喜びカタツムリの便り 《千葉県市川より》NO.009 2012年4月14日(土)

ゴルゴダ
  担われ進む カタツムリ
イザヤ書46章3.4節
わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれて おり、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。

ゴルゴダ
  担いて歩む カタツムリ
マタイ11章28.30節
すべて、疲れた人、重荷を負っている人 は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、
わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。

[Ⅰ]序 
 4月からの新しい年度、毎週の主日礼拝を中心にした来年3月までの予定が出来るだけ早めに決まり、1年間を見通しながら各月、各週の備えを重ねたく願ってきました。
25年間、関東を留守していたためもあるのでしょうか、少々困難な面もあります。
 しかし今までも訪問、特に宣教担当出来た際の出会いは、常に素晴しく励まされ喜びにみたされています。説教者として宣教担当する基盤は、一人の人間としてまた夫婦二人で礼拝に参加する喜びである事実を、改めてしみじみと味わっています。
お祈り頂ければ嬉しいです。

 月からの新年度の歩みを始めた中で、先年度からの一貫性と共に、それなりの進展性をも実感しております。二つの新しい取り組みを、[2]、[3]で報告いたします。

[2] ブログ開設  ブログなるもの、ほとんど何も私は知りませんでした。
だいたいカタカナの名称がぴんときません。ですから総天然色の映画と呼んだりして君代に呆れられ、またかの反応を受けています。

 ブログと聞いただけでは、実物に触れてない者には内実を想像するなどしにくいのです。
要するに無料投稿掲示板、投稿日記。各種制約をあまり受けない発言の場といったところ。

 とにかく「困った時の水草頼み」で、小海キリスト教会の水草修治先生の手取り足取り以上の助けでブログを開設しました。
 http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/20120316/1331908708#c
今の私に備えられた宣教の機会と受け止めています。教会の枠を越えて、人間であるなら誰に対しても、悪いこと以外なら何をしてでも福音を語りたいとの素朴な祈りへの答えでしょうか。

 「正に、ブログ伝道、先生の賜物が用いられるためのプレゼントだと思いました。」、
「ブログという強力な武器を手にされた先生に、豊かな恵みの連続がありますように。」
など、すでに励ましを受けています。
 何とかの豚は、おだてられれば、木にも登ると君代と笑っています。
経済的な負担を周囲の方々にかけないですむのが、なによりの感謝です。

[3]テオピロ神学リンク 
テオピロ神学について
(1)神学とは
神学とは、聖書をメガネとして神の被造物を見、創造者の視点から解釈する行為。
例えば、沖縄の伊江島中高生キャンプで直面した台風の受け止め方から、台風の神学への一歩。聖書をメガネにして台風について考察する、これが台風の神学です。

(2)神学における個人・人格
ルカがテオピロ一人のため、ルカ福音書をさらに使徒の働きを記述した事実―私は素朴にそのように受け止めています―を覚え感動します。目前の一人に全力を注ぐ、これこそ神学、特に神学教育において必要不可欠な精神と実践と判断します。
 そもそも神学は、生ける三位一体なるお方に基盤を持ち、そのお方との人格的関係が源泉なのですから。

(3)テオピロ神学素案
 1969年から、三つの神学校で神学教育に従事する恵みを与えられて来ました。
2006年夏に神学校から離れ、思わぬ経緯で神学校教育から退きました。しかし神学教育は生き生きと実践していると実感しています。
特に昨年千葉の市川に移住以来、千葉商科大学佐藤哲彰兄との継続的な対話・交わりは、一対一の神学教育の豊かさを確信させてくれました。
 距離の隔たりを越えて、メールや携帯を活用、何よりも祈りの交わりの中でのテオピロ神学です。はじめは小さく一歩を。

(3)名称
 名称としては、テオピロ神学を営むことからテオピロ神学校、さらに規模や性格からテオピロ神学塾が考えられます。
 しかし特定の建物など一切なく、距離の隔たりを越えた一対一の結び付きが基盤である事実から、テオピロ神学リンクを選びました。リンクということばは、今日かなり一般的に用いられており、理解を得やすいのではないかと考えます。
 また私が協力宣教師である名護チャペルでは、チャイルド・リンクやカフェー・リンクなどの名称を活用しています。

(4)期間、方法
 期間は1年。
 方法、学生が選択した一つの課題を、1年間聖書で対話を重ねる営みを継続。
たとえば琉球大学物理学担当女性講師のオピロ神学リンクへの新入前後の対話は、以下のよう。

