この記事が指し示す希望の1つは、徹底的に映像の仕事に携わる中から紙の本が誕生

この記事が指し示す希望の1つは、徹底的に映像の仕事に携わる中から紙の本が誕生

http://www.christiantoday.co.jp/articles/22603/20161117/kazunori-kurimoto-kenji-goto.htm
かなりの方がご存じのように、本記事の冒頭にある2015年1月20日は、後藤健二さんのインタビュー記事の関係で、クリスチャントゥデイにとっても特別な日になりました。
 異端との関係うんぬんと吹聴する方々がいる中で、後藤さんとの最後のインタビュー記事を記載した、小報道機関として、その存在を日本の代表的な報道機関から注目された機会でした。
 
 死によって全てを沈黙させることはできない。後藤さんの場合も全くその通りで、クリスチャントゥデイでも幾つもの記事が後藤さんの死後掲載されています。そうした背景の中で、今回の記事は、特別積極的な意味を持つと理解します。その事態を明示しているのは、「しかし」に始まる記事の文章です。
 「しかし、後藤さんが身をもって伝えたかった世界平和への思いは、彼を慕い、愛した友人たちの手によって、今も語り継がれている」
 
 この記事が指し示す希望の1つは、徹底的に映像の仕事に携わる中から紙の本が誕生していることです。その著書について報じている記事の最後の言葉が印象的です。
 「著書は、12月下旬には店頭に並ぶ予定。次世代を担う若者たち、小中学生でも読めるよう、漢字にはふりがなが振ってある。『スキャンダラスなことは一切書いていない。平和を願っていた後藤さんとの会話を切り取った本。多くの人に読んでいただきたい』と語った」