主にある仲間の新著通読、そして便りの再読

主にある仲間の新著通読、そして便りの再読
http://f.hatena.ne.jp/kimiyom/20170520153503

沖縄から心の便り−精神科主治医N兄より−
☆1986年4月、沖縄に移住1,2年の間に、会堂建設など生活の多忙さと激変の中で、躁鬱を発症。かなり激しい躁鬱の症状の中で牧会を続ける私のために、N兄の沖縄移住との道をもって、主は弱さのどん底にあった私たちを支えて下さいました。
 N兄は、最も深くみことばに聴従し説教者を励まし、同時に私は、なかま(患者と医療従者はなかま)クリニックの牧場の羊の一頭・一員として、N兄の牧会のもとにある事実を誇り、感謝しました。
「沖縄は本格的な夏ですが、台風で一寸中断されました。東京は如何ですか。
 このたびはお手紙、ならびにルカ福音書味読・身読の手引きをお贈りくださりありがとうございました。久し振りに、先生の語り口を味わっている感じがいたしました。
 先生の活躍の場が日々新しく拓かれている御様子、形にこだわらない先生らしいありかただと感じました。主の顧みに力づけられて、先生ご自身のライフサイクルと時代の要請にあったお働きをつづけられますよう、お祈りいたします。
 家内も合唱などして、子供独立後の生活を楽しんでいます。
 またそのうちに、上京の際にお目にかかりたいと存じます。どうぞお元気で。敬具。」 
著作集刊行に当たりN兄が記したことばは、私の宝の一つです。
「宮村先生は首里福音教会牧師時代、私たち教会員に、『持ち場立場でのそれぞれの活動が牧会である』と言われました。みことばに堅く立ち、それぞれの現場を大切にし、現実現場に即してものを考えようとする姿勢です。
 ご自身の持ち場・沖縄を人一倍愛しつつ、曖昧な妥協を嫌い、先入観にとらわれずに社会や歴史を判断する強さをお持ちです。そんな先生の著作集に心から期待しています。」
N兄は、なかまクリニック院長、私の主治医。また私が牧師であった教会の教会員であり役員、何よりも神の御前における、人間と人間の30年以上にわたる交流。