敬愛する新井明先生からのハガキ、感謝

敬愛する新井明先生からのハガキ、感謝

★1978年から1986年沖縄移住まで、日本女子大学英文科の講座『聖書』を、非常勤講師として担当。その際出会った新井明先生とは、それ以来、主にある文通を継続、時に応じて直接面談する機会を与えられてきました。
 私は、新井先生の文章を拝読するのが大好きです。私なりの戦いの中で、どれだけ励まされてきたか。感謝です。

「宮村武夫先生
  このところ寒くなりました。昨日は関東いちえんも雪でした。お元気のお様子でなによりです。「喜びカタツムリの便り」をはじめ、その他のリポートをお届けくださいまして、まことにありがとう存じます。
 今回は平良修牧師が第一面から現れまして、様々のことを思い出しました。宮村先生がわたしを、たしか佐敷というところへお連れ下さって、ご紹介くださいました。1966年の高等弁務官の就任式の祈りのなかで、この人が「最後の高等弁務官となり」と願ったとのことは、驚きでした。その後、平良先生のご本を何冊か拝読しました。
 桐生悠々なる御方のことは初めてでした。長岡といえば、あの小林虎三郎の「米百俵」を思い出します。

 新井は2014年の脳梗塞いらい、体調不具合です。方々の集まり、経堂聖書会へも定期的には出ていません。「カタツムリ」さまに倣わなくては。
 ご両所さま、どうかお健やかにて! 敬具
          2016.11.26
                新井明