2015年4月20日(月)③モノログ・独話ではなく、ダイアログ・対話

2015年4月20日(月)③モノログ・独話ではなく、ダイアログ・対話

 昨年4月、覚悟してクリスチャントゥデイの編集長を引き受けて以来、求めるもの、それはモノログ・独話ではなく、ダイアログ・対話です。
 この願いの実際的な現れの一つは、インタビュー記事のますますの充実です。信頼と備えに裏付けされた対話の中から生まれるインタビュー記事は、クリスチャントゥデイの全ての取材の意図、態度、記述などの在り方を指し示しています。
 最近も、国際基督教大学(ICU)教養学部特任教授・同平和研究所所長の千葉眞氏(政治思想史、政治理論)のインタビュー記事を掲載しています。クリスチャントゥデイについて何か言いふらすなら、まずこの記事を自分で読んで、自分で判断してから、責任をもって鋭い批判をして頂きたいのです。

 またクリスチャントゥデイフェイスブックが、読者と記者またコラムニストを結ぶ、恵みの場です。
 そこでは、記者やコラムニストから読者各自へばかりでなく、読者各自からの生の声が、即時性をもって書き手のの各自に伝えられます。数限られた声の背後にある多数の声に耳を傾けながら、応答の記事やコラムを書き続ける道をクリスチャントゥデイの各自が歩みたいと編集会議で、しばしば確認しています。

 半生をかけて集めた蔵書の大部分を処置しなければなrない事態に直面する中でも、手元に残し関東まで持ち帰った少数の本。
 その一冊、P.ラビデ・j.モルトマン『唯一神か三一神か ユダヤ教えとキリスト教の対話』を再読するつもりです。