1990年代、沖縄から、佐藤全弘先生への最初期の手紙 その1

1990年代、沖縄から、佐藤全弘先生への最初期の手紙 その1

 1992年6月、那覇聖書研究会(無教会)の兄姉との主にある交わりを通して出会った、佐藤全弘先生。当時大阪市立大学哲学科教授との文通は、その後沖縄滞在中、さらに今日まで、私の歩みにとり深い喜びの影響を与え続けてくださり、心から感謝しています。

「頌主
 お忙しい中と思いますのに、早速にお手紙を頂き感謝しております。
お送り頂きました、『天国の小門から』、コピーし、六月七日の主日礼拝に出席した方々に手渡し、七月四日(土)の集会に備えて行く一助にさせて頂きました。七月四日(土)には、那覇聖書研究会の方々の御理解を頂き、佐藤先生を私が空港にお迎に行き、午後のご案内と夕食をお世話させて頂くことになりました。
 
 当日の集会は、第一回首里福音学生センター講演会として、今後の方向を示す礎が定められること感謝しております。集会の時間は午後七時半より九時までを願っております。集会後、佐藤先生を宿舎へご案内する役目を私が引き受ける件那覇聖研の方々のご理解を得ました。佐藤先生をお迎えする準備を進めている中、念願の琉大医学部聖研が発足、喜びが重なっております。
 佐藤先生のご研究と授業の上に益々祝福がありますように。
 九二年六月十二日 宮村武夫 
佐藤全弘先生」