沖縄宇堅福音教会の石川牧師から60周年記念会の感謝の便り

沖縄宇堅福音教会の石川牧師から60周年記念会の感謝の便り

 ここ、沖縄ではさわやかな秋風が吹く頃となりました。内地の方は雪の舞う所もありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。増々主の祝福と御恵みがありますようにお祈り致します。
 さて、11月5日に行われました、宇堅福音教会の60周年記念会の感謝報告を致します。
台風21号、22号の影響で、10月22日に予定していた記念会が2週間の延期となりました。
そのために、いろいろな面で変更がありましたが、皆様の祈りと御協力により無事、記念会を終えることができました。心から感謝申し上げます。
9月22日の記念コンサートに始まり、11月5日の記念会を振り返り、主の守りと導きを思い、主のなさることは、時にかなって美しいとの御言葉を再確認致しました。
 今回の記念会は特に故ロイ大城昇宣教師を派遣してくださったカナダ日系ミッションについてお知らせする機会が与えられました。一人の婦人マーガレット師の祈りと信仰により始められた教会学校から発展してカナダ日系人の伝道が進み、そして、宣教団体が設立されました。その団体を主体として1955年故ロイ大城昇宣教師が沖縄に遣わされました。初めは一人の人の祈りと信仰の歩みでしたが、主は更に協力者を起こして、御自身の宣教の御業を進められました。              
 そして、宇堅の地にも1957年10月福音の種が蒔かれたのです。そして、その福音の種が実を結び、60年の宣教が続けられて来ました。
 私たちはこの60年間、主がどのように導いて下さったかを記念会で確認しました。村の小さな教会に主が何をしてくださったか、その多くの恵みの中から一部を記念誌や記念会で御証しさせていただきました。記念会に出席できなかった方は記念誌をご覧ください。詩篇37篇5節「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」という御言葉をテーマ聖句として、60周年記念会のために祈り、準備しました。信徒一同は記念会を終えてその御言葉に深く教えられ、多くの励ましを与えられました。皆様が宇堅福音教会のために背後で祈ってくださったからです。
 記念コンサートには、ジョイス大城里子宣教師のピアノ演奏と賛美歌の独唱、リジョイス津波勇雄兄、三枝祥子姉)のピアノとバイオリン、ビオラの演奏があり、40人の方々が出席されました。
出演者の力強い賛美とその歌詞に込められた背景の説明に一同感銘をうけました。また、ピアノとバイオリンから奏で出る巧みな音楽は一同をうっとりさせ、深く心を楽しませてくださいました。
記念会には遠く、近くから30人が出席されました。その外に小学生の時に教会学校に来ていた一人の婦人と二人の姉妹も記念会後に尋ねて来られました。また、多くの方々が尊い献金をささげてくださいました。ここに感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
 今後とも小さな村の教会のためにお祈り下さい。心から感謝を込めて!!「主にハレルヤ」
 皆様の上に主の豊かな祝福がありますようにお祈り致します。
                               

                      2017年 11月16日
                         宇堅福音教会員一同