喜びと決意

喜びと決意

新しい年の歩みを進める中で、生涯の聖句の1つ・ヨハネ14:26「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます」を、この3年近くのクリスチャントゥデイでの経験を加味して思い巡らし、喜びに満たされています。

主イエスが約束なさった聖霊ご自身の導きと教授による新約聖書の形成と旧約聖書の受け入れ。ルターの実例に見る、教会の歴史を同じ聖霊ご自身の導きによる聖書解釈の歴史として受け取る認識(J.ペリカン、『ルターの聖書釈義』聖文舎、1974)。その歴史に支えられ、その上なんとその一部として加えられている、聖書をメガネに今ここで万物を見、解釈する、ささやかな営みの自覚。そうです、自らの限界と欠如を深く自覚しつつ、なお一方的な恵みへの応答としての、読みに読み、書きに書く日々をと決意せざるを得ないのです。