2012年秋、沖縄の女性物理学講師からメール届く
2012年秋、沖縄の女性物理学講師からメール届く
NKさんは、女性物理学講師として、夏から秋、研究と教育の働きを進めて来られました。その間、時に応じて携帯で話し合い祈りあってきました。
論文と共に紹介した中嶋聡先生の本2冊を読まれたとの報告を、先に頂いていました。
そこへ重ねて今週、以下の嬉しいメ−ルが届きました。
「宮村先生,
夏休みの課題に関する報告を申し上げます。
プレゼントして下さった清水武夫氏の著書,
『信仰と科学 その基本的整理』により,
科学的な営みの意味を明確に教えていただきました。
「神のかたち」に造られている人間の使命の中に
位置づけられるものであるとのご指摘です。
人間に与えられている知的好奇心や探究心は
そのことのために用いるべきなのでしょう。
詩篇111:2
「主のみわざは偉大で,
みわざを喜ぶすべての人々に尋ね求められる。」
私の場合,知的好奇心を満たそうとする思いが,
先ず動機としてありました。
科学的な営みを人間の使命として受けとめますと,畏れ多く,同時に,その営みの中に身をおくことを許されていることに感謝と喜びを感じております。
キリスト者としての基本的な姿勢を学びました。
遅ればせながら,本来の観点からの理解を深めつつ,
研究に取り組んで行きたいと願っております。
NK」
私自身が熟読し、数多くの書き込みをしてあった、清水武夫氏の『信仰と科学 その基本的整理』をプレゼントしたのが、このように活用されたのです。
清水先生と私の同じく渡邊公平先生からご指導を受けた交わり(「回顧と展望の原点を共有して」宮村武夫著作2『礼拝に生きる民 説教 申命記』3頁以下)の波紋の広がりです。