  講師:安西幸雄師
      12月  第5回クリスマスコンサート リジョイスとギターサークル
2007年 1月   有沢達朗宣教報告  ロイ・大城昇師宣教奉仕
      2月   講壇交換 宣教奉仕:重元清師
      3月   長浜ヨシ子姉病床洗礼式  グランドゴルフ 
           第15回伊江島春の中高生キャンプ
      4月   第28回教会総会
      5月   第20回宣教大会 講師:東風平巌師  高橋和子師宣教報告
           横田久子姉住宅定礎式  
      6月   トラクト配布(宇堅)
      7月   第9回花火会
      9月   講壇交換 宣教奉仕:由井純師  中関東信徒交流会(青梅の岩堀姉)
      10月  50周年記念会 講師:大城昇師 宮川和彦師宣教報告
      11月  第21回協力伝道 講師:渕上行道師
2008年 2月   講壇交換 宣教奉仕:中村和雄兄
      3月   第1回ファミリーキャンプ
      4月   第29回教会総会 
      5月   第21回宣教大会 講師:渡眞利文三
      6月   トラクト配布(みどり町4・5丁目)
      7月   第10回花火会  第1回エリコ作戦開始
      8月   修養会
      11月  第22回協力伝道 講師:村田龍一師  トラクト配布
2009年 3月   第2回ファミリーキャンプ
      4月   第30回教会総会
      5月   教会学校ピクニック  ペンテコステ祭参加
      7月   トラクト配布(昆布) 第11回花火会
      9月   天久愛姉洗礼式 
      10月  吉田紀子姉祈祷会宣教奉仕  山城康雄宣教奉仕
      11月  第23回協力伝道  講師:深谷愛美師 トラクト配布
      12月  第6回クリスマスコンサート(リジョイス
2010年 2月   ヘンリーグルーバー師特集  福岡開拓者井之上薫師の集会
      3月   愛姉の送別会  グランドゴルフ

          
                 ー 11 ー
      4月  第31回教会総会 フィリップ兄入会式  祈りのグループ開始
      5月  宇堅ビーチ宣教大会  
      6月  長浜一兄病床洗礼式  トラクト配布
      7月  第12回花火会  
      8月  石川教会の壮年会と宇堅の壮年会の交わり会
      9月  根神哲男兄病床洗礼式
      11月 宗教法人設立総会  第24回協力伝道 講師:杉山圭司師
2011年 2月  花見会(金武町) ヘンリーグルーバー特集
      3月  4日宗教法人取得 グランドゴルフ  宮村武夫師宣教奉仕
      4月  第32回教会総会
      5月  ジョナサンリーズナー宣教奉仕
      6月  池宮城澄姉葬儀
      7月  第13回花火会
      8月  渡嘉敷マカト姉葬儀  納骨堂工事開始と完成
      11月 第25回協力伝道 講師:松村識師 伝道会 講師:高橋俊夫師
2012年 2月  ヘンリーグルーバー特集  湧川君子姉病床洗礼式 湧川姉の葬儀
          花見会(ヌーリ川桜見)
      3月  グランドゴルフ
      4月  第33回教会総会
      5月  ジョナサンリーズナー宣教奉仕
      7月  納骨堂献堂式 渡嘉敷マカト姉、池宮城澄姉納骨式 第14回花火会
      8月  湧川君子姉納骨式
      11月 第26回協力伝道 講師:中山信児師 菊トシエ姉葬儀、納骨式
      12月 第7回クリスマスコンサート(リジョイス
2013年 1月  ヘンリーグルーバー特集
      3月  石川と講壇交換
      4月  花見会(沖縄市運動公園) 第34回教会総会
      5月  ラブ・ソナタ伝道会参加
      6月  賛美と紙芝居公園伝道(宇堅児童公園、みどり町パンダ公園)
      8月  第15回花火会
      11月 第27回協力伝道 講師:重岡仁志師
2014年 3月  石川と合同礼拝
      4月  第35回教会総会
      6月  石川と合同礼拝  トラクト配布(宇堅)
      7月  第16回花火会  石川と卓球大会
      8月  修養会
      10月 石川と講壇交換
      11月 第28回協力伝道 講師:菅原豊師
2015年 2月  朝の祈り 宮村武夫師宣教奉仕
      4月  第36回教会総会
      7月  第17回花火会  石川と卓球大会
      8月  子ども会  石川と合同青年会
      9月  大嶺ノブ姉病床洗礼式   修養会
      10月 子ども会 
      11月 第29回協力伝道 講師:相山扶師
      12月 藤御夫妻コンサート  石川と合同青年会