N。添付文書,拝見いたしました。趣旨に賛同いたします。
名称の由来など,お伺いしたいと思っていたところです。
 先日は,電話口でのお祈り,ありがとうございました。
研究者,教育者としての姿勢について,先生のほうでは,過去において思索をされておられると存じます。

M。牧師原論の場合では、牧師である前に、一キリスト者である喜び、つまり創造者・救い主なるお方にある一人の人間としてのかたじけなさ・存在の喜びを忘れない牧師の歩みについて話し合いました。

 研究者、教育者の場合も、同じく研究者、教育者である前に、人間たれと言えないでしょうか。
一人の人間としての存在の喜び。

N。返信,ありがとうございました。
「一人の人間として」、やはりそうきたかという思いで受けとめております。
確か,先日のお電話でも,開口一番「教員も一人の人間なのです。」
とおっしゃっておられたのを思い出しております。

(5)費用、定員、募集
費用 入学金 1万
   月謝 月千円または年額1万
定員 7名。
 現在1名入学。4名が入学手続き中。残り2名空席、4月中対話で。5月以降は、2013年度入学に向けて。
募集方法 直接宮村に手紙またはメールで連絡。

[4]2012年4月―9月、喜びカタツムリの歩み
 「本日はご丁寧なお便りと諸文書をお送りいただき、ありがとうございました。
早速文書を読ませていただき、先生が並々ならぬ決意で新しい年をお迎えになられことを
改めて知ることができました。・・・」(畏友からの葉書)
①4月
4月1日(日) 日本アッセンブリー・オブ・ゴッド教団小岩栄光キリスト教会出席
4月8日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
4月15日(日) 日本福音キリスト教会連合 富士見が丘キリスト教
4月22日(日) 国際基督教大学教会出席
4月29日(日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

②5月
 5月6日(日) 未定
5月13日(日) 未定
5月20日(日) 未定
5月27日(日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会 

③6月
6月3日(日)  日本福音キリスト教会連合 足立キリスト教会出席 パウロ
6月10日(日) 未定
6月17日(日) 日本福音キリスト教会連合 西上尾キリスト教会 主日礼拝宣教担当
6月24日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

④7月
7月1日(日) 沼津港町教会
7月8日(日) 未定
7月15日(日) 高津キリスト教会宣教担当
7月22日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
7月29日(日) 未定

⑤8月
8月5日(日) 未定
8月12日(日) 日本同盟教団 小海キリスト教
8月19日(日) 日本福音キリスト教会連合 宮崎北聖書キリスト教会
8月26日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

⑥9月
9月2日(日) 未定
9月9日(日) 未定
9月16日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
9月23日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
9月30日(日) 未定

(2)特別の時と場所の集中的な宣教の機会
松原湖バイブルキャンプ
8月13日(月)−16日(木)
主題聖句 ヨハネ3章16節

 ②石川福音教会主催 夏の修養会
8月20日(月)−22日(水)
  熊本・人吉市ともしび聖書キャンプ場
  主題聖句 ヘブル12章2節
  主題   『聖書を貫く二本の柱』
  集会①「はじめに神」
  集会②「しかし神は」

 ③宇都宮キリスト集会・聖望キリスト教会合同修養会
  9月16日(日}−17日(月)
  日光オリ−ブの里
  主題  『使徒信条』再考
 集会①「聖徒の交わり」
 集会②「からだのよみがえり」

4月からの新しい年度を迎えた今、これまで具体的な歩みにおいて足のともしびとなってきた聖書のことばが道の光りです。それに加え、聖歌292番が特別に心に迫ります。
Ⅱコリント9章10節
「蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、
あなたがたにも蒔く種を備え、
それをふやし、
あなたがたの義の実を増し加えてくださいます」。
Ⅱコリント9章11節
  「あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、
それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。」
 Ⅱコリント9章15節
  「ことばに表せないほどの賜物のゆえに、神に感謝します。」

聖歌292番
1 今日まで守られ、来たりしわが身、
  つゆだに憂えじ、行く末などは
  いかなるおりにも 愛なる神は
  すべてのことをば よきにしたまわん
2 か弱きものをも かえりみたもう
  わが主の恵みは この身にたれり
  にぎおう里にも  さびしき野にも
  主の手にすがりて 喜び進まん
3 主の日ぞいよいよ 間じかに迫る
  浮世の旅路も しばしのまのみ
  間もなく榮の みくににゆきて
  ときわに絶えせず わが主と住まわん

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