「徹底した聖霊信仰」

11月15日(金)、第103回 日光オリーブの里聖会の第一集会で、各地から集われた100人余の方々と、「徹底した聖霊信仰」の主題で、以下のような学び、感謝。

第103回 日光オリーブの里聖会
「徹底した聖霊信仰」
ヨハネ14−16章を特に念頭に
2013年11月15日(金)19:00

[1]序
(1)今回の機会への感謝。
参加者の一人として、再会と新しい出会いの場に導かれ感謝。
①小岩の母教会との関わりで。
アメリカ・ニュ−イングランドの母校との関わりで。
③栃木で聖書を、聖書で栃木を。日光オリーブの里と宇都宮キリスト集会を二つの焦点とする楕円形。

(2)今回の主題への導きの経過。
①個人の歩みの中で。今回の依頼をお受けした時点で、沖縄の教会において、今回の主題、「徹底した聖霊信仰」、「徹底した聖書信仰」に基づき宣教。

②今回の集会での経験を新しい視点として展望、どのような視野を与えられるか楽しみ。

[2]拙文「聖霊論の展開」(宮村武夫著作1『愛の業としての説教』)の紹介
(1)拙文「聖霊論の展開」執筆の背景
日本新約教団と日本福音キリスト教会連合
 4つが一つに、しかし1つが2つにの現実の中で。

②著作集に加えた意図。
上記の出来事は、特異なことではなく、普遍的な課題と判断。

(2)拙文「聖霊論の展開」の内容。
①聖書に見る聖霊ご自身についての記述・教え。新約聖書だけでなく旧約聖書においても。

②教会の歴史を貫く聖霊(論)の受容。世界の教会の歴史、日本の教会の歴史。

聖霊論の展開、その方向を求めて
 イ.救いの御業の一部・特定のことだけでなく、その過程において。
 ロ.教会の特定の個人だけでなく、教会のすべての人々に。
 ハ。救済(論)の領域だけでなく、創造(論)の領域においても

④私たちの歩みの基盤
 イ聖霊論と三位一体論の生きた係わり。
 ロ.実際の生活・生涯の中で。
 ハ.聖霊論と終末論。

(3)拙文「聖霊論の展開」を叩き台・対話の糸口として、この場で、さらに今後の対話。

[3]聖霊ご自身についての信仰、思索の二本の柱
(1)万代恒雄先生から、高校生の時に生涯の指針を。
「植物があっての植物学である。植物学が植物を生み出したのではない」

(2)聖霊ご自身と主イエスご自身−生霊論とキリスト論−
①ゴ−ドン神学院の恩師・ロ−ジャ−・ニコル先生の手引き
 Wayne Grudem, Systematic Theology An Introduction to Biblical Doctorine
②その特徴
Part4: The Doctrines of Christ and the Holy Spirit
★語りたい幾つかの点あるのですが。
専門用語をなるべく用いず神学の営み。定義とても良い。

(3)生ける父・御子・御霊三位一体なるお方と聖霊ご自身−三位一体論と聖霊論−
①生涯の恩師・日本クリスチャン・カレッジの渡邊公平先生との出会い

②鍵は、「同時に」の恵み
イ.「主はただひとり」、申命記6章4節を初め旧約聖書を貫く大動脈。
さらに新約聖書に一貫した基盤である事実、マルコ12章29、32節、ヨハネ17章3節、Ⅰコリント8章4、6節などの熟読により確認。

ロ・同意に
 主イエスに対して、「私の主、私の神」(ヨハネ20章28節)
 聖霊ご自身の神性(マルコ3章28、29節)
ハ.イズムではなくイズミ・泉
詩篇36篇9節「いのちの泉はあなたにあり、
私たちは、あなたの光のうちに光を見るからです。」

[4]集中と展開
(1)集中
聖書全体の背景の中で、ヨハネ14−16章に集中
ヨハネ14−16章を視点、聖書全体を。14:26「記憶」、15:26、27「あかし、宣教」、16:13、14「真理の御霊」

(2)展開
聖書をメガネに、生ける父・御子・御霊三位一体なるお方から創造された万物を見、正しく・深く・豊かに理解する。これを三位一体的認識(論)と呼ぶ。その特徴は、「同時に」
①統一と、同時に多様。

②類似と、同時に区別。