                 ー 12 ー
2016年 2月  宮村武夫師の集会
      3月  中教伝道講演会参加  宮川和彦宣教師宣教報告会
      4月  第37回教会総会 
      6月  トラクト配布(みどり町1〜2丁目)
      7月  第18回花火会   石川と卓球大会
      8月  子ども会   修養会
      11月 石川と共同伝道会  講師:菅野健太郎
      12月 子ども会
2017年 2月  朝の祈り 宮村武夫師宣教
      4月  召天者記念礼拝  第38回教会総会
      6月  トラクト配布(みどり町3〜4丁目)
      7月  第19回花火会  合同青年会  石川と卓球大会
      8月  修養会
      9月  60周年記念コンサート(大城ジョイス里子師、三枝祥子師、津波勇雄師)
      
      10月22日 60周年記念会予定 
       追加 「1958年 8月 吉田紀子師(旧姓石川)が婦人伝道師として宣教協力に加わる」 

      
      
      
 
  
 




             
      
 
 


      

    

      
              





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沖縄宇堅福音教会の石川牧師から60周年記念会の感謝の便り

沖縄宇堅福音教会の石川牧師から60周年記念会の感謝の便り

 ここ、沖縄ではさわやかな秋風が吹く頃となりました。内地の方は雪の舞う所もありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。増々主の祝福と御恵みがありますようにお祈り致します。
 さて、11月5日に行われました、宇堅福音教会の60周年記念会の感謝報告を致します。
台風21号、22号の影響で、10月22日に予定していた記念会が2週間の延期となりました。
そのために、いろいろな面で変更がありましたが、皆様の祈りと御協力により無事、記念会を終えることができました。心から感謝申し上げます。
9月22日の記念コンサートに始まり、11月5日の記念会を振り返り、主の守りと導きを思い、主のなさることは、時にかなって美しいとの御言葉を再確認致しました。
 今回の記念会は特に故ロイ大城昇宣教師を派遣してくださったカナダ日系ミッションについてお知らせする機会が与えられました。一人の婦人マーガレット師の祈りと信仰により始められた教会学校から発展してカナダ日系人の伝道が進み、そして、宣教団体が設立されました。その団体を主体として1955年故ロイ大城昇宣教師が沖縄に遣わされました。初めは一人の人の祈りと信仰の歩みでしたが、主は更に協力者を起こして、御自身の宣教の御業を進められました。              
 そして、宇堅の地にも1957年10月福音の種が蒔かれたのです。そして、その福音の種が実を結び、60年の宣教が続けられて来ました。
 私たちはこの60年間、主がどのように導いて下さったかを記念会で確認しました。村の小さな教会に主が何をしてくださったか、その多くの恵みの中から一部を記念誌や記念会で御証しさせていただきました。記念会に出席できなかった方は記念誌をご覧ください。詩篇37篇5節「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」という御言葉をテーマ聖句として、60周年記念会のために祈り、準備しました。信徒一同は記念会を終えてその御言葉に深く教えられ、多くの励ましを与えられました。皆様が宇堅福音教会のために背後で祈ってくださったからです。
 記念コンサートには、ジョイス大城里子宣教師のピアノ演奏と賛美歌の独唱、リジョイス津波勇雄兄、三枝祥子姉)のピアノとバイオリン、ビオラの演奏があり、40人の方々が出席されました。
出演者の力強い賛美とその歌詞に込められた背景の説明に一同感銘をうけました。また、ピアノとバイオリンから奏で出る巧みな音楽は一同をうっとりさせ、深く心を楽しませてくださいました。
記念会には遠く、近くから30人が出席されました。その外に小学生の時に教会学校に来ていた一人の婦人と二人の姉妹も記念会後に尋ねて来られました。また、多くの方々が尊い献金をささげてくださいました。ここに感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
 今後とも小さな村の教会のためにお祈り下さい。心から感謝を込めて!!「主にハレルヤ」
 皆様の上に主の豊かな祝福がありますようにお祈り致します。
                               

