9月27日Gordon Divinity School卒業50年記念集会へ備えてー留学中両親から受け取った手紙の再読 その2

9月27日Gordon Divinity School卒業50年記念集会へ備えてー留学中両親から受け取った手紙の再読 その2

☆9月27日を中心に、Gordon Divinity School卒業50年記念集会が、ニューイングランドの母校で開催されます。
 私は残念ながら参加を断念しました。その日に備える一つの方法として、留学中両親から受け取った手紙を再読。

☆1965年4月初め、母典子から
「四月七日、今日から三郎(末弟当時中学生、現在足立キリスト教会牧師)も学校です。
 今二通目の手紙を手にしました。其の後便りがなかったので、そっちに着いてから(4月12日の結婚式を目指し渡米した君代)体の具合でも悪かったのかとお父さんと心配して居りましたが、二日の日に着いたと云う手紙を見まして、元気な様子で安心しました。こちらも今年は四月と言うのに寒い日がつづいて居ます。桜も大分おくれると思います。

 早速ですが、荷物がまだとの事で驚いています。後の分は空港からの帰りに中央郵便局に寄りまして出しましたところ、別にうるさい事も言わず引き受けてくれました。中央郵便局は出す人も大勢ですし、反って安心の様なので(結婚式の)招待状も丸の内まで行って出しました。之は航空便で出しましたから、もう着いたと思います。只枚数が五〇枚では足りなかったのではないですか。こちらの分も二〇枚なので名簿通りでは少し不足なので、学校の先生の内、JCC内のものは二名づつ連名で出しました。親戚にも少しは出さないと思い印刷屋へ追加と思いましたが、判をくづしてしまった様なので、其のまま二〇枚だけ送りました。

 皆さん親切にしてくださる様子なので安心はして居りますが、何しても日も迫って居りますし、何彼と心配な事が多かろうと気をもんでゐます。武夫とも中々会えない様(君代は知人のお宅に滞在、私は神学生寮)では、心細いでせう。
 お父さん達も店の人が今大分やめてしまったので、忙しそうです。てる子さん(次弟義男妻)もそろそろ家にいた方がよい(出産のため)と思いますが、手がないので毎日通っています。でも大変元気です。

 今度中村(叔母家族)が東京へ引っ越してくると云ふので、先日三郎、恵美子を連れて茨城へ行って来ました。三晩泊まりましたが、毎日寒い風が吹いて何処へも出られずに帰って来ました。私も今の処元気です。では体に気をつけてください。
君代さま」