順天堂大学医学部樋野先生、第238回「がん哲学学校」 「現代に求められるリベラルアーツ教育」 〜「最高のモデルの提示」〜

順天堂大学医学部樋野先生、第238回「がん哲学学校」
「現代に求められるリベラルアーツ教育」 〜「最高のモデルの提示」〜

第238回「がん哲学学校」
「現代に求められるリベラルアーツ教育」 〜「最高のモデルの提示」〜
筆者が、客員教授を務める埼玉医科大学総合医療センターブレストケア科の『小江戸がん哲学外来』に赴いた。
病院の掲示チラシには『「病気で人生に悩む方のための“言葉の処方箋”」、病気になってからの生き方を考える「がん哲学外来」』と紹介されていた。まさに「医療の隙間を埋める」の実践を痛感する。

東京女子大学(今年、創立100周年)の理事会に出席した。今夏の海の日(7月16日)に、氏家純一理事長(野村ホールディングス名誉顧問)と、恵泉女学園の宗雪雅幸 理事長 (元富士フィルム社長) との3人で、軽井沢の『内村鑑三記念石の教会』の近くで、信州大学医学部の教授の座長の下で、公開シンポジウム「新渡戸稲造 軽井沢夏季学校校長就任100周年記念」(主催:軽井沢夏季がん哲学学校;協賛:東邦ホールデイングス、東邦薬品、ファーマクラスター、共創未来ファーマ)に赴く予定である。
東京女子大学(初代学長:新渡戸稲造)、恵泉女学園創立者:河井道の先生)創立には、新渡戸稲造が関係しており、筆者は、両校の理事を仰せつかっている。
宗雪雅幸理事長の『新渡戸先生の机』、氏家純一理事長の『女子高等教育と新渡戸稲造』は、乞うご期待である。
 筆者は『国際教養と新渡戸稲造』を話す予定である。まさに、これこそ、「現代に求められるリベラルアーツ教育」の「最高のモデルの提示」では、なかろうか!

新島襄記念 がん哲学外来 in 伊勢崎市民病院』
に赴いた。元群馬大学学長、日本郵政スタッフ株式会社の産業医の先生方も、面談を見学された。その後、『がん哲学外来なごみカフェ』(伊勢崎社会福祉会館に於いて)に、出席した。群馬県の医師の方、「共愛学園 中学高等学校」の関係者も多数参加されていた。

週末、『がん哲学カフェ in 常盤台』(常盤台バプテスト教会に於いて)で講演と個人面談の機会が与えられた。歌のコーナーもあり『手のひらを太陽に』など、合唱された。本当に心が癒やされる、楽しい時を過ごした。
また、『第26回「楕円形の心」』を拝読された方から{『何のために生まれて、何をしていきるのか答えられないなんて、そんなのはいやだ〜♩』(アンパンマンのマーチの歌詞)が浮かんできました。}との励まされるメールを頂いた。