                      2017年 11月16日
                         宇堅福音教会員一同

「絶対に走り抜けられる」と天から応援の声が 小林高徳TCU学長の葬儀に850人が参列 記者 : 守田早生里

「絶対に走り抜けられる」と天から応援の声が 小林高徳TCU学長の葬儀に850人が参列
記者 : 守田早生里
http://www.christiantoday.co.jp/articles/24839/20171128/tcu-takanori-kobayashi-presbyterian.htm

クリスチャントゥデイに、キリスト学園の取材依頼に応答して掲載された、本記事を喜びと感謝をもって味読・身読しました。

天に召された恩師や同僚たちと生死の境を越えて日々聖徒の交わりを続けているように、突然召天された小林先生記念しつつ、この1週間対話を重ねて来ました。ハイデルベルク信仰問答が指し示す私たちをつなぐ唯一の慰めにあって、私たちの主にある交わりは微動だにしないのです。
 今後、小林先生との交わりがますます深められると確信します。聖なる公同の教会を信じ、聖徒の交わりを喜ぶ幸いです。
 そして、この1週間対話したように、神学教育と神学校教育の区別と関係、インターネット時代と神学教育などの課題を中心に対話を深めることを予感します。その際、小林先生がご召天なさった時点での日本の教会の戦後史、特にその中での出版・報道。聖書翻訳の課題について掘り下げたい、感謝。

★(写真:東京基督教大学提供)
東京基督教大学(TCU)学長で、日本長老教会東関東中会の牧師だった小林高徳(たかのり)氏の葬儀(同大、同会による合同葬)が25日、同大チャペル(千葉県印西市)で執り行われ、国内外から850人が参列した。深い悲しみの中にいる遺族、大学関係者をはじめ、学生や各方面からの参列者で同大チャペルは満席となり、第2会場となった体育館も多くの人で埋め尽くされた。東京キリスト教学園の廣瀬薫理事長が司式をした。
葬儀は、小林氏の愛唱歌だった「きみはわれのまぼろし」(聖歌259番)から始まった。
告別説教を語った遠藤潔氏(日本長老教会蓮沼キリスト教会牧師)は、小林氏とは37年来の友人。2人が初めて出会ったのは、小林氏が都立高校の英語教師をしていた頃で、遠藤氏は大学1年生だった。日本長老教会連合青年会で、当時、小林氏が会長、遠藤氏が副会長を務めた。以来、5歳上の小林氏は遠藤氏にとって兄のような存在だったという。
その後、2人そろって東京基督神学校に進み、同級生として歩むことになった。お茶や食事の際には、いつも小林氏が遠藤氏におごっていて、「私が1度もごちそうすることはありませんでした。それが心残りです」と話すと、小林氏の人柄をしのんで温かな笑顔を浮かべる人々も見られた。

(写真:東京基督教大学提供)
また遠藤氏は、「これを小林先生からの遺言としたい」と、聖書の言葉を示した。
ですから、私は、あなたがたのために受ける苦しみを喜びとしています。そして、キリストのからだのために、私の身をもって、キリストの苦しみの欠けたところを満たしているのです。キリストのからだとは、教会のことです。(コロサイ1:24、新改訳第3版)
東京基督教大学日本長老教会、またアジア神学協議会を中心に、日本にとどまらず世界にも福音を伝えるために走り続けた小林氏は、まさにこの聖書の言葉のように生きた人だった。キリストの労苦を共にしていたのだ。

