喜びカタツムリの便り 第2 期49 号
喜びカタツムリの便り 第2 期49 号
発行者 宮村武夫
郵便番号133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
メ−ル・アドレス:take.miyamura@gmail.com
携帯番号:090 -3323 -2206
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2018 年5 月2 日
イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」
「ゴルゴタに 喜び進む カタツムリ 御国目指して
苦難の道を」(改革派教会の市川康則先生と合作)
マタイ11 章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさ
い。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくび
きを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
「ゴルゴタを 担いて歩む カタツムリ 御国目指して 倒れつ立ちつ」(市川康則先生と合作)
[1] 序
確かに、私の歩みはクリスチャントゥデイの働きが中心です。この4月から編集会議議事録を原則的に公表することを決め、小規模とはいえ陪席者を迎えるなど、目に見える形での進展があります。しかし、なによりも鍵は意識、倫理の課題です。
この内面の課題に直面するとき、私にとって、十代の最後の日々、戦前に出版された岩波の全集を通して出会った内村鑑三が生きた手本になります。
あの時は、教育学のレポートとして「教育者としての内村鑑三」(『宮村武夫著作1―存在の喜びをあなたに 愛の業としての説教』166ページ以下)を書きました。そのレポートはその後、私の生涯にわたって根の養分のような静かで確実な影響を与え続けてくれました。
そして今、70代の最後の日々、内村鑑三は狭い意味でも広い意味でも、聖書をメガネに万物を見るジャーナリスト、かけがえのない先達です。
狭い意味とは、鈴木範久先生が、ユニークな著作『内村鑑三日録』のシリーズで「ジャーナリスト時代」と題して一冊を当てている1897年から1900年の歩みです。そこでは「万朝報」の英文欄主筆の目的として、あらゆる態度行動における率直さと正直さを強調。さらに続く「東京独立雑誌」の創刊に当たっては、鈴木先生の的確な抜粋にあるように「吾人の主義は正直なるにあり、確信、有(あり)の儘(まま)を語るにあり、可成
丈(なるべくだ)け万人に対して公平無私ならんことを勉むるにあり、人間普通の道を践(ふ)むにあり」(同書2ページ)なのです。
そうです、「率直」「正直」「公平無私」を、御用新聞や政党色の強い新聞、さらには読者に迎合する新聞が乱立する中で、明確な志として挙げています。この志を根底で支えていた基盤が聖書であり、聖書を通して語られる創造者なるお方です。
あらゆる権力の前で、この基盤に立ってたじろがない。その時、どんな小さな者をもあなどらない、真の余裕がにじみ出てきます。たじろぐ者に限ってあなどるのです。内村鑑三の内に、たじろぐこと、そしてあなどることから解き放たれ続ける、あるべきジャーナリストの姿を見、励まされます。小なりとはいえ、この道を死に至るまでの思いです。
2014年4月、クリスチャントゥデイの働きに直接参与する際、それまで続けていた宮村個人のインターネットの営みを継続、一個人としてもクリスチャントゥデイの働きに協力することを矢田社長と申し合わせ実践してきました。この面でも、4月から5月、一つの節目を通過しています。
[
2] 動画集録継続から継承の恵み
2011年5月、25 年ぶりに沖縄から関東へ戻り、千葉市川市に住み、聖望キリスト教会で歩みを始めました。その中で、岩崎淳・オクサナご夫妻と出会い、それまで名前も聞いたことのないYouTube・動画集録開始から継続の導きについては、後ほど、岩崎淳兄に詳しく書いて頂きたいと願っています。
1年間の忍耐深い岩崎淳兄の説得で、自称江東区大島7 丁目コンビが発足、童謡説教から始めて、来る週も、来る月も動画集録を継続してきたのです。継続する中で、私たち二組の夫婦が恵みを受け、祈りと交わりを深めることが出来ました。そして、この4 月岩崎ご夫妻が、今まで備えられてきた障害を持つ方々への働きに専念する新しい展開に当たり、思いを越えた導きを経験しました。
そうです。足立キリスト教会の宮村義人兄が、岩崎淳兄が継続してきた動画集録の働きを継承してくれることになったのです。義人兄は、同教会宮村三郎牧師の長男、つまり、私の甥です、感謝。
[3]ブログ101 万回アクセスからホームページへ一歩
YouTube・動画集録と前後して、もう一つの営みを開始しました。
これまた、それまで名前も知らなかったブログの開始です。その出発に当たっては、当時信州佐久の小海キリスト教会水草修二先生の手取り、足取りの指導を受けました。私は、自他共に認める典型的な不器用です。ですから、ブログのスタートが大ごとでした。継続が大変でした。弱さの中で、沖縄時代のワープロでの蓄積が助けになり、ブログを継続できました。4 月の末には、101 万回アクセスに達しました。そればかりでなく、宮村義人兄により、ホームページも新しく始められました。
https://miyamuratakeo.localinfo.jp
英語版など幾つかの新しい可能性が開かれようとしています、感謝。
[4]祈りと協力のお願い
(1)主日礼拝を中心に。2018 年5 月〜7 月
主日礼拝宣教、講演会担当など可能性や希望があればご連絡くだされば、うれしいです。
主日礼拝・他
5 月 6 日 小岩栄光キリスト教会主日礼拝出席
13 日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当 前期聖書塾 ①
20 日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
27 日 宇都宮キリスト集会感謝特別礼拝
6 月 3 日 日本キリスト福音教会連合 足立キリスト教会主日礼拝
夕方 パウロ会(両親の記念会、親族の交わり会)
10 日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当 前期聖書塾 ②
17 日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
24 日 酒々井三上宅主日礼拝宣教担当
7 月 1 日 宇都宮キリスト集会in 小岩
8 日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当 前期聖書塾 ⓷
15 日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
22 日 未定
29 日 未定
(2)著作・執筆活動を中心に
著作集在庫分の販売や的確な贈呈を通し積極的な活用を目指す。
既刊6巻(7巻品切)の購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
支援のためには、198-0042 青梅市東青梅6−11−8鮫島茂宅 宮村武夫著作刊行会0150−2−290448をご利用ください。
★2018 年6 月、7 冊目の刊行を目指し作業を進めています。
(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174 をご利用ください。
(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-13-6 ミツボシ第3 ビル4 階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。
(5)宮村武夫自己紹介
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と1大学で教育に従事。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ論説主幹兼編集長、名護チャペル協力宣教師。宮村武夫牧師5 分間メッセージを、毎日ブログ、Facebook とYoutube で発信。