1年前のメール、そしてこの1年の恵み、さらに。
謝罪と告白。
私は2年ほど前に、日本基督教団の清水与志雄牧師から「クリスチャントゥデイをシェアするな」と言われて、半年間くらい避けていました。カルトであれば危ないというのはありましたが釈然とはしませんでした。
でも、半年間のあいだ、 宮村 武夫 (Takeo Miyamura)先生から2通のお手紙をいただいました。
...でも、何にも返事をしなかったんです。やはり、カルトであったらどうしようという心があったんです。
それで、『創』という雑誌のシェアをしたところ、これまた清水さんがシェアするなと言ってきた。これで気が付いた。あの清水先生という方は自分の気に入らないものに「全部シェアするな」というんだな、と気が付いた。
それから一年少し前に、清水さんとまた喧嘩になった。臼田 宣弘 (Usuda Nobuhiro)先生も巻き込まれていましたが、そこで「クリスチャントゥデイがカルトかどうか、白黒つけようじゃないか」という話になったんです。
それからいろいろと自分で調べるようになった。臼田先生も最初は強力に疑っていました。でも今は私以上のCTの擁護者になっています。
わたし自身が、清水さんに半年以上も「マインドコントロール」されていたわけです。「クリスチャントゥデイはカルトだから近寄るな」という言葉そそのまま聞いた。調べることをしなかったんです。
じつはいまでも「核心部分は疑って」います。たとえそれでも、私は「拒絶ではなく、対話の道を選ぼう、そうでないと本当の解明にはならない」と心に決めています。
ですから私は、宮村先生に申し訳ないことをしたと、こころの中で思っています。
他人の言葉を根拠にして、調べも確かめもしないで、宮村先生を避けました。それは私自身の悪い所だった。そういう点で、自分自身が心から憎いです。
そして、2通のお手紙を見るたびに、非常に苦しい思いをしました。
宮村先生、こころからのお手紙を受け取っておきながら、本当に申し訳ありません。知らなかったこととはいえ、非常に申し訳ないことをしたと思います。
半年間の沈黙の末にドストエフスキーで応答できたこと、それを、受け取っていただけたこと、心から感謝しています。
本当に申し訳ありませんでした。どうかお許しください。