恩師ニコール先生のすまし顔 再録

恩師ニコール先生のすまし顔 再録

 クリスチャントゥデイの記事・「行動は祈りの一部」家族法憲法学者でクリスチャンの清末愛砂・室蘭工業大学大学院工学研究科清末愛砂准教授の特徴ある論点は明白です。
 「憲法関係の平和運動はこれまで、憲法9条を守るということに集中してきました。それはとても価値があって、当然のことだ」としながら、同時に「国家緊急権」導入の危険性、さらに憲法24条(家族内での両性の平等・個人の尊厳)が極めて重要であると把握し、強調なさっています。
 
 この清末准教授の鋭く急所を射る主張を読みながら、突然ですが、50数年年前の恩師ニコール先生の言葉を思い出しました。
 神学生が「きよめ」の経験をしましたと先生に報告すると、「君の奥さんは何と言っている」とすました顔で尋ねるのです。
 家庭内で本物でなければ、もちろん公共の場でも本物でない。基本的な人権もきよめも