「徹底した聖書信仰」

15日(金)集会後は、オリーブの里温泉に。温泉マニアの創造論を熱く語り続ける東工大名誉教授の科学者によると、「この温泉、四つ星」と。
幾つもの再会と新しい出会いの恵みに心満たされて。

第103回 日光オリーブの里聖会
「徹底した聖書信仰」
Ⅱテモテ3章10−17節
2013年11月16日(土)10:00

[1]序
(1)「徹底した聖霊信仰」と「徹底した聖書信仰」の不可分な関係。
 両者の生きた関係が受け止められた時、「徹底した」に。

(2)聖書観と聖書解釈・説教の不可分な関係。
聖書観が聖書解釈・説教に影響すると同時に、聖書解釈・説教またその実であるキリスト者・教会のあり方を通して、実質的な聖書観は提示される。

(3)聖書の読み方と生き方の不可分な関係。
「木は実によって判断される。人は生きているようにしか聖書を解釈出来ないし、聖書を解釈しているようにしか生きることが出来ない」。

[2]Ⅱテモテ3章10−17節を手引きに
(1)Ⅱテモテ3章10ー14節とⅡテモテ3章15−17節の関係。

(2)「聖書はすべて、神の霊感によるもので」
①「聖書はすべて

「神の霊感による」

(3)「教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」
①「矯正」

②「一度にすべてでなく」、「絶えず、しきりに」

[3]内村鑑三の「聖書全部神言論」の位置、内容、重要性
(1)内村鑑三の「聖書全部神言論」の位置
 1918年、内村58歳、9月22日以降三回の日曜日に、東京神田基督教青年会における講演の大意。
①1918年 

②58歳→1930年 70歳
 
(2)内村鑑三の「聖書全部神言論」の内容
 この聖書観の根拠として提示している点。
①聖書のみが私たちの罪を現はす。

②聖書は変わらない。

③聖書は驚くべく調和したる書

④聖書は深遠にして尽きざる書。

内村鑑三の、そして私たちの一生涯の実験。

(3)内村鑑三の「聖書全部神言論」の重要性
  ことは、聖書の権威にかかわる。

[4]集中と展開
(1)集中
詩篇119篇105節、「あなたのみことばは、私の足のともしび、
              私の道の光です」

(2)展開
聖書的エキメニズムの提唱と実践
①無教会からローマカトリックまでを視野に→「人間」の視点に立って。

②沖縄キリスト公会の提唱から宇都宮における「キリスト教一致共同祈り会」の実践

③ロ−マ8章18−25節、忍耐と希望(8章25節)
8章23節、「そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。」
★死の現実をも越える、キリストの復活の事実に立つ、灰と煙の現実の只中でからだの贖いを信ず

★ロ−マ8章23節、「そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。」 
うめく必要のない、うめいてはいけないうめき。
しかし同時にうめく必要のあるうめき。

あなどることなく、
たじろぐことなく。