日本聖公会への敬意と親しみを伝えた文に対して応答

日本聖公会への敬意と親しみを伝えた文に対して応答

 先に、クリスチャントゥデイの記事へのコメントして、日本聖公会への敬意と親しみを伝えた文への応答として、北海道聖書学院で学ぶ
川粼 憲久 神学生から以下の連絡をいただき、感謝。

「昨年、伝道実習で音更町という北海道の十勝地方にある町へ行きました。その地域の歴史を調べると、十勝地方は屯田兵による開拓ではなく、晩成社という企業によるものでした。
 晩成社を起業した渡辺勝という人物はクリスチャンで、その妻とともに地域の教育にも大きく貢献しました。その信仰的背景にあったのが聖公会でした。現在の帯広聖公会は十勝地方でもっとも歴史ある教会で、古くから幼稚園によって多くの方々がキリスト教に触れ、この地域の方々のキリスト教に対する印象は決して悪くありません。
 むしろ、新興宗教などの訪問が活発になってくると、逆に教会に対して市民の方々から「しっかりしろ」と激励されるほどだと、現地の牧師からお聞きしました。
 今も、十勝地方は地域の諸教派の牧師たちが手を取り合って、地域の宣教に当たっておられます。これもまた、北海道の都市部には見られない、珍しい結束で、注目に値すると思います。現在の帯広聖公会の李司祭にも取材しましたが、福音信仰に立った素晴らしい方です」。