2016年1月12日(火)③インターネット新聞・クリスチャントゥデイと著作・本

2016年1月12日(火)③インターネット新聞・クリスチャントゥデイと著作・本

 最近、クリスチャントゥデイや私個人に対する各種著作の贈呈が少しずつ増加している事実を見逃せません。
 クリスチャントゥデイと読者との関係の、深まりの一つのしるしと感謝しています。
 しかし課題があります。送り手の思いが込められている著作に、どのように応答するかです。能力と時間の制約があり、本格的な書評は困難であっても、読者に有益な、的確な紹介の実現のため、創意工夫が求められています。

 もう一つの注意を引くのは、幾つか長期連載コラムが締めくくりを迎えている点です。コラム掲載中の読者との対話を加味し、さらに整えられ、充実した単行本として出版される道はないか。出版コストが低く済み、読者各自が広告の発信基地となり得るなど、困難な出版事情の中で風穴を開け得るのではないかと判断しています。
 
 これも組織と予算とは縁が薄い話です。しかしみことばと祈りを通しての志はあります。そうです、志の連鎖反応はあります。
 無責任な話で話題になる、煙のように実態のないものではない。事態のある志そのものである「あなた」と「あなた」の資金が寄せ集まり、だれも考えていなかった大きな基金が用意されて、コラムがゴリアテを倒すダビデの小石・礫としての単行本となり、世に送り出されるよう祈ります。