まさに目撃者証言として

まさに目撃者証言として
 
 今、ヨハネ福音書から、毎日1節説教を動画で発信していることもあって、リチャード・ボウカム、『イエスとその目撃者たち』の14章「目撃者証言としてのヨハネ福音書」と15章「イエスの愛した弟子」による証言を、この数日心を熱くして味読・身読しています。
 クリスチャントゥデイの元従業員の内部告発なるものの内容に対する、キリスト新聞やクリスチャン新聞の一方的な報道に対する不承知は、私にとって、まさに目撃者証言としてのそれなのです。60年来の聖書に対する信頼に関わるのです。先週刊行された著作集4『福音の力と事実』の題名が明示するように。
 ある方が決めつけるように、私の言語活動が暴言や罵倒であるか、生活と生涯をかけた説教であるかどうかの判断は、著作の読者の判断によっても、静かになされ続けていくと確信します。
 その確信にも励まされ、クリスチャントゥデイの現場を含め、読みに読み、書きに書く営みを日々に紡ぐのです。その営みが暴言や罵倒と決めつけようとも。