似て非なる道を歩むのかなとの思いも

似て非なる道を歩むのかなとの思いも

30年前後、U先生とは通信のやり取りを続けています。時に応じて繰り返し、貴重な情報や考察が伝えられ、教えられてきました。そうした中で、U先生から送られてきた最新の通信の中に、以下の文がありました。
「神学校でむずかしい三位一体の教理を教えながら、現実の牧会では何も生かされないギャップを感じてきただけでなく、現実の自分の生活においても生かされないという事実にぶつかりました。神学としては理論的で純粋で間違いはないのですが、現実には家族を傷つけ、苦しめてしまうギャップを抱えていました。そのギャップを埋める働きを、引退してから始めてみたいと漠然と思っていました。それを今始めなさいと言われたのです。そうだと思いました。」と、30年前の神学通信を始められた経験を記されています。今後も、なおますます、情報や考察が伝えられるに違いありません。

 通信を始めるよりさらに10年以上前からのU先生の歩みを覚えながら、やはり、私たちは、似て非なる道を歩むのかなとの思いをも持ちました。

私の場合は、日本クリスチャンカレッジの4年生の時、渡辺公平先生に出会い、教えられ、後に上智大学神学部のペテロネ・メシェギ先生に出会い確認させられた、生ける三位一体なるお方に従い、万物を認識する道を、ひたすら歩み続けて来ました。
 今、その道をクリスチャントゥデイン現場で歩んでいます。
また、これまでの道を、有機神学としてまとめたいと願っています。

★上記の文のブログ、フェイスブックへの掲載許可を訪ねたところ、U
先生から、心のこもった返事を頂きました。
「ご丁寧にメールをいただき、ありがとうございます。
「ウイークリー瞑想」は公にしていますので、ご自由に使ってくださって、差し支えありません。
ある文章が先生のお働きにある面を前進させることになればうれしいことです。
有機神学の前進を祈ります。それぞれ視野と意見が異なりながら聖書を中心に展開して行くことが私たちの責任なのだと思います。
お働きと歩みに上に祝福をお祈りいたします。

感謝とともに。U 2016.9.3]