民数記味読・身読の手引き その21 民数記21章 その19,20欠 

民数記味読・身読の手引き その21 民数記21章
その19,20欠 
民数記21章

(1)21章の内容。
①アラデの王を撃破、1-3節。

エドム迂回の旅における旅の反逆(燃える蛇と青銅の蛇)、4ー9節。

③ホル山からピスガの頂(いただき)まで、21ー32節。

④エモリ人の王シホンを撃破、21ー32節。

⑤バシャンの王オグを撃破、33-35節。

(2)1ー3節、ネゲブにおけるカナン人との遭遇。
この地名ホルマ(3節)、参照14章45節、斥候(せっこう)に行った人々の不信仰により40年に及ぶ荒野の旅。この年月の後、ホルマで最初の勝利。

 実例私の知る限りでも、山梨県都留市での宣教活動、集会中止。
ところがその集会で出会った大学生であった戸田兄と高校生であった鈴木姉が後年結婚に導かれ、やがて戸田夫妻宅で家庭集会、さらに猿橋キリスト教会の誕生、2003年1月19日献堂式、今日へ。

(3)4-9節、反逆し続けた民は、この段にもなってもつぶやく、
4節。「しかし民は、途中でがまんできなくなり」←→ヘブル10章35節。そこで主なる神は、燃える蛇を送られる。

7節、ここでもモーセは、民のために執り成しの祈り。
人として最高の行為としても過言ではない、そうではないでしょうか。

8節、青銅の蛇を仰ぎ見れば生きるとの約束。
強調点、仰ぎ見る。
ヨハネ3章14,15節。ニコデモの記事では信仰に強調。民数記の記事の引用により、仰ぎ見るとは、信仰の具体化。あげられ給いし主イエスに対する人格的信頼。

(4)10-20節、セレデの谷(12節)やアルノ川(12節)の大切さ。
地形の中での川の大切さ、川と人の生活とは密接なかかわり、時代の隔たりにもかかわらず、川の大切なことを変わらない。