一人の小学生の教会学校出席

一人の小学生の教会学校出席
1923年(大正12年)9月1日、あの関東大震災
私の家族は、東京深川で被災しました。
そのため、祖母イネの郷里である、栃木県佐野市に一時移住したのです。
その佐野で、小学生であった父泰二は、聖公会教会学校に出席していたのです。
長男である私が高校卒業と同時に主に直接仕える道を選んでも、親戚一同がいぶかり,あきれるなかで、一切反対しなかったのです。
 そればかりか、私の日本クリスチャン・カレッジまた留学のため経済的援助を惜しみなくしてくれました。
 やがて父は、深川の、それも奇しくも聖公会の教会で受洗、その会員として召されました。その死の様に接し、末弟三郎は、キリスト信仰に、そして牧師の道へ導かれました。