沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その9

沖縄から、恩師渡邊公平先生へ、時に応じて手紙 その9

★説教のため召されている、自分の召命は説教との自覚を深め、一歩一歩

「頌主 
九月に入り、御地においては次第に秋の深まりを増し、過ごしやすくなっているのではと期待いたしますが、いかがでしょうか。

沖縄でも、赤とんぼが飛んでいるのを見たりすると、「沖縄の秋」を感じます。
四月より、沖縄聖書神学校校長をキリストのくびき(マタイ十一章29節)と理解し、引き受けました。六年前から組織神学の担当を始めたことに重ねて、自分の生涯の最後・直線コースに入り生涯の使命を明示されていると心に刻んでおります。
それは、聖書神学ばかりでなく組織神学に裏打ちされた説教・宣教。説教・宣教において、生き生きと展開される聖書神学、また組織神学です。

そうした中で、2000年11月1日、東京キリスト教学園設立記念礼拝説教・『保線夫として』は、やはり一つの節目であることを改めて覚えます。
また、第十一回全国研究会議(福音主義神学における牧会)における役割を、主からのものと感謝します。渡邊公平先生から注いで頂いた学恩を日々感謝して。
渡辺先生 
2002年9月15日 宮村武夫」