順天堂大学医学部教授樋野興夫先生から、うれしい便り

順天堂大学医学部教授樋野興夫先生から、うれしい便り

「宮村先生
感謝申し上げます。

今朝、下記のメールが届きました。
驚きですね!
樋野

10月1日の「沖縄タイムス」に『あなたはそこにいるだけで価値ある存在』の書評が掲載されました。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/64609
樋野興夫

第183回「がん哲学学校」
『医療の開港』〜「がん哲学とがん教育」の歴史的役割〜

日本医学協会の第40回夏期健康指導研修会『がん教育をどう進めたらよいか』(東京)で、講演『がん哲学とがん教育』の機会が与えられた。
 豊島区教育委員会の主事からも『小・中学校でのがん教育の取り組みについて』発表された。

 日本記者クラブで、講演『がん哲学外来カフェ・市民学会の10年の軌跡』する機会が与えられた。
 高田和男氏・井田由美氏(日本テレビアナウンサー)の司会のもと、国会議員も含め、会場には多数の参加で、充実した一時であった。

 島根大学医学部学生の講義『病理総論』で帰郷した。
 授業中にも質問もあり、また、講義の感想のレポートを拝読しながら、医学生の日頃の思い・悩みを再認識した。
 授業後にも、学生が相談に来られた。
 その後、出雲市役所の市議会の議長・副議長に面会し、昼食を食べながら、「鵜鷺 メディカルヴィレッジ」構想について談話した。出雲大社の元町長の家に立ち寄り、夕方は、『浜山デイサービスセンター 野いちご』8周年記念講演会(出雲市大社町)で、講演『Medical Villageの幕開け〜病気で合っても病人ではない〜』する機会が与えられた。
 夜は実家(鵜峠)に帰り、93歳の母と夕食の時を持った。
 翌朝、縁側で、涙を流しながら見送る母を後に、タクシーで、「出雲縁結び空港」に向かった。

 岩手医科大学の『第66回病理診断学講座』で、講演『医療の隙間を埋める〜がん哲学と新渡戸稲造〜』をする機会が与えられた。
 新渡戸稲造の故郷での講演は、特別の思いがある。『新渡戸基金』の内川頴一郎理事長も娘様と聴講にされ大いに感激した。聴講の市民によって、早速、年末に『新渡戸稲造記念 がん哲学外来・カフェ 2周年記念』講演会(盛岡Svensonに於いて)が企画されることになり、筆者は、『21世紀の新渡戸稲造の相関図』で講演のようである。

 週末『横浜がん哲学外来8周年記念』市民公開シンポジウム『病気であっても病人でない』(横浜市開港記念会館に於いて)が開催され、筆者は、『総括』をする機会が与えられた。
 会場は、満員であった。まさに、『医療の開港』に相応しい格調高い・品性のある会場であった。来年は、開港150周年でもある。