「聖書をメガネに」の基盤、その5−1990年代、沖縄から東京キリス教学園の授業に通っている期間、渡邊公平先生との文通を中心とした交わりーその③

「聖書をメガネに」の基盤、その5−1990年代、沖縄から東京キリス教学園の授業に通っている期間、渡邊公平先生との文通を中心とした交わりーその③

「頌主
 暑さの中、渡辺公平先生におかれましては、お元気でお過ごしでしょうか。
渡辺公平先生にお会いする機会がなくなり、キリスト教学園の授業に出かける大きな楽しみがなくなってしまいました。
 
私ども、沖縄で早くも十度目の夏を迎えております。山あり谷ありの面もありましたが、主なる神様のご真実に支えられて参りました。今週主日から月曜日にかけて、一人の姉妹の前夜式から告別式を持ちました。首里福音教会に導かれて三度目です。祖先礼拝の盛んな地で、一つ一つの実証を通し証して行く。これこそ神学の営みと理解しております。

G.ヴォスの重要性を益々実感しております。若い方々とPauline Eschatologyを翻訳できればと考え始めております。
渡辺公平先生の日々の上に、豊かな祝福がありますように。
95年8月4日 宮村武夫 
渡辺公平先生」

★渡辺先生、国立のお宅から授業の前日から学生寮に宿泊なさるようにされていました。沖縄からの私にとっては、渡辺先生と話し合う機会が持て、何よりの恵みでした。その年のスケジュールの関係で、その機会が持てない年もありました。