民数記味読・身読の手引き その31 民数記31章

民数記味読・身読の手引き その31 民数記31章
民数記31章

(1)31章全体としては、ミデアン人に対する報復
1- 6節 戦いのための召集

7-12節 戦争

13-18節 捕虜の処置

19-20節 帰還兵のきよめ

21-24節 戦利品のきよめ

25-54節 戦利品の分配の法則

(2)モーセの最後の仕事、1、2節。
カナン攻略のための戦いの原則を示すものとして、詳しく描く。

残酷なまでの厳しさ、すべてが理解できなにが、何も理解できないわけではない。

(3)幾つかの点は、明確、また明確にし続ける必要。
①背景に、主なる神の聖さと救いのご計画。

②時代的背景、当時のカナンの偶像礼拝は、極度の不道徳が伴う、その影響力、25章1、2、9節。1-12節の段落は、25章17、18節に続く内容。

③復讐は、主ご自身のみがなさるので、人の復讐は、聖書全体において禁じられている、ローマ12章17-21節。

④ピーター・C.クレイギ著、村田充八訳、『聖書と戦争-旧約聖書における 戦争の問題』。

⑤沖縄の地にあって。