(写真:東京基督教大学提供)
小林氏の郷里である長野県で今月初め、遺族と近親者による葬儀が営まれ、遠藤氏が司式をしたという。小林氏が生まれ育った実家で、皆で遺影と遺骨を囲んで談話していた時のこと。親戚縁者から「たかちゃん」と呼ばれていた幼い日のことを聞きながら、美しい里山を走り回る姿を思い描いた。するとそこには、おたまじゃくしをすくい、カブトムシを器用に捕る「たかちゃん」と、その後ろをついて回る出来の悪い「鼻たれ小僧」である自分がいた。カブトムシを捕ることも、おたまじゃくしをすくうことも自分は上手にできなかったが、とにかく「たかちゃん」と一緒にいることがうれしかった。しかし、前を歩く「たかちゃん」の姿はもうない。
「では、小林先生はどこに行ってしまったのでしょう」と言って遠藤氏は次の御言葉を示した。
こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。(へブル12:1−2)
私たちは前に置かれた道を走り続けなければならない。それは他人と比較する「競争」ではない。キリストの後に従い、キリストが迎えてくださる人生のゴールを目指して、キリストをひたすら見続けて走り抜くことが大切なのだ。
その道は孤独ではなく、多くの証人が天から私たちに声援を送っている。その中には小林氏の声も響いている。「イエスから目を離さないで。絶対に走り抜くことができるから大丈夫。ただイエスのみ。キリストがすべて」と。
そして遠藤氏は祈りをもって説教を閉じた。
「いつもあなたを見つめ、あなたの御姿を確認しながら、あなたの愛に励まされ、永遠の御国への道を喜び歩ませてください。あなたと労苦を共にしながら、教会と世界に仕える恵みをお与えください。なお悲しみの中にある一人一人を天から慰めをもってお支えください」

(写真:東京基督教大学提供)
葬儀の最後には、宮子夫人がこのように参列者にあいさつをした。
「今日はお忙しい中、たくさんの方にお集まりいただきありがとうございました。61年という短い生涯でしたが、こんなにも多くの皆さまに慕われ、愛していただき、神様に用いられたことを感謝いたします。皆さまには、折に触れて主人を思い出していただき、主人がやり続けてきたことをいろいろな形で引き継いでいただいて、神様に用いられますならば、こんなに幸いなことはありません。本日はまことにありがとうございました」
大きな悲しみの中にも、小林氏が61年の生涯を走り抜いて天に凱旋するのが目の前に見えるような希望に満ちた葬儀だった。

(写真:東京基督教大学提供)
小林氏は1956年、長野県東御(とうみ)市生まれ。大学在学中の78年クリスマスイブ、日本基督長老教会杉並教会で洗礼を受けた。80年、東京外国語大学卒業後、東京都立永山高等学校の英語教師をしていたが、84年、献身して東京基督神学校に進んだ。87年に卒業して間もなく宮子夫人と結婚。95年から東京基督神学校で教鞭をとるようになり、99年には日本長老教会の教師として按手を受け、2000年から日本長老教会柏シャローム教会の牧師を務めた。そして2014年、TCUの学長に就任した。
小林氏は、アジア神学協議会加盟学校の資格審査やバイオラ大学訪問のために米国滞在中、心筋梗塞の発作を起こした。救急車で搬送され、集中治療室で緊急救命措置を受けたものの、10月24日(日本時間)、夫人と同大関係者が現地に着く前に容体が急変し、神のみもとに召された。

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その1

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その1

クリスチャントゥデイで、「聖書をメガネに」、万物を見る。恩師・渡邊公平先生を通して教えられたこの立場を実践しています。その基盤は、沖縄の25年の滞在期間据えられた自覚しております。
 その方法の一つは、渡邊先生に、時に応じて書き送った手紙をとしてです。

