喜びカタツムリの便り 第2 期57 号 2018 年12 月29 日
喜びカタツムリの便り 第2 期57 号
発行者 宮村武夫
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2018 年12 月29 日
イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」
「ゴルゴタに 喜び進む カタツムリ 御国目指して
苦難の道を」(改革派教会の市川康則先生と合作)
マタイ11 章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくび
きを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
「ゴルゴタを 担いて歩む カタツムリ 御国目指して 倒れつ立ちつ」(市川康則先生と合作)
[1] 序
2018年、忘れがたい年でした。
70代の最後の年。クリスチャントゥデイの歩みにとっても、年の初めの頃の混乱も、3月以降は、矢田、内田、私の3人体制が確立。
クリスチャン新聞とキリスト新聞のクリスチャントゥデイについての多分に一方的な報道や、日本基督教団総会議長とJEA 理事長のクリスチャントゥデイに対する再度の取材拒否声明など私から見ればなんと言うことかあきれた状態は続きます。
しかしその中で、クリスチャントゥデイの記事やコラムの質的向上、視聴者数の維持から増加のしるしは明らかです。骨のある支持者、協力者が加えられています。
私自身は、杖を突きながら、あすこが痛いここがどうのこうのと言いながら、読みに読み、書きに書きと意気軒昂です。幼児期からの様々な人と人の結びつきの恵みが、すべての不真実を圧倒して注がれれている事実をクリスマスや年末のメールや手紙のやり取りで改めて教えられています。以下
で、二組の分類①主にある薩摩おごじゅ・②主にある孫弟子それぞれお二人について報告します。
[2] 主にある薩摩おごじゅお二人
薩摩隼人(鹿児島の男性)と言えば、強気で頑固のイメージ。これに対して、薩摩おごじゅ(鹿児島の女性)は、気立てが優しく同時に芯が通ったしっかり者の評判。私は、お二人の薩摩おごじゅを、この年の終わりに懐かしみます。
まず最初のお一人は、恩師渡邊公平夫人・清子先生です。渡邊清子先生は、日本女子大英文科の教授で、1978年度から1985年度まで8年間、私が英文科の非常勤講師として、公平先生の定年ご退職後、講座「聖書」を担当していた期間何かとお世話になりました。
清子先生のお話で一番印象に残っているのは、アメリカに留学中日米開戦のため交換船で日本に送還させられた時の経験の話です。アフリカの喜望峰で、それまで相手国船に乗っていた日米の乗客が自国の船に乗り換えたのです。そうです。今まで船の上席にいた婦人や子供が船底に行き、船底にいた政府の役人をはじめ男性が上席へ移ったのだそうです。
清子先生は、どのような国に戻ろうとしているのか心に刻んだそうです。その時のきっぱりしたもの言いに、戦中そして戦後を貫く清子先生の生き方が伝わるのを覚えました。
もう一つの清子先生との思い出は、私個人に関わることです。沖縄から国立の渡邊先生を訪問した時のことです。その時は清子先生も在宅で、3人で話が弾んでいました。たまたま渡邊先生が席を外された際に、「渡邊は、宮村先生は自分の一番弟子だと言っているのですよ」と告げられたのです。
勿論、渡邊先生が、「一番弟子」などと直接私に表現されたことなどありません。しかし清子先生のメリハリの利いた物言いとともに、「一番弟子」との言葉は、信頼のしるしの言葉として私の心に刻まれました。
もう一人の薩摩おごじゅは、日本バプテスト連合大井バプテスト教会大谷賢二牧師夫人・松枝先生です。大谷ご夫妻は、時代の激しい流れの中で、大井バプテスト教会から奥多摩バプテスト教会に移られたのです。
青梅線沿線牧師夫人を中心とした婦人の交わりは、松枝先生の加入で深まり活動的になりました。また君代に格別個人的な親しみを松枝先生は示してくださいました。その関係で、私も大谷先生だけでなく、松枝先生のお話を聞く機会が少なくなかったのです。
私が一番印象に残っているのは、松枝先生が小学校教師として働き始めた時の決心と実践です。先生は、責任の自覚と共に生涯一番若い立場で慎みつつ前進したいと覚悟し、自分は24歳と心に定めたそうです。実に後にお子さん方が小学生になってからも。「お母さんは24歳」と言い続け、子供たちはそのように担任の先生に話したほどだったとか。
私は、どちらかと言えば、薩摩隼人(鹿児島の男性)より、薩摩おごじゅ(鹿児島の女性)の方が好きです。
[3]主にある孫弟子二人
