日本の大学の将来ばかりでなく、日本の将来に対する希望

日本の大学の将来ばかりでなく、日本の将来に対する希望

本記事を小社は重視しています。記者会見がなされた翌朝、本記事を掲載している事実もその表れの一つです。
  国際基督教大学筑波大学との大学間連携協定の調印式および調印後のあいさつを記事は報告しています。両大学の学長あいさつは注目すべきです。
 筑波大学の永田学長は、「リベラル・アーツの最高峰」とICUを高く評価し、「国立大学と私立大学の壁をなくすといったパラダイムシフトが、有能な学生を育てることにつながれば、筑波としては大きな喜び」と語っておられます。
  他方、ICUの日比谷学長は、同大学がリベラル・アーツの枠組みの中で、31の専門分野を持ち、専門を深めている現状から、さらに「今後、われわれだけではカバーし切れない医学医療系、スポーツ科学系、芸術系などの卒業研究を筑波大学において指導してもらえることは、学生にとって大きなメリットとなる」と現状から将来を見通しておられます。
 初めは小さな一歩であっても、読む者に驚きを与える一歩です。その構想の雄大さは、日本の大学の将来ばかりでなく、日本の将来に対する希望ではないでしょうか。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/20333/20160407/icu-tukuba-agreement-cwc.htm