1990年代、沖縄から、佐藤全弘先生への最初期の手紙 その4

1990年代、沖縄から、佐藤全弘先生への最初期の手紙 その4

★『十字架の言』誌上に、数多く掲載された、佐藤先生の論考を通して教えられたのも、忘れ難い恵みです。
佐藤 全弘 (著) 聖書は性についてどう教えるか―「雅歌」に学ぶ – 2006/11

「頌主
 主の祝福の中に、尊いお働きにご専念のこと、御前に感謝いたします。
『十字架の言』誌上の御論考を通し、いつも教えられておりますが、特に一月号「閨もなんじをほめたたう―藤井武におけるエーロスとアガペー」、深い感動をもって味読させて頂きました。主イエス受肉、何よりも創造主の信仰とゴノーシス的影響との戦いこそ、初代教会から今日まで一貫する激しい戦いと実感し続けておりますので。
 
伊江島で、小さな歩みを継続しております。全く一方的御恩寵の中、沖縄で十二年目の歩みへ踏み出そうとしております。今後の歩みが、あの伊江島にさらに集中して行くことを身に感じております。
 学生センターでの講演会も回を積み重ね、感謝です。主の御名を崇めつつ。
 九七年三月十八日 宮村武夫 
佐藤全弘先生」