『喜びカタツムリの便り』12号

《千葉県市川より》NO.0012 2012年7月14日(土)

ゴルゴダ
  担われ進む カタツムリ
イザヤ書46章3.4節
わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。

ゴルゴダ
  担いて歩む カタツムリ
マタイ11章28.30節
すべて、疲れた人、重荷を負っている人 は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、
わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。

[Ⅰ]序
 6月から7月の日々、二つの事実の両面に直面しつつ、8月と9月に備えつつあります。
今、著作集の難産の苦悩とブログの広がりの喜びと両方を経験しています。
 一方では、著作集の刊行が経済的理由などで遅れが重なっているのです。
ブログの広がりが少しでもこれをカバーでき、道を切り開いていくことを祈っています。

[2] 松原湖バイブルキャンプ夏期聖会
8月13日(月)−16日(木)
主題聖句 ヨハネ3章16節
★全体主題『ヨハネ福音書の中に見る私たち』
 2012年夏、松原湖で私たちがヨハネ福音書を読むだけではないのです。
ヨハネ福音書の記者も、私たちのことを意識し念頭において福音書を書いているのです。
どんな根拠に基づき、そんな無茶なことを言うのでしょうか。本当にヨハネ福音書の中に私たちを見出だし得るのか。もしそうであれば私たちから聖書ばかりでなく、聖書から私たちへの道が開かれている恵みの事実を確認できるはずです。
 
 またニコデモが見当はずれの問答をなしている中で、
主イエスは、「御霊によって生まれた者」(6節)の存在の恵みを明らかになさっています。
なぜその事実をヨハネは記述しているのでしょうか。
意図は明らか。ヨハネ14−16章に見る主イエスが約束された聖霊ご自身についての約束が成就、あのニコデモが「御霊によって生まれた者」とされている事実を伝えているのです。
伝えている目的も明らか。ヨハネ福音書を読む「私たち」が「御霊によって生まれた者」として恵みをしっかり自覚、パウロと共に恵みを無駄にせず、豊かに実を結ぶためです。
「ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。」

今回5回の集いを通して、この恵みの事実を確認したいのです。
そうです。徹底した聖霊信仰、徹底した聖書信仰の道を歩むのです。 

○1回 ヨハネ3:章1−16節
ヨハネ3章16節は、誰が誰に話しているのか』
 ヨハネ3:1−15のニコデモと主イエスの対話の記述の仕方に注意し、16節との関係を
思い巡らしたいのです。3章16節は、誰が誰に語ったことばとして記されているのか。
 さらに3章6,8節に見る「御霊」の記述が、3章1−16節の箇所でいかに大切な鍵であるか14−16章の光りを通して確認し、「御霊によって生まれた者・私たち」理解の手引き。  
 
○2回 ヨハネ1章14−18節
ヨハネ1章14節の『私たち』の中に、私たちも」
 1章14節の「私たちの」と「私たちは」、16節の「私たちみな」に注意。
 これらの「私たち」とは、著者と仲間の主イエスの弟子。
しかし同時に、ヨハネ福音書を最初に読んだ人々を指すことは、明らかです。
そればかりでなく、さらに、この「私たち」には、いつの時代、どこの場所でもヨハネ福音書を読む人々も含む書き方です。
そうです。今現に、松原湖バイブルキャンプ場で、このようにヨハネ福音書を共に読んでいる「私たち」も喜びの交わりに招かれ呼び入れられています、ハレルヤ。

○3回 ヨハネ14章15−17節
「御霊によって生まれた私たち」①
『助け主・真理の御霊』
二本の柱
(1)聖霊ご自身は、生ける三位一体なる神・永遠の愛の交わりの三位の中の位格。
 生ける三位一体なる神・永遠の愛の交わりこそ、人間・人格的存在の根拠。
(2)主イエス聖霊ご自身は、不可分の密接な関係。

4回 ヨハネ15章26、27節、ガラテヤ5章22−26節
「御霊によって生まれた私たち」②
『この確かな約束に立って』
 聖霊ご自身が主イエスを証なさるとの恵みの約束とその成就。

5回 ヨハネ16章13節−15節、33節
『真理の御霊が来ると』
(1) ヨハネ16章13−15節
(2) ヨハネ16章33節

祈りの課題
①宮村武夫著作集既刊3冊感謝。刊行難産の4冊以降のためお祈りください。
②ブログ・「喜びカタツムリの歩み」http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/ご覧ください。

[3]石川福音教会主催 夏の修養会
8月20日(月)−21日(火)
熊本・人吉市ともしび聖書キャンプ場
主題聖句 ヘブル12章2節
主題 『聖書を貫く二本の柱』
集会①「はじめに神」
集会②「しかし神は」 

