江戸川区立小岩小学校5,6年、担任花井くら先生・つばめ会 その3

江戸川区立小岩小学校5,6年、担任花井くら先生・つばめ会 その3




1986年4月から、私たちが沖縄へ移住してからは、花井先生との交流は、主に文通になりました。そうした中でも、関東へ出張の際に、先生とお会いする機会を持てる時がありました。

 忘れられない思い出は、末子新が小学校5年生になった年の8月23日(月)から26日(木)、東京へ新と旅行したときの祝福です。一日一日、一つ一つのことが恵みでした。
 たとえば、末弟三郎牧師家族、新と私で、青梅市営墓地の中で十字架の立つ父の墓地に行き、新と幾つかのことを話すことができたこと、私にとりうれしいことでした。
 また久し振りに会うことの出来た本土で生活していた、長男・忍望と新と私の三人で、花井先生を市川から移住なさった小岩の新居に訪問しました。 花井先生は私たちの訪問をとても喜んでくださり、「今の新君と同じ時に、君たちのお父さんは」と、大切に保管しておられる小学校時代の写真や作文を見せてくださいました。
 また小学校卒業後10年・1963年の8月、アメリカ留学に旅立つ際、横浜港に来てくださった花井先生や小学校の友人たちの写真。時に応じてお送りしていた忍望の幼児期の写真や新の赤ん坊のときの写真、そして首里福音教会の新会堂・学生センターの写真などを、次々に出して見せてくださいました。
新にとっては印象深い経験だったようです。

 つばめ会と名づけられたクラス会の有志が、8月29日の午後に花井先生の新居に集まることになっていましたが、それには参加できなくとも、一歩早く幸いな時を与えられました。さらに私たちが先生を訪問すると聞いて駆け付けてくれた級友の一人とは、近い将来クラス会を沖縄でと話し合ったことです。
 主イエスにあって年を重ねる幸いの一つは、30年や40年前のことを昨日のことのように見たり感じたりできることです。そして30年や40年後のことを、主なる神の導きを確信しながら、明日のことのように待ち望みつつ、今日の小事に専念できることです、感謝。