第237回「がん哲学学校」 『次への進展』に向けて 〜『走るべき行程』&『見据える勇気』の訓練 〜について、順天堂大学医学部樋野先生の報告

第237回「がん哲学学校」
『次への進展』に向けて 〜『走るべき行程』&『見据える勇気』の訓練 〜について、順天堂大学医学部樋野先生の報告

「宮村先生
感謝申し上げます。
樋野

第237回「がん哲学学校」
『次への進展』に向けて 〜『走るべき行程』&『見据える勇気』の訓練 〜

日曜日の午後、東久留米での定例の読書会に参加した。今回の箇所は、『武士道 第5章「仁・惻隠の心」』(新渡戸稲造著・矢内原忠雄
岩波書店)を拝読した。「高貴なる精神 〜 優しさ・憐れみ・愛
〜」を学んだ、まさに『有効なる愛』である。読書会後は、インド料理(ルチア)を食べながら楽しい一時を持った。

また、{昨日は新訂版『われ21世紀の新渡戸とならん』を拝読させていただきました。真の国際人とは『静思から得られた結論を語る人物』というのには感銘を受けました。樋野カンパニーで、静思ができる空間と時間の提供をできる新渡戸セミナーハウスを設立したいですね。}さらに下記の感想も寄せられた。
『「商売成功の秘訣10か条に関して」 (32~34 page) の
1:自己にたよるべし。他人にたよるべからず。
2:本を固くすべし。さらば事業はおのずから発展すべし。
3:急ぐべからず。自動車のごときも、なるべく徐行すべし。
4:成功本位の米国主義にならうべからず。誠実本位の日本主義に則る
べし。
5:濫費は罪悪となりと知るべし。
6:よく天の命に聞いておこのうべし。みずからおのが運命を作らん
と欲すべからず。
7:雇い人は兄弟と思うべし。客人は家族として扱うべし。
8:誠実によりて得たる信用は最大の財産となりと知るべし。
9:清潔、整頓、堅実を主とすべし。
10:人もし、全世界を得るとも、その霊魂を失わば、何の益あらんや。
   人生の目的は金銭を得るにあらず。品性を完成するにあり。

こちら、ノートにメモして常に忘れずにいきたいと思います。』との、清々しい、覚悟ある、温かい、励ましのメールを頂いた。「樋野カンパニー」設立は、定年退職後の、地上における、筆者の人生の夢でもある。また、某出版から『後悔しない遺され方』(仮題)の出版企画の取材を受けた。まさに『次への進展』では、なかろうか。『走るべき行程』&『見据える勇気』の訓練の日々である。