★この1年、『聖書を貫く二本の柱』の主題で宣教を幾つかの教会でして来ました。
熊本では時間的余裕があるので、使徒信条を手引きに、
①創造者を信ずる創造の信仰
「我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず」
②主イエスにある救済の信仰
「我はその独り子、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、おとめマリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人の内よりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。
 かしこよりきたりて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。」
この二本の柱それぞれの豊かな内容を確認、さらに両者の根本的・有機的一致の確認。
同時に私たちの生活・生涯での二本の柱の確立を目差したいのです。
 
その実現の鍵となるのは、「我は聖霊を信ず・聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえりとこしえの命を信ず。アーメン」です。聖霊ご自身についての信仰告白の部分の重視する必要があります。

前回の石川福音教会の修養会の際と同様、九州各地からの主にある方々との交わりも楽しみです。今回は、交わりの時間もプログラムに確保されています。

沖縄との絆
 沖縄の星の子キリスト福音教会の土地会堂購入のため、すでに10数口の個人・教会の献金が届けられていると牧師からの報告、感謝。続けて祈っていきましょう

[4]2012年8月、9月、10月からの年度後半、喜びカタツムリの宣教計画
★今年度後半10月−2013年3月の期間、主日礼拝を中心にした宣教の機会、特に2回以上連続の集中的有機的な聖書の学び・宣教の機会が備えられるようにお祈りください。また可能性があれば連絡して頂ければ、感謝。

①8月
8月5日(日) 聖望キリスト教主日礼拝出席
8月12日(日) 日本同盟教団小海キリスト教主日礼拝宣教担当
8月13日(月)−16日(木) 松原湖バイブルキャンプ夏期聖会
8月19日(日) 日本福音キリスト教会連合 宮崎北聖書キリスト教会主日礼拝宣教担当
8月20日(月)−21日(火) 日本福音キリスト教会連合 石川福音教会主催夏の修養会
8月25日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
8月26日(日)聖望キリスト教主日礼拝、午後聖書味読・身読会宣教担当

②9月
9月2日(日) 未定
9月9日(日)未定
9月16日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
9月16日(日}−17日(月)
宇都宮キリスト集会・聖望キリスト教会合同修養会
 日光オリ−ブの里
 主題  『使徒信条』再考
 集会①「聖徒の交わり」
 集会②「からだのよみがえり」
使徒信条の重要性をキリスト信仰の歩みを重ねる中でますます確信しています。
その全体像を視野に入れながら、教会の豊かさとからだ・私に基づく救いの徹底の二つの側面から、普段親しんでいる使徒信条を、もう一歩掘り下げて再考したいのです。
9月23日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
9月30日(日)未定

③10月
10月7日(日)  日本福音キリスト教会連合 富士見ヶ丘キリスト教主日礼拝宣教担当
10月14日(日) 日本同盟教団小平聖書教会特別伝道集会宣教担当
10月21日(日)  日本福音キリスト教会連合 丸亀聖書教会主日礼拝宣教担当
10月27日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
10月28日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当

④11月
11月4日(日) 無教会全国大会 沖縄大会参加検討中
11月11日(日) 日本キリスト教団 清瀬旭が丘教会主日礼拝宣教担当
11月17日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
11月18日(日) センド国宣教団 東所沢めぐみ教会主日礼拝宣教担当
11月19日(月) 午後2時 日本センド派遣会理事会 東所沢 センドセンタ−
11月24日(土)  日本同盟教団土浦めぐみ教会カップルズランチ宣教担当
11月25日(日)  聖望キリスト教主日礼拝、午後聖書味読・身読会宣教担当

⑤12月
12月2日(日)未定
12月9日(日)日本福音キリスト教会連合 大月福音キリスト教会設立20周年記念礼拝宣教担当
12月16日(日) 未定
12月22日(土) 午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
12月23日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
12月30日(日) 未定

⑥1月
1月6日(日)未定
1月13日(日)未定
1月17日(木)東京キリスト教学園卒業生交流委員会 拙宅
1月20日(日)未定
1月26日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
1月27日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

⑦2月 
1月29日(火)−2月21日(木)沖縄訪問・宣教
2月3日(日)未定
2月10日(日)未定
2月17日(日)未定
2月23日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
2月24日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当

⑧3月 
3月3日(日)未定
3月10日(日)未定
3月17日(日)未定
3月23日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
3月24日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
 3月31日(日)未定

連絡方法
★住所:〒272 -0034 千葉県市川市市川3 -37 -11A
★メ−ル・アドレス:miyamura@send.jp
★携帯番号:090 -3323 -2206
★電話・ファックス 047 -374 -3225
★ブログ・アドレス:http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/
★振替口座番号 00240‐0‐82660

宮村武夫
1939年東京深川生まれ
高校生時代 キリスト信仰へ導かれる
現在 日本センド派遣会総主事、聖望キリスト教会宣教牧師、宇都宮キリスト集会牧師、名護チャペル協力宣教師