森永玲著、花伝社発行の「反戦主義者たることご通知申し上げます」

森永玲著、花伝社発行の「反戦主義者たることご通知申し上げます」

★ペンケン祈祷会祈祷会の祈りの友、土肥先輩はご自身が広島のご経験をなさっておられ、憲法9条に対して並々ならない思いを抱かれています。
 最近も、ペンケン祈祷会祈祷会の祈りの友に以下の文を送られました。

「主のみ名を讃美します。
超お多忙の中、分かち合いを有難うございます。祈りの輪がしっかり根付き励まされます。
相変わらず不順な陽気ですが先生ご夫妻のご健勝をお祈り致します。
先日教友の紹介で森永玲著、花伝社発行の「反戦主義者たることご通知申し上げます」という本を一気に読みました。
内村鑑三の門下生で結核医、末永敏事先生の壮絶な一生です。茨城県知事あての自己申告書に「反戦主義者たることご通知申し上げます。従って軍務にはつきませぬ。」と記載し即逮捕され消息不明となった後実家に遺骨が届いたという当時の反戦キリスト者の姿に息をのみました。

日本郵船の専務の御嬢さんも内村門下生だったことで内村先生のお世話で結婚、一女をもうけたものの6年後に突如、離婚。類が妻子に及ばぬようにして反戦活動を活発化させ遂に国家総動員法に触れて逮捕され終戦前後に遺骨が戻った由。記録が殆どない中で長崎新聞の記者が執念で掘り起したものです。治安維持法の猛威を感じました。
目をを覚まして行きたいと心から思いました。離婚後の親娘は自由学園羽仁もと子の世話になり大いに活躍したそうです。離縁された方は中島静江さん。
 末永敏事先生は清瀬救世軍の病院で死去という説もあるとか。山室軍平内村鑑三結核医・・・・・謎解きのような。機会があったらご一読を。末永敏事先生が長崎県出身であり一通の投書が掘り起しにつながったようです。
土肥由長」

★ぺんけん祈祷会の交わり感謝。
どんな形かで関係のある高校の関係者が、2,3人から定期的に祈り続ける恵みを、高校以来60年の友・吉枝隆邦君と共に提唱します。