順天堂大学医学部樋野教授の様々な報告

順天堂大学医学部樋野教授の様々な報告

「宮村先生

昨日は、OCCで、『がん哲学外来 牧師研修会』でした。
有意義な一時でした。
樋野興夫

第189回「がん哲学学校」
『涵養せられたる感情の喚起』〜 品格の試金石 〜

高松宮妃癌研究基金 第47回 国際シンポジウム『がん幹細胞研究の研究と展望』(パレスホテル東京に於いて)に出席する機会が与えられた。
『純度の高い』最新の研究の進捗状況を聴き、大変勉強になった。まさに、『涵養せられたる感情の喚起』であった。日進月歩の癌研究は『人間学の法則』の学びでもある。 

第62回日本病理学会秋期特別総会『病理学の新たな発展』(金沢市文化ホールに於いて)に参加した。
シンポジウム『希少がんの病理診断と診療体制』の「希少がんの対策」&「希少がんの診断・治療の問題点」&「希少がん病理診断の問題点」は、『環境発がん〜アスベスト中皮腫〜』&『遺伝性がん〜結節性硬化症&リンチ症候群〜』を研究している筆者にとっては、大変興味があった。

筆者が理事長を務める、日本結節性硬化症学会の第4回学術総会(大坂大学医学部銀杏会館に於いて)に、赴いた。
新幹線から眺める、雪で蔽われた富士山は、見事な風景であった。心が大いに癒された。
シンポジウム『結節性硬化症の診断・診療ガイドライン』の座長を務めた。それぞれの講演者には、「皮膚科学」、「発達医学科」、「呼吸器内科学」、「泌尿器科学」の立場から、最新の情報を発表して頂いた。
会場は、医療者、患者、家族の多数の聴講であった。『病気であっても、病人でない』&『遺伝病も、単なる個性である』社会構築は、人類の課題であり、進むべき方向であることを、『座長のまとめ』で、語った。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2016 新横浜」(日産フィールド小机に於いて)で、講演『あなたは そこにいるだけで 価値ある存在』の機会が与えられた。会場は満席であった。貴重な質問も多数あり、充実した一時であった。

主催する定例『読書会』に出席した。今回は、『武士道(新渡戸稲造 著、矢内原忠雄 訳):第16章』であった。多数の参加者と改めて、『過渡期の指導原理』&『新時代の形成力』を学んだ。思えば、『読書会』は2007年から、9年目で、毎月1回行っている。今回、3巡目である。最初から参加している仲間は、まさに「人生の友」とも思える。継続は人間としての『品格の試金石』ともなろう」。