詩篇19篇の味わい その4

詩篇19篇の味わい その4

19篇9節
「恐れ・ 主への きよく 変わらない とこしえまで
(主への恐れ)
さばき・主の まことであり 正しい ことごとく」

1行目 「とこしえまで変わらない」→新共同訳「いつまでも続き」
2行目 「主のさばき」→フランシスコ会訳「ヤーヴェの示しは」

◆主への恐れが、神の律法に対する敬愛として表されている。
主なる神への恐れとは、主なる神への尊敬、敬虔(けいけん)。
聖書全体を貫いて、神への恐れ・敬虔について教えられている。
その数例、
創世記20章11節、 Ⅱサムエル23章3節、ネヘミヤ5章9、15節。イザヤ11章3節。
箴言において、実際生活の中で、神を恐れる・敬虔な歩みについて、繰り返し分かりやすく教えている。10章27節、14章26、27節、15章16節、19章23節、22章4節、23章17節。

19篇10節
「好ましい 金よりも 多くの純金よりも
 甘い みつよりも 蜜蜂の巣のしたたりよりも」

1行目 「好ましい」→フランシスコ会訳 「望ましい」、新共同訳 「望ましく」

19篇11節
「また しもべ・あなたの 戒めを受ける それらによって
それらを守るとき 報いは大きい

1行目 「戒めを受ける」→新共同訳「熟慮し」、フランシスコ会訳「これによって教えられる」