民数記味読・身読の手引き その2 民数記2章

民数記味読・身読の手引き その2
民数記2章

(1)1章と2章の関係
1章46節と2章32節に示されている民の人数,同じ数.

1章,部族の存在そのもの.

2章,各部族が旗印のもと,それぞれに与えられた位置,秩序ある配置と機能.

(2)3節以下,実際の内容.
宿営の配置 東側,南側,西側,北側,その中央にレビ

進むとき 東,南,レビ,西,北の順序

(3)個と全体の関係.
全体の中で,各部族が置かれている位置の自覚.
参照Ⅰコリント12章.

この関係は,空間ばかりでなく,時の流れにおいても,それぞれの位置,役割. 

(4)34節.「進んだ」.実際の出発,行進を描く前に.各部族の配置は,進むためのもの.生ける神の御手の中にあって,進軍する民の役割,ピリピ2章13,14節.