頌主
 先日はごくごく短い時間でしたが、ご挨拶でき幸いでした。
今年からは月曜日の第一便で出発、午後にクラス、また火曜日一日クラスを続けて最終便で帰れるスケジュールになりました。これですと一泊二日ですむので、随分スケジュール的には楽になりました。

 沖縄で七度目の夏を迎えています。四月末に沖縄に来て最初の教会員の召天、葬儀を経験いたしました。九七歳の宮城ナベ姉の生前の歩み、召天、葬儀に接して、何か沖縄の牧師として腰がすわった感じがします。現在九三歳の方御二人が熱心に求道。一人の方は私が今までに経験したことのない程はっきりと信仰告白に導かれ、深く豊かな聖書の理解をなさり励まされています。
 
 琉球大学での聖研も導かれています。工学部での小さな聖研を三年以上継続してきました。はじめから祈り求めてきました医学部での聖研、恵みの中に発足でき感謝です。各学部ごとに聖研を一つとの願いが一歩進められたわけです。信仰を同じくする地域の若い世代の牧師たちと協力し、前進したいと願っています。
 姉妹教会の重元牧師は東京農大、神学舎の出身ということもあり、次は農学部に聖研と祈り、個人的に呼びかけています。
 ハーバートや上智で垣間見た神学部の位置と役割、同志たちと琉球大学にあって制度ではなく共同体(聖書を専門分野にあって読み従う人々)として求めて行くことができれば幸いです。
 学生時代、ユニバーシティーにあって聖書を正しく、深く豊かに読み味わう若き学徒たちが、その全生活と生涯にあって、聖書を通し正しく、深く豊かに宇宙の意味を認識し、人として生かされている喜びと責任を果たし、三位一体なる神を礼拝し続けるよう祈ります。
 
 先日、東北学院大学の大崎節郎先生が沖縄にいらっしゃいました。二回の講演―「バルトの教会観」、「バルトはどう聖書を読んだか」― 深い共鳴を覚えました。食事をしながらの小さな集まりではかなり具体的なことごとについても話し合うことが許され感謝でした。
 大崎先生の私に対する最初のことばは、私の関心が全く教義学のそれだというものでした。G.ボスやA.シュラッターの線を現代においてどのように継承すべきかとの私の課題に対しても実に好意的な理解を示してくださいました。今後ともどのような形かで深い交わりを与えられるように願っております。
 沖縄に来て以来最も深い主にある交わりを与えられた方々の一人は、池永倫明先生です。先生は、現在は日本キリスト教会蒲田御園教会で牧会にあたり、日基神学校で教義学の教師をなさっています。池永先生はシュラッター『コリント人への第一の手紙』、オランダ改革派教会『教会と核武装』、トゥルナイゼン著作集1、2、4、パネンベルグ『キリスト論』(共訳)など優れた翻訳の労を重ねてこられました。
 著書としては『沖縄から靖国を問う』があります。昨日受けとった手紙には「カルヴァン、バルトに中心をおいて学び、考えてゆこうとしていますが、他の極にいるパンネンベルクの組織神学も関心をもって対話しようと思っています。彼が弁証としての組織神学を提唱している意味を現代日本の地盤で受けとめたいと思っています」と記されています。
 また、「今後シュラッターのものを熟読したいと願っております」とお伝えしたところ、「シュラッターは聖書釈義→聖書神学→教義学への道にとって、よき導き手の一人ではないかと思っています。シュラッターを取組まれるときを、うれしく思っています。私自身目を少し痛めて以来、余り読めなくなりましたが、シュラッターの哲学について(特にデカルト以降に西欧の哲学思想)の著書を求め、少しずつ読んでいます(今、中断しています)」と伝えてくださっています。大崎先生や池永先生との話し合いや文通を通し、聖書神学から、長年の思いであります教義学の学びへの一歩を踏み出すべきではないかと思いを新しくしております。
 
