ペテロ・ネメシェギ先生の声と文章

ペテロ・ネメシェギ先生の声と文章

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 沖縄滞在25年の間に。自動車社会と言われる生活の中で、車を運転しながら、時に応じて2本のテープを繰り返し聞きました。
 確かに、部屋で聞く場合もあったのです。その際は、一人で聞いたのですが、車の場合は、君代と一緒に聞くt気が少なくなかったのです。そのため、話の内容は勿論、語り方、それも微妙な細部に至るまで、肉声を直接聞くかのような受け止め方、誇張して言えば3人で車に乗っているようなものでした。
ですから2013年10月25日(金)、東京・麹町の聖イグナチオ教会で開かれたペテロ・ネメシェギ神父来日記念講演会で、君代は初対面、私も1971年3月卒業以来の再会であったのに、ほんのしばらく離れていた後の再会のように私たち二人にとって、自然な面会でした。

 ネメシェギ先生のお話は、そのまま親しみやすい本となります。
また先生の本を読んでいるとお話や講義を聞いている、先生の声が聞こえるような思いに導かれます。話ことばと書き言葉の美しいハーモニーです。
 私の場合は、初めは埼玉の寄居から、最後の1年は東京西多摩の青梅から、二週間に一度、イエズス会の寮にある先生の部屋で、与えられた課題(先生の文章交読を含め)について考え、調べてきたことを申し上げる個人指導が中心で、それは、今思い出しても至福の経験でした。
 その他幾つかの授業や個人指導も他の教授方から受けましたが。