心から敬愛する、新井明先生からはがきが届く、感謝

心から敬愛する、新井明先生からはがきが届く、感謝
1978年度から1985年度まで8年間、日本女子大学英文科の非常勤講師として、私は、渡邊公平先生定年ご退職後、講座「聖書」を担当したのです。数々の忘れがたい恵みを注がれました。
 その中でも新井明英文科教授との出会いは、格別の出会いでした。
特に1986年4月私たちの沖縄移住以降、文通を通しての指導交わりは、沖縄時代を通じ、また2011年5月関東へ戻って来てからも大きな支えでした

 ところが、このしばらく新井先生の体調がよくないこともあって連絡が付かなかったのです。しかしようやく私からの手紙が届き、以下のような心のこもったハガキを受け取ることできたのです。
 そうです、時を前後して手元に届いた、新井明選集1『ミルトン研究』LITHONと共に、クリスマスと正月の二重のプレゼントです。

「宮村武夫先生・御奥様
  このごろお寒くなりました。宮村ご夫妻さま、お変わりなきご様子で、安心いたしました。
 最近の出版物をお贈り下さいまして、誠にありがとう存じます。この度頂戴いたしましたものの中で、私として初めてであったことは、「市川治平元大佐」様おことでした。このお伯父をとおして、宮村少年が学び、継承したことがその後の宮村「先生」の骨格を形成したということです。
 昭和7年生まれの私なども「大君の醜の御楯」たるべく教育を受けたのでした。アメリカへやられた時なども、どうして「鬼畜」の」国へ行かねばいけないのか、と悩んだものでした。私は日蓮宗の家系でした。
 今は体調不具合です。(家内は入院中です。)行くところまで、引かれ行こう、の心です。
 先生さま方、どうかお健やかにて!
 2018年12月25日 御生誕日
           新井明」