 思えば三十年前、1962年に当時のJCCを卒業するにあたり、渡辺公平先生にご指導頂きました卒論『ドストエフスキーの神学的一考察〜『悪霊』に於ける人神論と神人論〜』をタイプ印刷でだしました。
 卒論の「結び」の中に「教義学に興味を持つ自分にとってドストエフスキーは、キリスト教人間論を考える最適の指導者であった」との文章を見い出し、三十年の準備の後、初心に従って教義学の学びを少しずつ始めたいと思い巡らしております。JCCでの渡辺公平先生との出会い、ゴードンでお世話になり、今日も私どもの霊的父母としての交わりを保ってくださるニコル先生、そして上智のネメシェギ神父、それぞれ教義学の学びを通してご指導を受けたことを改めて考えさせられております。
92年6月16日宮村武夫 
渡辺公平先生

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その2

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その2

★ある時期、千葉のキリスト教学園の授業のため、渡邊先生は八王子から、私は沖縄から同じ曜日に出かけ、学生寮に泊まることがありました。
 その日常生活と神学的思索が、渾然一体となった経験忘れがたい経験でした。

「頌主
 長い梅雨も明けたとのラジオの放送に接しました。そちらでも本格的な夏が目前のことと思います。
 キリスト教学園に参ります際、月曜日、火曜のすべての授業が終わった時点で、渡辺公平先生にお会いし、先生からの親しいことばをかけて頂きますこと、何にも代えられない楽しみです。
 渡辺公平先生のお元気な姿、また渡辺先生の善き影響が若い神学生たちの中に深く沁み込んでいる様を目撃すること喜びです。
 
 いのちのことば社から出版予定の一巻物の注解書(『実用聖書講解』)の編集を、宇田先生、神戸の富井先生と担当しておりますが、やっと目鼻がついたところです。
 編集と別に、私はガラテヤ人への手紙を担当しております。この一週間で下書きが終わり、八月中に清書と願っております。
 この夏から秋にかけて、長年の念願でした。教義学の学びを意識的に進めたいと考えております。
 一応、新約関係の授業を担当しながら、新約神学、聖書解釈学などを中心に、A.シュラッター、G.ヴォスの生き方、学問に深い尊敬を払い続けて参りました。両者がともに教義学と聖書学の両方を大切にしていることを、自分なりの課題として求め続けたいのです。G.ヴォスのものを少しづつでも私なりに訳しながら、理解を深めたいと望んでおります。

 G.C.ヴェルクワーのものを、時間がかかっても少しづつ読み進めようと、机から近いところに並べ変えたところです。
JCC卒業直後の1年間、渡辺先生にお願いして、『一般啓示』を読み教えて頂いたことを、感謝をもって懐かしく思い出しております(注。そのために、埼玉の寄居から杉並の浜田山まで、週に一度通いました。卒業日の夜に、四国松山の万代恒雄先生の司式で婚約した、君代と会うのも楽しみでしたが)。
 昨年、沖縄信徒聖書学校でキリスト論の授業をはじめて担当し、小さな一歩を踏み出しました。
 
 渡辺先生の夏の日々に祝福が豊かにと願いつつ。
1993年7月28日 宮村武夫 
渡辺公平先生」

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その3

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その3

頌主
 暑さの中、公平先生におかれましては、お元気でお過ごしでしょうか。
お会いする機会がなくなり、キリスト教学園の授業に出かける大きな楽しみがなくなってしまいました。
 私ども、沖縄で早くも十度目の夏を迎えております。山あり谷ありの面もありましたが、主なる神様のご真実に支えられて参りました。
今週主日から月曜日にかけて、ある姉妹の前夜式から告別式を持ちました。首里福音教会に導かれて三度目の告別式です。祖先礼拝の盛んな地で、一つ一つの実証を通し証して行く、これこそ神学の営みと理解しております。
G.ヴォスの重要性を益々実感しております。若い方々とPauline Eschatologyを翻訳できればと考え始めております。渡邊公平先生の日々の上に、豊かな祝福がありますように。
1995年8月4日 宮村武夫 
渡邊公平先生