動画集録ヨハネ8:31−39準備を早めにー父の言葉を思い出すー


動画集録ヨハネ8:31−39準備を早めにー父の言葉を思い出すー

 毎日、ヨハネ福音書のメッセージ動画を発信しています。毎週火曜日に、岩崎淳と一緒に集録します。
 5分少しの1日分を7日分の準備にそれなりにかかり、しばしばぎりぎりの状態になります。何とかか早めに準備を始め、余裕をもって集録したいと願いいながらいますが、なかなかです・
 ところが昨日は集録した直後、次回のためヨハネ8:31−39について準備を始めることが出来ました。何がどのように書かれているか、主題と展開に意を注ぎながら構造を把握するのです。その作業を進め心満たされながら、1978年に、聖公会の一員として召された父の言葉を思い出していました。

 父は、代官山山の手出身の母とは対照的に、深川出身根からの下町気質でした。しかも親族の中で、ただ一人大学に進まず、旧制中学を卒業すると直ぐに家業を継ぐべく現場に飛び込んだのです。ロシア語通訳官から曾祖父の急死により政界に転身した祖父と対照的です。
 兵歴も、階級が全く上がらないとの伝説を残す一兵卒で、幼年学校から陸大まで進んだ母の長兄と対照的。
 そんな父が時々話していた冗談は、「坊主の頭とウソは、ゆった(言った)ことがない」です。子供の頃は、単なる冗談のように聞いていました。
 ところが次第に、私の受け取り方が真剣になってきました。今では、厳しい実業の世界で生きた父なりの信仰告白であり、8:31−39との深い結びつきを認めるのです。
 昨日、机の上での作業の後散歩をに行く前に、郵便受けに入っている印刷物に、下町柴又の寅さんに自分をなぞらえる文が目に入りました。一瞬吐き気を覚えるほど違和感を覚えました。