ボストン開成会、神学と哲学をめぐって
ボストン開成会、神学と哲学をめぐって
★はじめまして。このたびボストン開成会に参加させて頂きます2011年卒業(35代黒組)の田村正資と申します。高校時代はクイズ研究部に所属し、高校生クイズで優勝させて頂きました。
現在は東京大学の博士課程で哲学を研究しております。この9月から半年間、ボストン大学で客員研究員として(東大に籍を置いたまま)研究させて頂くことになりました。半年間とはいえ、海外に長期滞在するのが初めてなので、こういった会があるのは大変ありがたいです。みなさま、何卒よろしくお願いいたします。
P.S. もし、ハーバードやMIT、ボストン大学ないしはボストン・カレッジ等、ボストン近郊の大学で哲学を研究している方でお知り合いがいたら、是非ご紹介頂きたいです。
★大柴 行人 2014年卒の大柴と申します。現在はハーバードの学部4年生で、統計学を専攻しています。
高クイは出ていませんがクイ研部員でした。青木、太田、水上の代です。どこかで機会があれば、ぜひお目にかかれればと思います。
★宮村 武夫→ 田村兄
S32卒クリスチャントゥデイ編集長の宮村武夫です。
1963−67年、Gordon Divinity SchoolとHarvard Divinity Schoolで学びました。神学と哲学の区別と関係についての真摯な思索をなし続けている恩師方との出会い、今も深く感謝しています。
何か少しでもお役に立ちことがあればうれしいです。何かあれば、take.miyamura@gmail.comにどうぞ。
★田村 正資 宮村さま、コメントありがとうございます。大のつく先輩ということで恐縮してしまいますが、機会があればぜひお話をお伺いしたいです。
ぼく自身は哲学的な研究と神学的な思索とを切り離して普段ものを考えておりますが、ぼくが実際に読んでいる哲学者たちはその多くが神学的な文化的背景を持っているので(たとえば、ぼくがメインテクストとして扱っているフランスのメルロ゠ポンティという哲学者は、「肉 chair」といったキリスト教的な含意の強い概念について語っています)、そういった影響関係をどのように読みほぐしていくべきか、それがつねに課題となっております。よろしくお願いいたします。