今年新しい言葉・理解として私が受け入れていることの一つは、「孫弟子」です。
フェイスブック上で知り合った、井手北斗兄とのやり取りを通してです。
最初期にクリスチャントゥデイ記者として働き、その後アメリカで学び、現在もアメリカに滞在している、井手北斗兄。
根田兄のクリスチャントゥデイに対する言動についての彼の報告は、私の知る限り一番納得がいきます。その後、井手兄がICU で学校生活においても、教会生活においても、個人的にも永田先生に大変世話になったと伝えてくれたのです。てこずらせながら、誠実な永田先生の指導を受け導かれたのです。
永田先生との主にある交わりの経過を井手兄に伝えたところ、「僕は宮村先生の孫弟子だったんですね」と、井手兄は私の心に初めて飛び込み残ることになった言葉を書いて来られました。それまで自分自身のこととして、「孫弟子」という言葉を全く使ったことがありません。
その後、井手兄の言葉が切っ掛けとなって、もう一人の「孫弟子」の存在が私に深い意味を持ってきています。宇都宮キリスト集会の上杉哲哉兄です。
聖契神学校を卒業の上杉兄は、ご両親が数年前から宇都宮キリスト集会と交わりを持たれ続けたことから、時間をかけ宇都宮キリスト集会と交わりを深めてきました。そしてついに今年宇都宮キリスト集会に転入会されたのです。
この背景の中で、上杉兄が敬愛する聖契神学校校長 関野祐二先生が、巻末エッセイ「徹底的に愛される」を書かれた私の著作集4巻が、6月に刊行されました。
この事実と上記の宮村→永田→井手、「孫弟子」に重ね、もう一つの「孫弟子」が意識され、確認されるようになったのです。宮村→関野→上杉、「孫弟子」の絆です。主が許して下さるなら、来年以降の80代の歩み、上記の主にある孫弟子二人に加え、孫弟子の絆の新しい展開、主の業のため用いられる予感がします、感謝。
[4]祈りと協力のお願い
(1)主日礼拝を中心に。2018 年11−2019 年2 月主日礼拝宣教、講演会担当など可能性や希望があればご連絡ください、うれしいです。
主日礼拝・他
1 月 1 日 新年礼拝 宮村宅 宇都宮キリスト集会小岩
6 日 グレ−ス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
13 日 ちいろば聖書集会主日礼拝担当
19 日 宇都宮キリスト教一致共同祈り会 松が峰カトリック教会
20 日 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
27 日 ちいろば聖書集会主日礼拝担当 午後後期聖書塾3 回目
2 月 3 日 那覇聖書研究会主日礼拝宣教担当
10 日 安慶名バプテスト教会主日礼拝宣教担当
17 日 日本福音キリスト教会連合足立キリスト教会主日礼拝出席
24 日 グレ−ス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
3 月 3 日 宇都宮キリスト集会主日礼拝担当
10 日 ちいろば聖書集会主日礼拝担当 午後後期聖書塾4 回目
17 日 グレ−ス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
24 日 千葉酒々井三上宅主日礼拝担当
(2)著作・執筆活動を中心に
著作集在庫分の販売や的確な贈呈を通し積極的な活用を目指しています。
4巻『福音の力と事実』が加わりました、既刊7冊。品切れであった7巻、40冊保管されていたのが私の手元に届きました。購入希望の方は、宮村へ連絡ください。
支援のためには、198-0042 青梅市東青梅6−11−8鮫島茂宅 宮村武夫著作刊行会0150−2−290448をご利用ください。
最後の3巻の編集が進められています。お祈り頂ければ、うれしいです。
(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174 をご利用ください。
(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-13-6 ミツボシ第3 ビル4 階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則金曜事務所に出かけます。宮村携帯電話 090-3323-2206
(5)宮村武夫自己紹介
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と1大学で教育に従事。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ論説主幹兼編集長、名護チャペル協力宣教師。宮村武夫牧師5 分間メッセージを、毎日ブログ、Facebook とYoutube で発信。