沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その5

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その5

頌主
 渡邊公平先生、深い心よりの喜びと感謝をもって『現代に生きるクリスチャン―カルヴァンの思想に従って』を受け取りました。
改めて、渡邊先生より受けた教えが、私の現在までの歩み、現在のあり方をいかに支えてくださっているかを自覚させられました。そればかりでなく、今後のすべての営みの根底にあることも教えられます。
その一つのあかしとして、今週出しております『首里福音』の九月八日のものに、渡邊先生からの手紙を引用させて頂きました。沖縄で十一度目の夏を経験し、今までの歩み―挫折も少なくないのですが―を思い巡らしながら、伊江島伊江島主僕高校をとの幻をさらに強く心の中に刻んでおります。

 高校生時代、主の恵みを伝え聞き、主イエスを救い主と信じることを許され、一方的な恵みの中で支えられて来ました。この恵みへの応答の一つとして、何とかして中高生へ福音をとの思いを深めています。
渡邊先生が「一般学に対する聖書的根拠づけについての考察」や「『学』における前提」などを通し明示してくださり、本来JCCが目指すべきであった方向と内容を、大学よりさらに基盤となる高校で実践との思いです。
高校の姿は具体的に見えていない現状ですが、若き同労者の一人が伊江島中高キャンプの中で、伊江島主僕高校の夢は実現しつつあると指摘してくれました。大いに励まされているところです。
実は、10月18日〜22日の期間、上京予定です。渡邊公平先生のご都合がよろしければ、21日(月)午前か午後に訪問させて頂き、久し振りにお話を伺えることができればと願っております。いかがでしょうか。
感謝と共に。 
渡邊公平先生 
1996年9月12日 宮村武夫