中学生ミーティング『礼拝の生活』再考その124

1973年4月1日
『礼拝の生活』124号

巻頭言)「中学生ミーティング―3月28日、29日―」 

中学生会が季節ごとに集まりを持つようになってから一年以上になります。
今回は、会堂の二階ができたので、一泊の集まりを持つことになりました。
 今回の特徴は、中三の卒業生が数名いることと、小学上級クラスから進級する新メンバーが、やはり数名いることです。

ですから、中学生会の継承という点からは、今回の集まりは、とても大切な集まりです。教会学校の歩みが、中学生会、高校生会と一貫したものとなり得るかどうかを決定する鍵の役割を果たす集まりと言っても過言ではありません。今までの季節ごとの集まりと同様、地味なものですが、それなりの意味があります。
 
今回のテーマは、「詩篇と祈り」で、1月から3月まで味わってきた詩篇を中心に、祈りについてともに考え、今後のYPM(中・高校生の祈りの集い)の歩みについても相談する予定です。また、夏の中、高校生キャンプについても、今から準備をしていくことになっています。
 
4月から、教会学校がどのような歩みを続けていくか、また中三の卒業後、中学生会がどのような新しい歩みをなすか、さらに、新高校生を迎えて高校生会がどのような歩みをなすか、いずれも小さなことに見えて、私たちの群の将来と重大な係わりを持つ事柄です。私たちが横への宣教とともに、世代を越えた時の流れに沿った宣教をも重視することができるかどうか問われています。
 1972年の教会の歩みを、中学生のミーティングをもって閉じる事実を、新しい年度の歩みを象徴するものと確認します。

☆1970年代のささやかな青梅キリスト教会牧師の歩みとして、中学生会から、季節ごとの中学生ミーティングそしてYPM(中高生Youth Prayer Meeting)を大切にし、それなりの努力を継続して来たことは間違っていなかったと、今も確認できることは感謝です。
同じ覚悟で、沖縄で伊江島中高キャンプを継続しました。
 その伊江島中高キャンプ継続を通して、石川福音教会の重元清牧師との全人格的信頼間係は、ますます深まりました。

 石川福音教会と重元ご夫妻は、沖縄と私たち二人を結ぶ幾つかの絆の要です。