1969年、東京キリスト教短期大学1年生と教師1年生として出会った友へ

1969年、東京キリスト教短期大学1年生と教師1年生として出会った友へ

 「以前書いたように、カルヴァンは、『キリスト教綱要』を読んだことがない。
 カルヴァンが目指したもの、聖書と教父たちの解釈を目指すことが、カルヴァンに学ぶことになると理解します。
 聖書と教父たちの解釈を学ぶ手引きを与えるため、『キリスト教綱要』を書いたことは明らかで、『キリスト教綱要』を読むことが、聖書を読む代用にはらないわけです。
 また聖書を、書き手の意図の従って、何を、いかに聴従して行くか、カルヴァンのように聖書を読み続けた先達の導きが、小さくない助けとなります。